2006/7〜9

7/3 Mon

 気が付けば締切が光の速さで明日にダッシュしてきました。並行作業中につき、ここしばらくサイトに回せる余裕が無くなっています。趣味が仕事になっている弊害がこれで、一つの趣味(仕事)が加熱すると、他の趣味がおろそかになるわけですね(笑)。とりあえずは元気。さあ、今週が七月最初の山だ。

7/6 Thu
on the sky someplace
 準備期間から数えると二月近い激闘を経て、一仕事終了。やっぱり挿絵から装丁までがっつり本作りに関わると、一冊につきこの位の期間は費やしてしまいますね。これで夏コミの自分のスペースに、落描き本以外の冊子がもう一種類増えます。詳しくは月末あたりに……。
 これで眼前の締切は「NOT FOR PUSH」2巻と「七人の武器屋」4巻のふたつに絞られました。視界を遮るものは、なにもない。

 2005/11/20日記で触れたIndeTerminate PLUS ALPHA、永きにわたる沈黙を破り、ついにリリースが確認された模様です。近日アルファナッツサイトにて詳細が公開されるようなので、シリーズファンはお見逃しなく。自分も早くダイソーに走らねば……。

7/10 Mon
今回はこの二色
 同人誌に使うインクの色を決めるために、DICプロセスカラーガイドを購入しました。値は少しだけ張るけれど、数十年は使える代物。鬼のように色の選択肢が増えると二色刷りはなかなか決断に迷いますね。

 たまに「七人の武器屋」編集さんも書き込むFUJIMI NOVELSブログ、まめに読ませて頂いております。進行中の挿絵仕事に触れられると背筋が伸びる……今回は誤植の話題が秀逸でした。キャッチィにも程がある(笑)。

7/11 Tue
PhotoShopフィルタ・「カラーハーフトーン」の網点角度を全て同一にすると、画像を綺麗に網点変換できる、という技法を学ばなかったら、今頃途方に暮れていた。
 プロセスカラーガイドとくびっぴきで色を決めて、えいやあと落描き本表紙・口絵を入稿。あとは落描きを掻き集めて編集したりなんだりするだけ。それと同時に「七人の武器屋」挿絵を描くのはまた違う自分です。辺境紳士は、実は五人くらいの人格から成る作家集団を指す名称なのです(たまに嘘をつきたくなります)。

7/12 Wed
サプライズ¥100、ファンタージーパッケージ
 自分もようやく噂のファンタジーロープレを買ってきました。まるでそれがタイトルのように装ってはいますが、実のところ、このゲームの題名はIndeTerminate PLUS ALPHAです(注意)。自分が訪れたダイソーにはこれが20枚くらいずらずらと積まれていたのですが、さて……、売れてくれるかな。

 しかしやっぱり100円で買えるゲームの威力は凄い。レジに並んだとき、自分の右手には本当に無意識のうちにふしぎな森のポコラも握られていたのです。

7/14 Fri [Gallery]
実は今回、20%が苺ましまろ本です
 ポコラ激走中。落描き本の作業は減速中、のろのろと残りのコンテンツを揃え続けています。「七人の武器屋」挿絵も進行中。着彩道具が机上を占領しています。超固いペーストと化したアクリルガッシュチューブの中に水差しで水分を補給して8ビートで激しくシェイクすると途端に柔らかさを取り戻すことにようやく気付いたのは、固さをこらえつつ半分ばかりグレイッシュ・ブルー(ターナー)を消費した今になってのことでした。
 やわらかくなったのは良いけど、早く使い切らんと多分腐るな。まるで指先でつついてしまったかのようだ。そんなやわらか戦車は第六話公開中です、君は見たか。

 ここしばらくはポッドキャスト・「アキバ系!電脳空間カウボーイズ」が作業のお供になっています。第一回から聞いています。プログラマーならぬ自分には指一つ触れられそうにない専門用語テクニカルタームが滅茶苦茶多いトーク番組なんですが、会話の雰囲気を追っているだけでもなぜか妙に面白いのだよなあ。
 道に精通した達人同士のだべりというのは、畑を問わず大体こんな感じになるのか?

7/17 Mon

 毎度お馴染みでばーーさんがなにやら企んでいる模様。こういうものを見るとわくわくします。春から夏にかけてはあちこちで祭りの準備が行われていたのだなあ(しみじみ)。
 八月はいつのまにやら近い。

 企画と言えば、春先に放送された哲学さんのラジオエントランス2ndシーズンが近日オンエアされます。こちらもなにげに規模はでかい。詳細はうちの掲示板をご確認あれ。
7/18 Tue
姫屋とダンボー
 近所にあるいつもの本屋さんにARIA9巻を買いに行ったところ、なにやらいろいろNOT FOR SALEなグッズを頂いてしまいました。
 ARIA缶バッジよつばと!ボタンを押すと夏が聞こえるPOP苺ましまろ小冊子などなど……異様なまでに逸品揃いです。何故ここまでことごとく自分のツボが突かれてしまったのでしょうか。最近この店で購入した本の傾向や、サイトの日記が正確にチェックされていたとしか思えません(笑)。
 本当にどうもありがとうございます。おかげでこの夏は部屋の壁にでっかくダンボーを飾れます。

 つくづく「七人」POPを作って良かったなあ、と、今になって改めて思うのでした。いつかはボタンを押すとセミの声が聞こえるくらいイカしたPOPを作ってみたいものです。
7/23 Sun
*Under the Burger*
 準備中。しばらく後にもう一度更新します。
7/23 Sun
on the sky someplace 2
 そんなわけで、いろいろ伏線を張ったり張らなかったり、満を持しての宵明祭開催です。
 この企画について自分がいつからどう関わっていたかは、オフィシャルサイト「イベントまでの歴史」を見れば一目瞭然。というか、こんな以前から自分は関わっていたのか。そんな歴史の一時決算な感じにリリースされる今回の本、形や部数は違えど、個人的には「七人の武器屋」に並ぶ思い入れがあります。
 最善の形で配布できると良いですね。

 ちなみに「総費用46万円」には、きっちり挿絵報酬も含まれています。最終的に、一番楽しい思いをしたのは自分かもしれません(笑)。
7/24 Mon

 先日は宵明チャットで景気付け。「七人」作業を半日だけ中断。落描き本2巻入稿完了(頑張れば約60ページ冊子の編集を半日で終えられることを学習してしまった。毎回ギリギリになるわけだ)。真夏に向けた残る仕事は二件。まずは目の前から。

 coolとやっとメールがやり取りできた(自動返信メールが届かなかったのが難航の原因)。明日には年会費を入金予定。復帰はそこから一日以内かな。八月を迎えるころには、このサイトは管理者共々順当に息を吹き返すはず。
7/25 Tue notice.

 ようやくサイトコンテンツが復活です。どうも、お騒がせしました。
 cool上のデータが全削除されているんじゃないかとひやひやしましたが、実際はアクセスが封じられていただけで、中身は片付けられずになんとか無事に残っていたようです。二度とこんな大ポカはできないな。
7/26 Wed
カンパケの空の下で
 現在約三倍の抽選倍率を突破して(いろいろ嘘)、雲のない雨空の下で完成本が一足先に届きました。
 半分自分事ながら、滅茶苦茶良くできてるなあ(うっとり)。青も赤も綺麗に出て一安心。この質感は、そう、僕らの憧れ、手触りの良いMPP加工だ!

 御存知の通り、この冊子を最速・しかも確実に入手するには「宵明祭」の応募フォームに全てを託す以外にありません(ここだけの話、ごく僅かに夏コミ辺境紳士社交場サークルでも配布されます)。でも、先日の宵明チャットの盛況を目の当たりにすると、方々にリスキィな再版もひょっとしたら構想の上に浮上するんじゃないか……と、思ったり思わなかったり。夏が終わる頃にはどうなっているかな。
7/29 Sat

 「雲空」第一次当選発表(125名当確)がされたようです。心当たりのある方はメールボックスを慎重に確認してみましょう。
 公式サイトに正確な情報が載っていますが、差し当たっての配布希望登録〆切は来週・8/5(土)となります。さあ、今、まさに、突発的に気になりだした方は、おのおのの信念に従って情報を集め始めるっきゃない(←なかなか見られなくなった結び言葉)。

 「七人の武器屋」4巻の挿絵がオールクリア。スケジュール的にぎりぎりの仕事をしてしまいました。夏コミと同時並行で稼業に勤しむ作家さんがいかに離れ業をやってのけているのかを今更ながらに痛感しています。
 夏コミに向けて制作している冊子は残り一冊、かなりアクロバティックなスケジュールになっているものの、完成本の出来にはあんまり影響は出ません(いまのところ)。王女様ファンの皆様、情報公開のネタが揃うまで今しばらくお待ちあれ。この企画にケリが付けばサイト辺境紳士社交場の書き入れ時はおおむね解除されます。

7/30 Sun

 三時間睡眠稼働は非常手段。マリオカートにおけるキノコのような一瞬の加速。加速が慣性に取って代わったとき急激な減速が始まる。果てしない寂しさの尾が曳かれつつ明日に備えて今日は力尽きる。右手にある甲羅の色はきっと、永遠に緑だ……当たるのではなく当てに行け。明日にはもうジュゲムがラップ・スリィを告げる。

 そんなこんなでここ数日、同人活動外の各方面への諸々の対応が遅れがちになっていました。すいません、明日にはリプライやリアクションを起こします。

8/2 Wed
タチコマ再び生産ラインへ
 八月刊行予定の本という本にまつわる全ての作業を終わらせました。一ヶ月強続いていたサイト書き入れ時もこれで一段落です。
 さすがに、ほぼ同時にリリースされる(「雲のない雨空の下で」のみ七月刊行)計6冊の制作に関わるというのは荒行もいいところでしたね(笑)。このへんで自分という人間の限界を見られたので、次のコミケシーズンにはもうちょいゆったりとペースを確保することになりそうです。
 期間中、各方面の皆様にはいろいろ乱雑な対応をしてしまったかもしれません。お詫びと共に、感謝してます。自分が密度の高い初夏を過ごせたのは、ひとえに皆さんのおかげでした。

 さあ……、今週くらいは、だらだらと暮らそうかな。
 夏コミと今月下旬の刊行物情報については、また後程(近頃このパターンが増えてきたな)。

「雲空」一次配布125冊が徐々に日本全国のポストに投げ込まれ始めたようです。宵明祭の本番はここからだ。吉村麻之さんと一緒に自分も一喜一憂することになるでしょう。でもまあ、世の中、一憂百喜くらいのペースがちょうど良い。

8/3 Thu
自由帳新調によせて
 予告通りだらだらと一日を過ごしました。これで涼しかったら文句は無いけれど(だらだら)。

8/5 Sat

 先日はお絵描きチャットでした。
 ちなみにBackSpaceキーがブラウザ「戻る」のショートカットキーだと覚えておくと、こういう時はなにかと役に立ちますよ。

[その0] [その1] [その2] [その3]
[その4] [その5] [その6] [その7]
[その8] [その9] [その10] [おまけ]

 本日23時より、哲学さんのラジオエントランスセカンドシーズンが(生)放送されます。放送の約30分前には社交場BBSにて視聴アドレスなどが公開されるので、リスナーはまずそこに行ってみましょう。番組プログラムの長さは不定ですが、一時間を超えることは無さそうです。タイミングが合った方はご傾聴あれ。
 辺境紳士はゲストではありませんが、出演してます。

「NOT FOR PUSH2」通販分の完成本が自宅に配送されてきました。コミケ会場に行くまで完成本と対面できないというのも非常にタノシイものですが、いかんせん寿命が縮みます。今回は一足先に上出来を確認できて無難に安心しました。

8/6 Sun

 哲学さんのラジオエントランスアーカイブス(再放送)更新開始しました。
 自分が何をやっているかというと、今回は役者です。テムズ謎の男にもご注目下さい。ラジオドラマへの感想もあったら、ふつおたで送ってくれると嬉しいやら恥ずかしいやら。ああ、「ちゃぽーん」と「みゃーみゃー」はスルーしてくださいね。

8/7 Mon
RESET THE WORLD!!
 タチコマ製造中。プラモの箱を開けてから二ヶ月くらい経ちましたが、まだ脚を組み立てるのにまごまごしています。まごまごしていたおかげで、以前買うだけ買っていたエポキシパテとサーフェイサが手に馴染み始めてきました。確かにサフを吹くと凸凹がめちゃ鮮明に見える。
 そうして浮き上がった凸凹をがしがしカッターで削って600番で慣らして1500番で磨いて接合跡の見えない美しい表面処理に陶酔したら、いよいよ青く塗ります。あ、その前にもう一回サフを吹かないといけないのか……(To be continued)。

8/8 Tue Plus LOVE

 先日は突貫でFLASHを作っていました。練習の外で作った初作品。初作品があんな感じで良いのか、と思ったものの、世の初作品なんてみんなあんなものですよね(色々と失礼)。制作前にイメージしていた完成図に近づけるためにもたもたしていましたが、もたもたしていたおかげで、及第点。FLASH作業の精度と効率をこれからじわじわと上げられると良いな、と思ったものの、さて、これから何を作ったものかな。

 そろそろ盆ですね。明日から半月ほど、辺境紳士社交場チャット「円卓」を解放します。

8/9 Wed [Chat -Round of FRONTIERPUB]

 夏コミインフォメーションを掲載しました。ちょっと本が多くて、情報の書き損じが混じっているかも知れません。委託冊子については、それぞれのサークルさんのサイトも確認してもらえるとありがたいです。

 自分は金曜日には東京行きの新幹線に飛び乗るため、ぼちぼちと慌ただしくなってきました。タチコマは外装を綺麗に青くした所で中断せざるをえません。

8/11-15 Call of MidSummer

 週末週明けと、しばらく外出。向こうで会う機会のある方々、よろしくお願いします。

8/15 Tue the end of Summer that never ends
収穫物
 五日間ほど東京に滞在。綺麗なもの、暑いもの、美味いもの、可愛いもの、疲れたもの、好きなもの、意外なもの、熱いもの、強いもの、楽しかったもの、楽しみなもの、あれやこれや見てきました。
 向こうで自分が提供できたものに比べると、あまりにも多かった。

 大楽さん、編集Tさん、九段で会ったもう二人の皆さん、ありがとうございました。おかげで、楽しい仕事はまだ続きそうです。
 御嶋さん、オルダさん、大嶋さん、ありがとうございました。この日は花火が中止になって良かったのかも。肉が美味しいにも程がありました。キムチが辛いにも程がありました。次回は「ソフトドリンク類」をオーダしたいと思います。猫がふかふかでした。
 開始直後の大攻勢が終わった頃には二時間が経過していて、この間に彼のヘルプがなかったら自分は力尽きていたでしょう。吉村さん、ありがとうございました。ポーションのおすそ分けですら美味かった、と言えば、当日の苛酷さを思い出すことはできるでしょうか(笑)。
 その他スペースに遊びに来て下さった方々、暑っつい中ありがとうございました。スケブを次々と断ってしまい申し訳ない。常連さんに自分は雑な接客をしてなかったか、と今になって心配になりますが(辺境紳士は人の顔と名前をなかなか覚えられない人です)……せめて本と一緒に、なにか小さな思い出なんかを持ち帰って頂けたら、幸い。秘密のオーディオCDやマックスコーヒーや新刊の差し入れなどなど、しっかり燃料にさせていただいております。
 ぼんやりと照らされた硝煙の中、不意に孤独な速い軌跡と螺旋の光跡を振りまきつつ、炸裂の予感が張りつめる。「来るぞ」今までの人生で一番でかい花火を観てきました。
 三瞬遅れて爆音。東館よりも広大な会場は巨大な塔が囲む。遠雷が聞こえたと錯覚する間もなく、次の予感が孤独な軌跡を撃ち出す。
 柳猫さん、ノアさん、ありがとうございました。傍目でほんわかしていました。良いカレーでしたか?
 花鳥さん、そして神無さん、ありがとうございました。自分が最後に別れるメンバーがこの兄妹になる確率がわりと多い。この二人に付いて歩くということが自分にとってはすでに一種のアトラクションです。次は昼間にも歩きましょう。
 寝床を提供してくれた川崎の二人にも感謝。浴衣は洗って返します。

 自分にとっても、夏はこの辺で終わります。何一つ思い残しはない(書き残しは多数)。まっさらな秋に何を期待しようかな。

8/17 Thu

 むきりょくかん。8/13日記に詳しいですが、こちらでもちょっとだけコミケ当日の話。
サークル俯瞰
 机の広さはだいたい頭に叩き込んでいたつもりだったんですが、それでも六冊並べるには意外に狭かったです(笑)。かつてない品数の多さに、前日仕入れてきたランチョンマットが見えなくなっている。全くの一見さんがこのスペースを見て、最初に手に取る本はなんだったろうか……。
 この均衡は30分しか持ちませんでした。真っ先に「雲のない雨空の下で」完売。この様子だと待ち構えていた人がいたらしい。瞬殺でございました。
このアルミトレイも長い付き合い。受け取ったコインをここに放り込むのが楽しいのです 借りてきた猫
 当スペースの守り神二柱(陶器の緑猫が新参)。今回は比較的ディスプレイに時間を割くことが出来ました。年々ファンシィな方向へ傾きつつあります。

 今回気付いたんですが、この手のイベントでは「新刊下さい」と注文するお客さんが多いのですね。再版本もある意味刷り立てほやほやなので、こちらとしてはわりと戸惑いました(笑)。一見さんには新刊よりもまず旧刊を手にとって貰いたいと思うのは、描き手の心理かな。
 そんな新刊NOT FOR PUSH2はわりと早いタイミングで完売してしまったように思います。200では持たなくなってきたか……持たす必要は無いとは言え、完売を表示した後に「ああ、今2巻があったらこの人は確実に買ってくれるだろうな」というお客さんを迎えるのは僅かに心苦しい。次からは心持ち搬入数に余裕を持たそう。

 そう、次を考えないといけません。年末の冬コミに申し込みしてきました。今回からオンライン申し込みの決済手段にぼくらのWebMoneyが追加されたとなれば、試してみないわけにはいかない。1500円ほど上乗せされるけど、申込書に神経をすり減らしながらペンを走らせる労力を考えれば、この額は妥当ですね(毎回こいつに1時間くらい掛かっていた)。
 ビックサイトへのアクセスにSuicaが使えるようになって久しいし、コミケももっと電子化が進むと良いな、と思っております。

『雲のない雨空の下で』再版予約、受付が終了しました。特に学生さんにとって1500円は決して安い額ではありません。そんな中注文して下さった方々、ありがとうございます。

 ラジオエントランス、第二回放送を収録しました。音声状態にやや難あり、聞き取りづらい部分はご容赦下さい。第三回放送にはあんな人やこんな人が遊びに来るので、BBSをチェックしてからお便りを書くというのも良い楽しみ方です。
8/18 Fri
向こうで異様に美味しいブルーハワイを一杯食べてきました
 長い休みにボケ気味だった頭も徐々に平常モードへ。暑さにうだりながら目を覚まし、ミスドのお代わり自由カフェオレに喉を潤しつつ秋以降に向けたネタ出しの日々です。「あっついなぁー! もう!!」とか叫んでいると周りはもう暗い。一日の終わりだ。あれ、今日は働いた気がしないな、と呟いた右手にはタチコマの金属部分。ああ……そういえば……今日はけっこう念入りにクロームシルバーで塗装していたっけなあ……(←働いていない)。

 超分厚い札束を銀行で換金したり、同人誌委託の手続きを取ったりすれば、夏コミももう過去の出来事になるでしょうか。でも、あそこで買い込んだり頂いたりした同人誌の束は半分ほどが未読。塗装面にトップコート(半透明)を吹きつつ、ゆっくり読んでいきます。

8/20 Sun

 哲学さんのラジオエントランス第三回をアップしました。1時間40分のロングプログラムですが、珍しいゲストにフレッシュなゲストも加えてトークはバリエーション多彩。結構投稿ハガキも増えてきたもようです(辺境紳士なる人物がふつおた投稿していますが、一体誰でしょうねまったく)。
 しかしなにより、今回のラジオドラマ「テリーの冒険」は最強に面白いです。俺達はこんなイカしたものが作れるんだぜ、と世界に向けて発信したい気分ですが、実のところ今回自分はドラマに出演していません(良かった)。熱い仕事でした。エントラを知る人も知らない人も、聴くべし。

「七人の武器屋4」なんともう書店に並んでいるところを確認してしまいました。しまった、POPを作らねば!

8/21 Mon
バイナウ二巻
 花鳥風月の館にて、『王女様とこりない復讐者 〜ソード・ワールドRPGリプレイ集2〜の通販が始まりました。前巻に引き続き読みやすい一冊、よかったらお試しあれ。じわじわと面白いですよ。
 前巻『王女様とゆかいな下僕達』は完売していますが、こちらは秋頃に再版される模様です。まさか同人誌が第三刷に届くとは。

 こちらはこちらで、大急ぎで『七人の武器屋』四巻のPOPも作っておきました。引き続き、使って頂けると嬉しい限りです。ホームラン予告の隣に並べてあげてください。

 暑さは相変わらずですが、仕事も捗っていない気がするけれど、なんだか滑らかに気分の良い今日この頃。タチコマ生産ラインも佳境(←仕事にとっての支障か)。しばらくはこのコンディションが持続しそうです。
8/22 Tue
CM71予告
 サークルカットをがしがし作画。オンラインだと申し込みに関する諸々の緊張感が希釈されるけど、まあ、今から緊張してもしかたがない。最後にサークルカット画像をアップして、まったりと冬コミの申し込みを完了させました。
 さて、次の本はどんな話にするか……。
8/24 Thu
シャッタードスカイ
 嵐の前、涼しい一日。夏コミからしばらくまったりとした毎日が続きましたが、仕事面では明日から本格的に火が入りそうです。いつもの挿絵とは45度ほど違う局面、果たしてどうなることやら……。

 とある筋から勧められ少しだけ読んでいた「鼻兎」、長いことなんとなく捜していた単行本をようやく地元の書店で発見。(なんとなく、というテンションが重要で、この気分の時にはAmazonを頼らずに足で本を探すのである)ちょい高いけど、お金ならいくらでも持ってる鼻兎なら二冊くらい即座に買えるのさ。
 ――いいねえ。

 乾電池駆動のCanon PowerShotA40を長いこと愛用してきましたが、そろそろ、ちっちゃいカメラが欲しくなってきました。シザーバッグに財布と一緒に放り込めるくらいの奴。そんな評価基準でデジカメ売り場を覗いてみると、メッキパーツがほとんど使われていない良さげなマシンが一台あったけれど……ここはSonyに宗旨替えするべきなのか。
 携帯電話のカメラでもわりかしなんとかなるものですが(下のコミケ写真は愛機FOMA-N901が激写してます)、起動時間の遅さはやはり致命的。シャッター音を轟かせてもいい場面は限られてくるしね。でも現在は、辛うじて、「撮影」と自己暗示できるくらいスタイリッシュに携帯電話を構えられるようにはなりました(笑)。
8/26 Sat

 かなり静かに潜伏して進めている作業が一件。こちらの情報はまたいずれ。マイペースに描いてます。
8/27 Sun
エントララジオ反省会をふまえる

8/28 Mon * Priest Blaster!! *

 およそ十年振りに海水浴に行ってきました。スイカを割ったり水上でキャッチボールやらなにやらしてきました。小雨の降る中で。なけなしの若さを見せつけてやるんだ、とは、海水浴からスイカ割りまでを零秒で企画した友人(25歳帰省中)のコメント。アクティブな友達が居ると人生の幅が広がります。自分は波打ち際で腕を埋めて流されない遊びをしてきたので、あと五年は海水を浴びなくても良いです。

 右腕がまだ痺れている……(←刺された)。

8/30 Wed
CS2試乗中
 PhotoShopという超メジャーな画像加工ソフトがあります。

 数え切れないほど昔から自分はPhotoShop5.0LE(機能を切り詰めて安価にした、今日のElementsシリーズの前身)を愛用してきたんですが、さすがに仕事でCGをいじるようになると、機能不足に涙する場面に多く遭遇するようになってきました。さすがにそんな調子ではいかん、俺達はいつまでも無力じゃない、無印版を買わねば買わねばと呟き続けて約三年の時が流れる。だってLE、滅茶苦茶使いやすいし……。
 そんなわけで、重い腰をよっこらしょと上げて、まずはPhotoShopCS2の体験版をadobeサイトから背負って帰ってきた自分です。おお、サイケデリックな目のアイコンが爽やかなピーコックブルーの羽アイコンに塗り替えられた!(←驚き所)
 むやみやたらにイラストをCMYK変換したりアルファチャンネル透過PNG画像を作ったり文字を打っては打ち直したりサイズを変えたりフォントを替えたりと、しばらく地味ィィィに遊んでいました。これさえできれば、後はいいや。
 心配していたよりはずっとまともに使えそう。これはついにいよいよ買うべきだね。

 次は過去数年ちっとも使いこなせた経験のない、IllustratorCS2体験版を背負ってこないと……。
8/31 Thu
雲のない都ちゃん
 宵明祭、終了。
 八月をこのイベントと一緒に締めくくることができて良かった。
 皆様、お疲れさまでした。
 またいずれこの空の下で会いましょう。
9/1 Fri

 期間限定営業チャット「辺境の円卓」、本日閉店。店長テムズもお疲れさまでした。次は年の瀬に会いましょう。

9/2 Sat

 NOT FOR PUSH 2巻、とらのあなで通販開始! 詳しくはリンク先「ネット通販について」でご確認あれ。
 あちらの同人コーナーは構造上、全年齢対象の作品と18禁作品が混在して表示されています。ついでに何か他の同人誌も買おうと思っている方は、お気を付けて。全年齢作品での自分のおすすめは 「kipple05」と「ねこねこまんがまつり」と「ひぐらしのなく頃に(出題編)かな……とらのあなアフィリエイトがあればいいのに(笑)。
 なんにしても、基本的に送料が400〜600円掛かる通販。効率的に使うことをおすすめします。

 今日はのび太の恐竜2006を鑑賞。ボロ泣きです。原作は熟知していて、しっかり予想は付いていたんだけど、やっぱり最後にのび太が…………、なあ…………。
 幸か不幸かこれまでドラえもんの大長編シリーズを映画で観ていなかった自分ですが、マンガを映像化するというのはこういう事ではないかと思うのです。画を見た瞬間にもう判りますが、全編通して優しく解釈をされていました。タケコプター、良いね。
9/4 Mon
よつばとタチコマ
 一昨日開始したNFP通販ですが、1巻・2巻とも完売を確認しました。……発送作業をしていないせいか、いつも以上に実感が薄いけれど、今回は今まで以上に早い。買っていただいた皆様、どうもありがとうございます。
 ……買い逃した人はいるのだろうか? 今回は「雲空」に倣って、再版(NFP1は再々版)を検討しています。まずは一ヶ月ほど、様子見しておいてください。

 五月末から作っていたタチコマプラモ、ついに完成。ぐりぐり動かせます。いろいろ曲面処理やらサフ拭きやらを強いてきたこのモデルのせいで、ちょっとだけ自分の模型野郎スキルが向上したのを感じました(錯覚)。ミニクーパ、タチコマと来て、次は何を組むかな……。
9/7 Thu
Chill
 睡眠時間が知らず知らず長くなってきたな、と思ったら、近頃めちゃくちゃ涼しい。もはや夏ではありません。そんな心地良い季節、惰眠をむさぼりたいという人間としての根元欲求を紛らわすかのように、部屋をとっ片付けつつ本や雑誌をいろいろ処分しました。……本棚がちっともすっきりせんな、と思ったのですが、床やら机やら周囲のあらゆる平面に積み上がっていた紙束はきれいに姿を消していたわけですね。フフフ……次元の境目を越えて広がる無限の収納スペース、それが今ここに。さあ、これから年末に掛けて、また部屋の平面部分に本を並べるぞ。

 自分が同人誌の背表紙に必ずタイトルを入れる(文字を入れられるようにわざわざ本を厚くする)のは、後々自分で本棚に整理しやすくするためなのです。

9/10 Sun

「ピンボケでよく見えませんよ」と掲示板で言われたのでどんどん撮りましょう、タチコマ。こういうものに限ってはほいほいと期待に応えます(笑)。

 今日のタチコマはまだCanon PowerShotで撮っていますが、その一方でカメラamazon購入。新しい機種も割と安値だったこともあるし、何よりここは本を一緒に買うことができるのがありがたい(←ズボラ)。何年越しになるかな。いよいよメインマシンが交代することになりそうです。

 ネーム作業中。机にかじりついている時間に比例して紙が埋まっていきます。迷う時間はちょっと前に終わった。

 NFP再版アンケート、結構な量の回答を頂いています(お辞儀)。今頃になって「買うか買わないかわからない」の選択肢を付けるべきだった、と反省しましたが、それでもおおむね十分な数と回答内容。後七日、じっくり耳を傾けます。

 アルファナッツサイトの一番前に、「女神の涙TRUE」オープニングムービーを再現したFLASHが載っています。これはゲームの体験版で観られるムービーですが、ダウンロードがちょっと手間だったという方もいたはず。未見で時間のある方に、おすすめします。
 改めて観直すと、よくやったわ、一年前の自分(多分二度はできない)。大嶋啓之さんの楽曲がなければここまで張り切れなかったはず。

9/12 Tue
CS2 running
 フォトショCS2でお絵描き。LEとは描き味ががらりと変わったものの、このブラシツールだけでいろいろ楽しく描けます。……でも、ここまでやるんなら、素直にPainterを使った方が楽だよな(笑)。
 ただ、技法は常に道具の後に立ち上がってくるもので、この描き味を覚えていくと後々全く違うノリの絵が描けるようになるかもしれません。後何枚か描いてみるか。

 Cyber-shot T10到着。色はホワイトです。早速わんことかわんことかわんこを激写していましたが、そう言えばメモリスティックをカードリーダーに挿すアタッチメントを買ってないや。こっちの方は誰にも見せない練習をしばし重ねます。

 amazonでカメラを購入した以上、ついでに書籍を何冊か買い物かごに放り込んでしまうのはもはや必定です。模型関係の頼もしい本と、フィギュア関係の怪しげな本が増えました。どこへ行くのか。

9/13 Wed
秋の到来
 Servant Like a Smash二話(NFP2収録)で6Pくらいしか登場しなかった新キャラも、二年近くネタを温存していた登場人物だったりします。キャラクターが設定段階を抜け出して実際に絵になると言うのは、実はとても希少なことかもしれませんね。

 その一方で、わずか三日で考えたキャラクターが原稿用紙上でがつんがつん前面に出てくるという場合もあって……そういう場合、ペンを走らせつつキャラを掴んでいくしかありません。終わる頃にはどう化けていることやら。
 年末に向けて、じわりとマンガを描き始めました。

9/14 Thu

 ギャバンポテトチップ辛いなあ……(蒸着!)。

9/16 Sat
血袴鬼譚
 TRPG仲間のTAKEさん(「シメ屋さん」と言えば見当が付く人がいるでしょうか)に付き合って、Windows時代劇血袴鬼譚 第一幕 散桜献花の挿絵を担当することになりました。この稼業もわりと長いですが、自分がビジュアルノベル作品に絵を描くのは初めて。和装も描き慣れていなかったせいか、面白い仕事になったと思います(考証については最初からあきらめた)。おかげで透過PNG画像にも慣れたしね。

 若干血の気の多い作品なので、その手の描写が苦手な方はお気を付けて。でも、この作品は時代劇としてとても真っ直ぐにできています。

 NFP再版アンケート、日曜夜に締め切ります。予約注文のたぐいではないので、お気軽に。自由記入欄はけっこうお気軽な要望で賑わっています(笑)。
9/17 Sun
しろいけもの 1(0)
 ようやくサイバーショットに搭載されているメモリースティックプロデュオがPCに認識された。さあ、これから始まるめくるめく愛犬写真ワールド(この辺で終わりにしておこう)。

 ロンドも夏毛が抜けて随分すっきりしたと思いきや、あっという間に寒くなってきました。冬に備えなければいけません。君も大変だね。
9/19 Tue

 普通に落描きを掲載するよりわんこ写真を載せた方が、各方面より大きな反応を頂けることに気が付きました(笑)。

 珍しくスクリーントーンを買い込みました。未だに適正なメーカーと線数と濃度が判っていません。圧倒的に使い込みが足りないツールなのだなあ。
 そして、ふと気が付いてみるとパイロット証券用インクが底を尽きかけている。こんな時に限って地元の文具屋からは在庫が無くなっているし(ここ数年自分が買い占めているため)……注文するよりも、もはや東京にインクを買いに行った方が手っ取り早いか。
 週末に短く行楽の計画を立てています。
9/21 Thu

 SyberShot練習中。起動時間の速さにどうにかこちらの手と頭が追いついてきた感じです。(ただ、手を早くしすぎてカメラを一回落っことした。ボディに味が出てきました)

 今週末は家を空けます。時かけ鑑賞と鎌倉行楽を予定。どんな局面でも遊んでいる暇を見つけることこそが人間としての叡智だと自分は思うのです(信用を落とさない範囲で)。
 あ、でも、向こうで証券用インクも買ってこないといけないのだよなあ。やっぱりちょっとだけ仕事してきます(笑)。金曜〜日曜昼までの間、もろもろの連絡は携帯までお願いします。
9/25 Mon  What waits for you?

 休暇を満喫してきました(そんなわけで、ろくに電話で対応出来なかった各方面の皆様、すみません)。そのうちの目的の一つが時をかける少女の鑑賞だったりします(行ってきたのは渋谷のここ)。

 この物語の主人公ヒロインを嫌う人はいないんじゃないかな。この子バカです。「だーっはっはっは!」とか「うええーん!」とか言ってくれます。それがもう、絵だけで判る。素敵なバカです。
 おもしろかった(ふう……と溜息)。
「映画館で観ろ!」の声を多く評判として聞いてきました。自分が叫ぶとしたら「寒くなる前に観ろ!」かな。
 秋田でもこれを上映してくれる所があれば気楽に見に行けたんですが……まあ、遠出して映画を観に行くというのも決して悪くない。そう言えば「雲のむこう、約束の場所で」のときも渋谷に足を運んでたな。

 雲、と言えば、鑑賞中これは「雲のない雨空の下で」の映像なんじゃないか、と何度か思ったのはここだけの話です。
9/26 Tue  Leap somemind sometime

 時かけのナイスガイ二人。良い連中です。他の登場人物だと、個人的には真琴の妹が手を(以下ネタバレ)ですね。
 そうそう……この間調べたところでは、川崎エリアにも上映館があったはずですよ。衝動的にも行ける近場です。うらやましいぜ!

 調子に乗ると後々ろくな事がない、というのが自分の経験則ですが、足元の落とし穴を警戒しすぎると一生喜べなくなりかねません。喜ぶために生きるわけでもないけれど、たまにはしゃいでみたりしなければちょいと辛いね。ふと目を逸らした隙を突くように良いことが瞬いたなら、先のことを考えずに、さあ両手を上げろ。ばんざーい!

 こちらはマンガのプレ下描きが佳境。そろそろ、渋谷で買い込んだ証券用インクの蓋が開き始める頃です。
9/27 Wed  

 鎌倉駅前にて。今もきっと無数にあります。一匹100円。買っておけば良かったな。
9/29 Fri  

 とうとう買ってしまいました、CreativeSuite2(Win/Std)。お馴染みPhotoshopと不慣れなIllustrator、あとはまったく経験がないInDesignなど、あれこれひっくるめられたパッケージです。こっちは一匹100円ではとても済みません。元が取れるかどうかは自分の使いこなし次第。