2010/7〜9

7/4 Sun

逃亡中・スタート地点/捕縛者集合ポイントを臨む
 先日はY.E.T.5th鬼ごっこに参加してました。鬼には一度もならず、街中で追跡者に怯えつつ三時間以上逃げ回るというこっぴどい一日となりました(結局三度は捕まったしね)。こっぴどくて、そしてとても楽しかった一日。関係者の皆様、ほんとにどうも、ありがとうございました。
約六十人
 打ち上げがものすごい人数で、もうこれは、会社のパーティーですね(笑)。全員と話すわけにも行かなかったけど、賑やかで色々楽しかったし美味かったし、足が棒のようでもう動きません。二万歩くらいスキップすれば、誰しもそうなります。
日本っぽい味付けでこれはこれでナイスインドカレー
 カレー様じゃー!!
参加賞袋
 実は一回行ったことのある駅前なんだけど、その時はほとんど周りを見ておりませんでした。この日は新横浜をいやってほど良く知った一日でしたね。もう、完全に土地勘付いてます。……フィールド内範囲で。いつかまた、のんびりと歩くために足を運ぼう。

 そんなわけで、この日の模様は秋冬にでもラジオ仕立てにして振り返るとしましょう。

 サイト看板更新。5月から続いた連作看板も今回で完了なのです。

7/13 Tue

二巻自画像
 ちょっと尋常じゃないくらいサイトの更新がおろそかになってます。毎日毎日なにかを描いてるのだけど、目の前からToDoがなかなか減らない……という七月っぽい多忙さを噛みしめながら毎日生きてます。おかしいなぁ、この多忙さに備えて、夏コミ欠場をずっと前から決めてたんだけど……。
 今月はこんなままでちょっと、息つく暇がありません。思い切って息止めたまま25m先の対岸まで潜水していこうと思います。次回更新はまた水面に出た頃にでも。

 そうそう、ついこないだ、八月頭に刊行される「みずはらさん」二巻の単行本作業が完了しました。そんなわけで、この本は絶対に出ます(お楽しみに)! 読み応えは前巻比だいたい二割増、温泉成分も増量したとか、しないとか……。

7/17 Sat

 今野隼史と言えば「七人の武器屋」書店用POPを頼まれてもいないのに8枚作った頃のことを思い出す人もいるのではないでしょうか。
 そんなわけで、お知らせ!

みずはらさん2巻POPキャッチコピー大募集
 みずはらさん2巻公式POPのキャッチコピー、一般公募してます!
〆切:7/21(水)

 8/7に発売される水原薫さん監修で自分が描いてるマンガ単行本「声優劇場 パプリオーン! みずはらさん(2)」の書店店頭用POP、そのキャッチコピーを勝手知ったる心強い皆様から募ってしまおうという他力感謝なイベントなのです。
 詳しいところはJIVEブログの方に書かれているので、そちらでご確認あれ。
 自分の地元書店「ミライア本荘店」さんの今野隼史ブースがサンプル写真として掲載されていて、個人的にはとても照れます(笑)。いやしかし、いつもありがとうございます。この写真は凄いぞ。

 リンク先にあるように、二つの個人賞の片方には「今野隼史賞」という名前を付けさせていただきました。いろんなアプローチがあると思います。けれんみたっぷりだったり洒脱だったり実直だったり、素敵な本に付いている素敵な帯に書かれたワンフレーズというものに自分はとても目がありません(本が素敵かどうかはまるっきり自己責任だけど……)。
 これが一番好きだな、というものを自分は一つだけ選びたいと考えてます。

 夏休み前の景気づけに、いっちょ挑んでみるというのも夏っぽい勢いで良いかも! 多分良いかも!
(連載追っかけていないという単行本派のあなたでも、もちろん大丈夫)
 気が向きましたら、どうかよろしくです。
 一等賞の方にはお礼に色紙、描かせていただきます。


7/18 Sun

 夜中に缶コーヒーを買いにぶらっと外に出る。空に明るい半月。昼間は姿を消してる猫たちが路地のそこら中に寝転がってアスファルトのぬるさを堪能している。昨日まで連日鳴り響いていた祭り囃子は聞こえなくなった。間もなく夏休みが始まる。

 ここ数年で会得したものは「開き直り」だったけど、度を過ぎると毒になるということを忘れていた。これはほんとにいかん。その前覚えたものは「謙虚さ」で、いま、ふたたびそのサイクルに自身を引っ張り戻して来なきゃ、駄目な気がする。その頃自分の絵はなにかと「細かい!」と言われていたはずなのだ。よりよい場所に行くには何を目印に歩いていけばいいのか。

7/22 Thu

 いろいろな用事があったのでちょっとだけ地元に戻っています。こっちはこっちで暑いけど、やはり湿度が関東と比べると一回り低い。炎天下でも風はまだ涼しいのです。八月はもうちょいきつくなったはずだけど……。

 夏コミよりリリースされる二つのCDについて、左側に情報を載せました。どちらも自分が絵を描いています。

 大嶋啓之さんは10年前にも自分は授業中MIDIファイルを落としてこっそり聴き込んでいたという、昔からとても大好きな音楽家さんです。NATの時にも「まさか自分が関われるとは」と感慨にふけっていたものでしたが、今回は本当にイラストレーターへの依頼として声を掛けて頂けました。これこそ本当の感慨で、誇りに思えることです。絵を描いてて良かったって思える時は、ちょっと年月はかかるけど、必ず節々にある。

 秋田からは明日戻ります。みずはらさんPOPへたくさんのキャッチコピーが集まった、と、編集Kさんから連絡がありました。おお。どうもありがとうございます!

7/24 Sat

ロンド
 地元から帰ってきました。関東暑すぎ!
通学路
 たまに帰ると所々は相変わらずだったり、一度も立ち寄ったことのない店が潰れていたり、意外なところにローソンができていたり。
川沿い
 橋が無くなっていたり新しい橋が造られていたり。また違う季節にぶらっと帰ってみよう。

8/1 Sun


 ついに八月!
 夏コミを断念した理由となる大きなイベントが眼前まで迫りました。ごくごく狭い範囲の方々に水面下で私信を打っておりますが、こちらでも改めて、一言だけ。
 どうかよろしくおねがいします。
 さあどうなる。でももうおたおたすまい。というかまだ準備がいくつか残ってる。近頃あっつくてかなわんけど、乗り切るぞー。

 8/7発売の「みずはらさん」2巻、販促にまつわる諸々の準備をしています。
 そして今回も水原薫さんとの合同サイン会を催して頂けることになりました。日時は8/21(土)、場所は池袋アニメイト、参加条件などなどくわしくはこちらで。整理券の配布状況がこちらでは掴めていないこともあり、うちのサイトでこの告知をした時点ですでに配布は終了している可能性もあります(宣伝が遅れてしまいました、すいません!)。時おりしも夏休み。池袋サンシャインシティ方面へお立ち寄りの際、思い出したようにぷらっと寄ってみていただけたら嬉しいです。

 他にもいくつか、ささやかながら、2巻店舗購入特典イラストペーパーを描かせていただいております。けっこういろんな範囲で見ることができるかもですよ。詳しい店舗情報はまたのちほど……。

[予告]
 今回の単行本に関わってるかもしれない短編マンガ『スオミさんと田舎町』、本サイト上にて8/10頃公開いたします。

8/8 Sun


 今日はずいぶんシンプルなご報告になるんですが、
 ええと、そうだなー、こういうとき、なんて言うのか……


ウェディング・ケーキと花嫁


 今日は自分と神無宇宙さんの結婚式でした。
 つまり、本日結婚いたしました。
 古くから社交場を知っている人は知っているかもしれませんが、この人と自分はずいぶん長い付き合いになります。
 具体的な情報、たとえばこの一年何を準備してたのかとか、備忘録も兼ねてまた改めて書きたいと思います。
 なにはさておき、
 良かった!!
 2000年からこのサイトをやっていなかったら、きっとこれはなかったことです。
 あなたが常連さんでも一見さんでも、これは、あなたのおかげです。と言いたい気分。
 どうも、ありがとうございます。

8/11 Wed

 そんなこんなで住人が一人増えて、部屋の中が段ボールで溢れている中、結婚指輪の付け心地とか、わずかずついろんな事に慣れ始めています。自分は昨年九月からずっと結婚式の準備をしていたので、このタスクが頭の中から外れたのにも今ちょっとした違和感を覚えています。開放感ともちょっと違う。この感覚は大きいイベントが終わった寂しさとよく似ているけど、それよりは、「無事に終わって良かった」という安堵がより多めです。
 先日の日記以来、掲示板やtwitterでとてもたくさんのお祝い(なんと歌まで!)、頂いています。夫婦で見て、ほくほくしてます。ほんというと一人一人お返事を返していきたいのですが、まだまだ細かくやらなきゃいけないことが積もってて、まだまだ満足に返し切れていません。ありがとうございます。
 いやぁ、もうね……みんな結婚式に呼びたかったくらいですよ!


 こういう私事とタイミングが完全に被ったために、うちのサイトでこの情報を更新するのが遅れてしまったのですが……
 仕事の方でも、式の直前、八月七日に大事な節目がありました。

青! 1巻と並べると凄まじい視認性を発揮!

 「声優劇場パプリオーン! みずはらさん 2」(JIVE刊 監修/水原薫 漫画/今野隼史)発売されました!
 1巻と比較するとはっきりと厚さが違ってて、描いた当人が一番びっくりしておりました。お値段据え置き、カラーページも増量でお届けする半実録声優コメディ、リアル書店やネット書店で見掛けて、気が向かれましたら、手に取ってみてください。

 先日受賞作が発表された2巻POPキャッチコピー企画も無事にPOPの形に実体化して(デザインは今野隼史による)、いろいろな所に飾っていただけることになりました。応募者の皆さん、どうもありがとう。



かき5or10個に約B5サイズのミニポスターが付いてます

 もう一件お仕事の話。
 「海乃みるく」(海乃企画)という天然牡蠣(かき)のパッケージイラストを描かせていただきました。先日ついにその現物を頂けたので、紹介がてら写真を並べてみようと思います。

冷蔵でお届け
 「海乃企画」は秋田県金浦港の漁師さん達が立ち上げたグループで、「萌え牡蠣」(たぶん本邦初)をリリースしようと企画されたコードネーム、そしてキャラクターの名前が「海乃みるく」なのです。地元のご近所さんという縁もあって、イラストレーターとして自分が手を挙げさせていただきました。
 海産物に萌えたっていいじゃない!

奥様も満足!
 って、こんなでかいのか!!!


 内容物はかき10+1個(5個のミニセットもあり)、軍手、牡蠣剥きナイフ、説明書マンガ(これも自分が描いてます)。殻の端っこを砕き割るハンマーかペンチだけは必須ですね。空いた隙間からナイフを差し込み、貝柱を切り外すのです。コツさえ掴めばぱかぱか開けられますよ。


 すんごいぷるぷる! 生をポン酢で頂きました。濃厚なうまみエキスが口いっぱいに広がります、という常套句は今この時のためにあったのだ。旨すぎるッ。


 焼いても中がクリーミィなままで、とてもいける!
 やはりスーパーで買える牡蠣と比べると高級ではありますが、貝を開ける工程から食べ終わる工程まで贅沢品の香りに満ち溢れています。牡蠣が好きな方はチェックしてみる価値があるかもしれません(オマケとして、パッケージイラストはB5ポスターとしてそのまま飾れます)。

 販売窓口はYahoo!オークション、「海乃みるく」という単語で検索すれば[10+1個入り]/[5個入り]の二種類の商品がヒットするはずです。漁期の都合上販売は8月内に限定されるそうなので、お気を付けて。
 個人的にはヤフオクで食品類が扱われているのに目から鱗が落ちてたのですが、個人に準じた小規模な販売経路として、今はいろんなものが即決オークションの形を取って売られているのですね。世の中、作ったものを届けるためにいろんなやりかたがあるのだなぁ。

8/18 Wed [Comics]

 華々しく幕を開けた所帯紳士社交場、ぼちぼちっと平常営業に戻りましょう。惚気ずに新婚生活を描写するのは不可能だと自分悟りましたよ。マンガ描きながらこんな健康的なものを食べて良いのか自分、と、罪悪感すら覚えてしまうここ一週間でした。ごはんうめー!

スオミさんと田舎町

 [Comics]に短編スオミさんと田舎町掲載しました。昨年三月にコミックラッシュで読みきりとして掲載された中学生田舎ストーリーです。
 いろいろな思い入れを経た結果、この物語の主人公スオミさんは「パプリオーン!みずはらさん」に声優として再登場したわけですが、その間(設定上では約5年。「みずはらさん」登場時は19歳です)彼女たちに何があったかは、これから語られるか語られないか……。

 実は今回の短編、みずはらさん2巻に収録するつもりでいたのですが、諸般の事情により紙面に反映する機会を逃してしまいました。そんなわけでのWEB公開でございます。よかったら暇を潰してってください。

・今回サークル出展を断念した夏コミ、一般参加者として足を運ぶことすらできず、無念でしたねー(「みずはらさん」連載作業が逼迫していたためで、これは完全に自分が悪い)。月曜日にあれこれ買おうと秋葉原とらのあなに行ってきたのですが、殺人的な人口密度を前に尻尾を巻いて帰ってきました(笑)。客全員がマジの目をしてやがる。そうか、あれが、コミケ4日目……。ハムスタジオとブラックドワーフの新刊は通販で買うかな。
 その一方、店頭でCD「風に吹かれて」「ハルモニア」が並んでいるのを確認して、絵を描いた人間としてもほくほくでした。良かった。双方とも素晴らしいアルバムなので、手に取ってプレイヤに掛けて聴いて貰えるといいなぁ。

・先日訳あってモンスター・コレクションTCG(一対一の対戦型カードゲームです)の対人戦してきました。遊ぶのって何年ぶりだろう? カードをめくる感触は手が覚えているものだなぁ、久しぶりに面白かった。近年のモンコレは昔に比べて、ルールが一回り洗練されていたような感じがします。
 8/20に発売される新エキスパンションにも自分は3枚カードイラストを描かせていただいているので、プレイヤーの方は捜してやってくださいね。どいつもこいつも癖のある連中だけど……。


8/19 Thu

 サークルカット

 冬コミ申し込み完了!
「仕事が終わらなくて夏コミ行けないよう! 誰か助けて!」とのび太ボイスでtwitter呟きしたところ、即座に手を差し伸べて申込用紙を調達(余っていた、という驚愕の事情による)してきて頂いた高町ぐずりさん、どうもありがとうございました。夏コミの新刊「lolliloop for Analog vol.2」、クオリティが凄かった。お勧めです。

 もしもサークル当確できたときは、「みそら」のネームがまだ一本手元にあるので、これを本にしようと予定しています。秋に動いとくか。


8/23 Mon

 
 先日池袋アニメイトにて「パプリオーン!みずはらさん」二巻発売記念サイン会が開催されて、自分も水原薫さんと一緒にサインを書きに行っておりました。暑い中お疲れ様です! ありがとうございました!

 
 一巻の時とは違って一人一人ブースにお招きして単行本の表2側にサインを書くという流れで、終始まったりと細字マッキーを走らせることができました。自分はかなり黙々と書いてしまったところがあったのだけど、楽しんでいただけたかな−(水原さんはサインを書きつつ終始トークを途切れさせなくて、端で聞いて自分は吹いたりしてました。さすがだ)。「結婚おめでとうございます」とお祝いしてもらえたり、再びカレーを差し入れに頂いたりして、いろいろとありがたかった。次に繋げられるように、またちゃきちゃきマンガ描いていきます。



 さて、こないだ結婚式に招いた地元の友人が、式が終わった直後に自分の所にやってきて「みんなでお祝い品贈りたいんだけど、リクエストある? 百万円以内で」と聞いてきたのです。「え? いきなり言われても……うーんうーん…………い、インテュオス4!」と自分が即答してしまったため、
 
 先日我が家に最新の黒くて格好いいペンタブレット(※百万円はしない)が届いたのです。どんな結婚祝いだ! しかし自分にとってこれ以上の実用品はないのだ! 嬉しい! ヒャッホウ!!!!

 
 すげーすげー! ペン太い! ペンスタンドかっちょいい! 本体超薄い! 滑り止めが強靱で安定性が半端ない!
 いやもう、10年くらい使ってる初代intuosがあまりにも頑丈すぎる名機だったため、買い換えの機会をずっとスルーし続けていたんですよ。こうでもしなきゃ終生触れなかったツールに違いない。わーい!!

 
 思わず描いた。奥さん曰く、網タイツのテクスチャはアウトライン寸前で途切れさせると非常に萌えるそうです。なんてマニアックな人だ……。


8/26 Thu

 

 男キャラも思い出したように描かないとなあ。割と楽しいんだし。自分が描くキャラの顔がここ一・二年でどんどん丸くなってるので(こないだ古い絵を見たらずいぶんシャープで驚いた)、ここらでバランスを引き戻してあげないと取り返しが付かないような気はする。意識しよう。
 見てる側にとっては、「なんでわざわざ絵柄変えるの? 前の方が好きだったのになあ……」という感想が出てくることも我が身を振り返るだけでいっぱいあるのですが、これはなんちゅうか、生存本能みたいなものですね。生きるのは絶えざる更新だって言ったのは、誰だったっけ……。

 COMIC ZINに委託させていただいている「みそら」、通販在庫が0か僅少になっているみたいです。可能なら早めに補充しておきたいところ。
 今回ずいぶん細長く頒布することを目指して決めた初版部数1000部、これが丸一年でさばけたとしたら、規模的には辺境紳士社交場史上一番頑張ったと言っていいかもしれません(手に取っていただいた皆さん、ほんとに、ありがとうございます)。年末の新刊も同じくらい準備するとして、この本の再版も検討しとくべきか。続刊だけでは手に取りにくいというのも、経験的に知ってる。自分も即売会で知らないサークルさんを訪れるとき、気がつくと最初の本だけ試しに手に取っていたりするし。
「売れる」ことが同人活動の本義ではぜんぜん無いけど、たとえ同人誌でも、作品性と直結しない「手に取りにくさ」はできるだけ取り除いて、作品性を損ねない「気持ちよく手に取れる」要素をなるたけ振りまいておくことが善であると自分は信じています。

8/30 Mon





 最近食べた美味しい料理リスト。この二十日間でちょっと体重付いてきた気がするけど、これは奥さんの栄養コントロールのミスではなく、自分がこれらをおかずに白飯を食い過ぎたせいです。
 自分がこの二年強自炊して手に入れたスキルは「てきとうなものを素早く作って空腹をしのぐ」ものだったので、現状真っ向勝負ではとても太刀打ちできません。自信があるのはカレーくらいです。今週の自分の食事当番はまともなものをつくんないとなあ……。


 9/11から一週間ドイツへ旅行する予定があります。来月分の仕事を先倒しして、いまのうちに片付けないといけません。スケジュール管理って精神修養だなあとつくづく思う。美味いご飯も食べたし、ネーム描くぞ。

 四月から八月までのお仕事履歴を追加。春から夏にかけては結婚式準備のため毎週末奔走していた時期だけど、我ながらよく描いてたもんだ。
 数が多いので万が一にもお仕事リストに抜けがあるかも……。手作業で作っているページなので、ミスなどに気付かれた方がいたらご指摘いただけると、とてもありがたいです。

9/3 Fri

KAMONEGI BAKERY tips
 九月かぁ……。冷房を切る隙もない今日この頃です。いい加減雨とか降ってくれないものかね?

 エドワード・ゴーリーの不吉なタロットカードセットなるものを通販でついつい買ってしまい、厭な意味しか書かれていない絵札群を眺めては素敵にげんなりしています。頭抜けて怖い「THE BLACK DOLL」とか、目にした瞬間に勘弁してくれと背筋ががたがた震え出すので、とても部屋に飾れる気がしません(笑)。

 身近なところではかねてより決めていたとおり、今月よりお小遣い制が始まりました。自分の中で千円札の価値が2倍くらいに跳ね上がりました。こういうゲームだと思えば大して精神的に負担はない……はず。家の中でネームを描く修養を積まねば。浮いたお金は、昔よりかはもう少し素敵な使い道へと流れることだろう。
 同人誌についてはまた別の基金を設けて、それを運用していく方針を立てています。

9/11 Sat [ドイツ旅行記 1日目]


「みずはらさん」新三話の原稿を朝まで頑張って描き終えて、慌てて荷造り。七日間、この新婚旅行に同行する同行者――つまり自分の奥さんである神無宇宙さんは一日前から入念に準備を終えており、何をやっているのだという目で荷造りをてきぱき手伝われておられた。この先が思いやられることである(俺についてだ)。日本の季節は残暑という字面に嘘っぱちだと言えそうな白露の頃である。暑い……。

[成田空港]
飛行機乗るのは高校の修学旅行以来で、もちろん自分は今回のために十年パスポート作った畑の人です。


ジャンボジェットだ! でけえ!
ツアー旅行の一員として今回の旅行に臨んでいるため、まずはチェックイン(って単語も今回初めて知ったくらい)窓口でツアー添乗員さんに色々話を聞いておく。

[ミュンヘン空港へ・機内]
本気の速度でリフトオフした飛行機の中でしばらく興奮しながら窓の外を延々と眺めていたら、機内食出てきました。和食オア洋食と質問されたので迷わずポークシチューと返答。日本食は日本の土を踏むまで食わぬと誓った身なのです。


夫の決意とは全く違う世界で、隣の人は和膳食ってました。機内食って気分の問題も確かにあるだろうけど、とても美味しい。お得な気分です。


目的地までは12時間座りっぱなしです。しかも時の流れに逆らって飛行機は進むため、機内が暗くなることはありません。寝たり寝なかったりらくがきしたりモンハンしたり(通信禁止なのでお互いソロプレイ)。


ずいぶん経って第二の機内食が出てきましたよ。ハンバーガーだ!!ハンブルグァーだ!!!!これでオレっちもドイツ気分だみャ、とか思ったけれどもデザートが北海道プリンでした。俺はまだ試される大地にいたのか!!


手掴みで触れそうな雲の質感。

[ドイツ上空]
ロシアを大横断してヨーロッパへ、ドイツ上空に差し掛かりました。高度がちょい下がって様子が見えます。一面のモザイク。何の畑だろう? やっぱり日本とは全然光景が違うなー。くもじいじゃ。

[ミュンヘン空港]
12時に出て17時に空港着。空港内は無音で一体どうしたことかと思ったけれど、館内放送が無かっただけでした。良い雰囲気。しかしスーツケース山盛りで、そのままバスに詰め込まれます。

[ミュンヘン空港]
ゲートから出たらまず手持ちのユーロ紙幣をコインに崩さねばならない、と言うのが鉄則みたいです。この日は機内食が夕食も兼ねてたので、空港内のスーパーマーケットで夜食用にサンドイッチとポテチ(3ユーロくらいの超美味い奴)とミネラルウォーターをお買い上げ。もの凄い種類のコインをおつりでもらって慌てた。
それにしても、ほんとこの時期、ユーロが安くて良かった……。びっくりするほど高いものやびっくりするほど安いものって無かった印象です。

[ミュンヘン空港]
ドイツガム。普通のミント味。異常なまでのかみ応えがあり、いつまでも噛んでられる。

[ミュンヘン近郊]
ツアー一同バスに乗って、この日の宿泊先へ。これ以降、旅行中の移動手段はバスオンリーです。酔い止めは買っといて正解だった。

[ミュンヘン近郊]
一面の小麦畑とかトウモロコシ畑とかブドウ畑とか。この時点でだいたい5時くらい。緯度が高いため、まだまだ昼下がりみたいな太陽の光。

[シェラトン・ミュンヘン・アラベラパーク・ホテル]
辿り着いたここが、今回の行程中一番上等なホテルみたいです。22階で素晴らしい景観。コンセントが格好いい形をしている(SEプラグ)。そりゃもう、新妻も大喜びです。新妻が超可愛いポーズを取っています。ヒャッホー!


9/12 Sun [ドイツ旅行記 2日目]

[シェラトン・ミュンヘン・アラベラパーク・ホテル]
ぐーぐー寝て6:15起床。旅行者の生活サイクルは鬼のように健康的だ。パーマネント熱帯夜だった日本と比べると圧倒的に涼しい。寒すぎない季節に来れたのはとってもラッキーでした。


長袖のシャツを引っ張り出して、一階のレストランでバイキング朝食。もちろんソーセージも複数種類完備の国家です。ンマーイ!


ドイツヨーグルト(無糖)。パッケージに入った食べ物、物凄く甘すぎたり辛すぎたりしないかと恐る恐る(ワクワクしながら)進んで食べておりました。普通にどれも悪くない味をしてた。

[レーゲンスブルクへ]
バスに乗り込んで移動。なんの畑だろう。

[レーゲンスブルク近郊]
街が見えてきました。自転車で移動すると気持ち良さそうなとこだなあ……

[レーゲンスブルク近郊]
あれ? 遊園地がある!!


バスストップのトイレ(の手洗い場)。ドイツは近代的なセンサー式の蛇口がとても多い印象がある。

[レーゲンスブルク]
目的地は遊園地やトイレではなく、レーゲンスブルクという古い町でした。旧市街を通って大聖堂を見に行きます。

[レーゲンスブルクの石橋]
川を見つつ橋を渡って……


え、まだ川があるの?


さらにでっかい橋を渡る。向こうに旧市街が見えてきた。

[レーゲンスブルク旧市街]
まだ昼前の時間帯。街のどこに目をやっても明るい色彩と渋い石の色が見える。心地よい光景だなあ。


狭い路地を進むと、大聖堂の屋根が見えてきた。ファンタジック。


ソーセージの露店。


脇に目をやると、改修中の古い建物も見える。旧市街は老朽化、修繕コストとの戦いであるとも聞きます。この先も、ドイツ中の古い市街地で必ず大きなクレーンの姿を見ることができました。

[ドナウ川]
川を隔てる土手も草むした石畳で覆われてる。

[ニュルンベルク旧市街]
しばらくバスに揺られて、ニュルンベルクという大きな街にやってきました。城壁の内側の旧市街へ入る。市内で大きな自転車レースが開催されていたらしく、とても賑わっている。


旧市街内のレストランで昼食。ソーセージのトマトソース煮込み? ドイツのトマトはえらい歯ごたえがあって美味しい(けど奥さんは生のトマトが食べられない人なので、賛同は得られなかった)。
ドイツは一般的にチップ制で、自分はここで初めて経験しました。会計に来た給仕の人に緊張しながら何十セントか渡してみる。トイレに行くと入り口にはチップ係の人が暇そうに座っていて、小銭を渡してからドアをくぐることになります。面白い。

[ニュルンベルク中央広場]
ちょっとだけ自由散策の時間があったので、ぶらぶらしてみる。


太陽の光が強くなってきた。自転車レース開催中無料で観客に配られているみたいで、方々からブブセラの音がぶーぶー聞こえてくる。

[カイザーブルク城へ]
旧市街の端っこにある城を目指して、坂道と階段を上っていきます。


道中可愛い店がある。ツアー旅行は、寄り道できないのが最大のデメリットだなあ。迷わないっていう安心感が最大のメリット。

[カイザーブルク城・敷地内]
石畳でも乗りやすそうな、車輪の大きいキックボードをたまに見かけた。

[カイザーブルク城]
城の中はとても穏やかな雰囲気。旧市街地とほとんど隣接しているはずなのに、喧噪はあまり聞こえてこない。


この花が飾られている光景をドイツのいろいろな観光地で見かけました。これは城内の風景です。


城中の木戸が落ち着いた紅白で塗り分けられている。花の飾りも合わせて、この城はなんか全体的にかわいらしいなー。素敵だ。


場内にある聖堂。


板張りの広間。コントラストの強い城を見ると、「ICO」の光景を思い出す。

[ニュルンベルク新市街]
ニュルンベルクは第二次世界大戦中ほとんどの建物が焼失してしまい、今日見た光景のだいたいが戦後再建されたものだそうです。当日街中をガイドしてくれた頑健な日本人のお婆ちゃんが教えてくれました。「街を再建するとき、国中から若い才能のある建築家が集まったんです。先見の明がある方がいたのね。昔のまま街を再建することを彼らが決めなかったら、ニュルンベルクは今よりもずっとつまらない街になっていたでしょう」

[ジャパンレストラン石原]
この日は日中暑く、湿度もないから喉がやたら渇き、その上水を売ってる自販機などというものはなく、土日でほとんどの売店が閉まっていたため、かなり往生しました。ホテルにチェックインしてから水を求めて二人で散歩してみる。
ジャパニーズレストランもドイツの流儀に従って休業中でした。石原さん、何を食べさせてくれたのだろう……。

[パーク・イン・ニュルンベルグ]
昨日よりは小さい部屋。ただ、窓の外には新市街のおもちゃみたいな高い壁と窓がずらりと見えてたので、ちょっと楽しい。
晩御飯はチキンと、茹でた芋と人参。白飯が恋しくなるのはまだまだ先さ。
観光も一気に本番に差し掛かってきました(写真多いな……)。明日も歩くために、早いとこ寝よう。


9/13 Mon [ドイツ旅行記 3日目]

[パーク・イン・ニュルンベルグ]
雨だ! 石畳は雨でよく冷えるという話を聞いたばかりなので、服装をどのくらい厚くしようか迷う。


あさごはん。パンもハムも美味しい。


ちゃんとしたホットコーヒーと紅茶が添えられるだけで漂う安心感(原色のマグだったので、なんか、家にいる感じです)。この旅行、朝以外にお茶を飲める機会がほとんどなかった。

[客室]
出発までだらだらテレビを流しっぱなしにしてたら、恐らくDSの「絵心教室」のCMが流れてた。

[バンベルク・レグニッツ川]
バンベルクという街に来ました。この川沿いは小ヴェネツィアと呼ばれているとか。確かに……。小ウンディーネは本日お休みだったようです(ぷいにゅー)。


川から曲がって旧市街の石畳を上っていきます。観光名地ってだいたい、高台にありますよね。


道中やっぱりパン屋があったりカフェがあったり。寄りたいなぁ……。雑貨屋の店先にてきとーな表情をした鳥がいる。ドイツのゆるキャラ造形のセンスは評価すべき。


排水口の鉄蓋が曲面をしている。

[バンベルク大聖堂]
高台の大聖堂に着きました。ほんとに雨と曇り空が似合う。右側のはクレーンですね。


大聖堂入り口に何体か、こういう造形をしたゆるキャラが……「と、溶けてる!!溶けてるよ!!」……奥さんはそう言うけれど、これはゆるキャラだ。なんの動物かわかんないけど……。

[大聖堂内部]
照明は外光と蝋燭だけ。とてもとても高い空間に冷えた空気が充填されてる。息を呑むしかない。

[レグニッツ川]
鴨が流れてる。

[ヴュルツブルク]
バスで少し移動して、レストランへ。こぢんまりとした可愛い店内の床を見ると、ふかふかした看板犬が寝そべってた。魚とクリームソースの優しい味付けで、非常に口に合う。


デザートだ! わーい!

[SUMO SUSHI II]
しまった、寿司バーだ! 入りてえ! ここだけなんか景観が破壊されてる気が!!

[ヴュルツブルク司教館]
昼食が終わる頃には天気も良くなってきました。この大きい建物の下で映画の撮影がやってたみたいで、周辺は凄い数の見物客。

[ヴュルツブルク旧市街]
これは旧市庁舎だったかな? 歴史的建造物の一階にカフェがしれっと溶け込んでるのが、なんかいいなー。

[アルテ・マイン橋]
橋の向こうに城が見える。


来た方向を振り返ると、橋のへりにくっつくように建ってるカフェレストランが見える。あいにくツアーで移動してたとこだったので、ここも行き損ねてしまった。今度は行きたいなぁ。

[マリエンベルク要塞]
城の敷地に入りました。


けっこう内側まで車が入ってくるので、油断をしてはいけない。ここは要塞なのだ。


やっぱりちょっとだけ無骨な雰囲気。


良い見晴らし。


そろそろ昼下がりかな。

[リューデスハイム]
ライン川沿いにあるリューデスハイムという小さな街に移動しました。明日はここから川下りです。

[パーク・ホテル・リューデスハイム]
川が見えるホテルにチェックインして、今日は夕食を各自自由行動で取ることになります。


ホテル前は土産物屋通りと道路と線路と川、という景観。鎌倉江ノ電で見た景色にちょっと似てる。

[つぐみ横町]
「つぐみ横町」という名前の小路に入って、レストランを探す。明らかにがらがらの店と、明らかに繁盛している店の二極に分かれてて、どこにどう入ったものか……。大抵の店では店頭メニューの下に英語訳が載っていたので、頑張れば何とかありつきたいものが見つかりそうな雰囲気です。


川を挟んだずっと向こうに、ライトアップされた城がオレンジ色に浮かんでいる。


突き当たりに明るい雰囲気のレストランを見つけました。豚肉のソテーとポテトフライ。ちょっとご飯が欲しくなる味の濃さだけれど、美味しい! 一皿単位の量が多くて、デザートまでは手が届かない。色々美味しそうなケーキはショウケースに見えるのだけど……


下戸なんだけど、調子に乗ってビールを飲みます。

[つぐみ横町]
時刻も深まって、狭いつぐみ横町にも観光客の姿が増えてきました。


そんなわけで夜は深まっていくけれど、そろそろ眠気が限界です。合間合間のバス移動はじわじわと体力を削っていく。


9/14 Tue [ドイツ旅行記 4日目]

[パーク・ホテル・リューデスハイム]
ホテル一階のあさめし。クロワッサン超美味い!


道路を挟んで線路と川と、大きな遊覧船が見える。あれに乗るのかな。


外はかなり冷えてます。降らないと良いけど……。


朝のつぐみ横町。


あれ? カレー屋があったのか! やばい! カレーが食べたくなってきた! 誰か! 誰か俺に白飯とそれに合うカレールウを! ワー!!


ツアー客一同ワイン倉庫に連れて行かれてなにが始まるのかと思ったら、ワインの試飲会とドイツワイン日本発送のお知らせ会でした(笑)。わかりやすいなあ。飲んだら美味しかったので、お土産用にまんまといくつか買ってしまった。まあいいか……


ホテル前の桟橋に留まっていた観覧船にぞろぞろと乗り込みます。


出港。風が気持ちいい! というか寒い! コート持ってきてたんだから、この場で持ってくれば良かった!

[ライン川]
おもちゃのような川沿いの景観が、曇り空に彩度を落とされてとてもリアルに映る。ときおり他の船とすれ違う。


いくつかの桟橋によって、乗員は多くなっていく。川下の終着点までは40kmちょい。(ちなみにドイツはメートル・グラム法を採用しているため、日本人にも単位はとても測りやすい)


ライン川沿いにはいくつも古城が建ち並んでいて、それを眺めながらのんびり川を下るというのがライン川遊覧の本義だそうです。でもほんというと、両サイドの街並みを見てるだけでも面白かった。


寒さに耐えかねて、船尾にしつらえられたカフェに入る。残念ながらこのコーヒーはそんなおいしくなかった。そんなこともある。


アメリカ人らしき観光者団体が入ってきた。テンション高い!


あかい はしのたもとに しんちゅうのネス゛ミ が おかれており,そのはいこ゛には たてかんは゛んが ある。"おれは ヤツらを ナンヒ゛ャクマンも ころしたせ゛!"
(この記述はフィクションです)

[カール・テオドール橋]
君たちが進む赤い石橋の欄干の上には、砂岩でできた王達の像が等間隔で並んでいる。みたいなGM口調で語りたくなるくらいファンタジックな橋。


ドイツで見かけた子供達は一人残らず元気でしたねー。

[ハイデルベルク旧市街]
古くからの学生街でもあるというハイデルベルクの旧市街。かなりの賑わいです。平日の真っ昼間にごった返しているこの人たちは観光客なのか、地元の住人なのか、暇な学生なのか……。


歴史的建造物の足下にはカフェはおろか、土産物屋のテントがずらーっと並んでいて、アイラブハイデルベルクTシャツとか売ってたりします。こういうのは微笑ましくて大好きだ。Tシャツは買わなかったけど……。


ここで自由時間が取られたので、わーいと街中へ歩き出してみる。どこに行こう?


しまった! 古書店だ! 膨大な時間を費やさざるを得ない!
……日本の漫画を幅広く収録した月刊ペーパーバックのMANGAアンソロジーとか置いてた。投稿ページがあって、ドイツの読者がイラストハガキとか寄せてるのがちょっとむずむずする。
本をまともに扱っている店に立ち寄れたのはここくらいで、「ドイツ本屋巡り」をし損ねたのは心残りの一つでした。ドイツ語版ピーナッツとか捜しかったなぁ……次回こそは。


郵便配達か収集用のワゴン。黄色地にラッパのマークがここドイツでは郵便を差す一般的なタイプロゴみたいです。国中のいたるところで見かけました。これは可愛いなぁ。

[ハイデルベルク城]
やはり高台にある、ハイデルベルクの城にやってきました。日本人観光客が相当多いらしく、ふもとの土産物屋がとってもグローバルになっております。写真には収めなかったけど、このへんで売られている城の写真入りカレンダーにはドイツ語・英語の下にことごとく日本語訳も書きこまれたものもあって、非常にうさんくさいデザインをしておりました。


城壁から旧市街を見下ろす。いいけしき。


テラコッタ(たぶん)の赤色が綺麗。


ハイデルベルク城は古来何度も戦火などで破壊されたそうで(うち一度は火薬庫の大暴発で崩落したとか)、再建された部分とそのまま廃墟にしている部分が混在してて、そうとう見応えがありました。今にも崩れそうな石組みとかもあったのだけど、残るものだなあ。やっぱり地震はない土地柄なのですね。


この辺りから城内自由行動に移る。わくわくする。おなかすいてきたので本丸にあった土産屋でアイスを買う。2.5ユーロくらいの高級品ですげーうまいと喜んでかじってたら、後で、ふもとの土産屋で同一品が2ユーロで売られており愕然としました。やるな! ドイツ人!


このへんは健在な城。


通路から逸れた階段をちょっと下りたら、鉄格子越しに崩落した塔の壁面が見えた。ゲームっぽい構図。当然鍵が掛かっており扉は開かない。


火事跡が黒く残る石壁。このへんの光景は完全にRPGだなぁ、と思ったら、「WC」の看板が打ち付けられている。逆にむしろウイザードリィっぽいかも……。

[ローテンブルクへ]
古城街道という普通の田舎道(合間合間に唐突に城跡が現れる)を通って、バスがローテンブルクという街に着く。旧市街をぐるりと取り囲む城壁にさしかかる。

[ローテンブルク旧市街]
夕刻が近い時刻のせいか、旧市街の中には人通りが少ない。


この二叉路、昔から「絵になる名所」なのだそうです。

[アルテス・ブラウハウス]
今日泊まるホテルへ。カウンターにもふもふした生き物がいた気がするけど、ここにも看板犬がいるのか。


おお! 良い部屋! そういえばこの日に限らず、ホテル周りでトラブルのない旅でした。外国ホテルには何かしらあると散々脅されていたけど、全ての部屋にはドライヤーが設置されていたし、必ずお湯は出たし、とても快適(電圧とコンセントは日本と違う規格なので、変圧器とプラグ変換アダプタだけは必要)。テレビは小っちゃいブラウン管のものがぽつっと置かれていたけど、問題なし。むしろここに液晶テレビは似合わない気がする。


この日の夕食も、各自で取ることになりました。日没したローテンブルクの街を夫婦でぷらぷら歩いてみる。この時間まで営業している一般店は、飲食店を除くとほとんどない。現地の親子連れが犬の散歩をしていて、そこの小さいわんこが奥さんに超なついてました。くそう、俺も混ぜてくれ。


シュネーバルというローテンブルク名物のお菓子が売ってた。こぶし大のでっかいドーナツで、さくさくした食感とチョコ掛けの調和がすんごい美味い。ミスタードーナッツで採用してくれないかな……。今度はナッツ入りの、あとミニサイズの奴を買おう。晩飯前だってのに、お腹いっぱいになってしまった。


すっかり日が暮れた。人はまばら、照明だけが建物を照らしていて、現実感が薄い。


小さいカフェの看板。闇が深い……。


大通りの横にぽっかりと空いているこの空間、何のホールだろう? この時は不思議だったのだけど、翌日見たら机と椅子が並べられてカフェレストランになってました。


夜の街をぐるぐるして、メインストリート沿いに構えられたレストランに入る。日本語メニューがあった上に、クレジットカードのマークと並んで招き猫のイラストが描かれてたので……。


「ドイツ風トンカツ」とみもふたもない訳が書かれた料理を頼んだら、ほんとにとんかつが出てきた。カツレツって呼んだら雰囲気出たかもね(どきどき)。奥さんは鱒料理をオーダー。どっちもおいしゅうございましたー。


"new wine"ってなんだ? と頼んでみたら、グレープフルーツジュースみたいな味の液体がサーブされて、自分はてきめんに酔っぱらいました。


夜のローテンブルク。
日本における京都のように、ここは「中世のドイツ」を象徴するような街なのだそうです。この時代の人々が闇を怖れたって言う理由が、ここにきてなんとなく身に染みる。早足でホテルに帰ろう。


9/15 Wed [ドイツ旅行記 5日目]

[アルテス・ブラウハウス]
客室の窓から見える光景がもうこんな感じ。ここに一週間くらい逗留したい。


一階のレストランで朝ご飯。ソーセージ美味しそう! ソーセージは毎朝だけど、いっこうに飽きませんね−。

[]
そして今日もクロワッサンが超ンマーイ!!


ホテル二階のバルコニーから旧市街の屋根群が見える。


このホテルが全行程中で一番素敵な宿泊施設でした。また泊まりに行こう。

[ローテンブルク旧市街]
午前中は自由散策の時間だったので、再び旧市街をぶらぶら歩いてみる。市壁の隙間にカタツムリが群れていた。


街を取り囲む壁には通路が設えられていて、いくつかの階段から上がることができる。


実はこの壁も第二次世界大戦中に相当の長さが破壊されてしまっていて、戦後、世界中の寄進により再建されたのだそうです。壁面には出資者の名前が書かれている。


だいたい屋根と同じ高さ。


木と石でできた市壁。雨がぱらついてきました。


壁から下りたらいきなり、ぐうぐうと、異質な音が聞こえてきたのであたりを見回してみたら、石のでっぱりごとに鳩がうずくまって鳴いてました。脅かすな!


城門の横に開いた通用口に入ってみると、照明のない回廊に通じていて、大砲のレプリカが無造作に並んでいる。


どこに通じるのか……。


しばらくさまよって出口を見つけた。一安心。


そんなわけでローテンブルクを後にします。雨模様も似合う、良い街でした。

[ネルトリンゲン]
この日は長距離バス移動の日です。ロマンチック街道というイカした名前の道を南下し、とちゅう昼食のためネルトリンゲンという街に立ち寄る。ところどころに現代的な豚の置物が置かれていて、得体が知れない雰囲気(薬局の前の豚は白衣のコスプレをしていた)。


大聖堂はやはり修繕工事中。おつかれさまです。


可愛らしいレストランに入った。何が出るかな?


こ、これは……この食感は……柔らかいチャーシューだ!! 隣の黄色いボールはじゃがいもの団子。おはぎみたいな食感。ドイツのじゃがいもは白ご飯と同等の食材だという認識で挑まねば、この国の料理を完食するのはやや難しいかも。


小さな橋の下には流量の多い川があり、そこに伸びる木の枝のそばで一匹のハチドリがホバリングしていた。


おお! よいポスト!

[ヴィースへ]
南を目指してまだまだバスは走る。なんだか道中に牧場が増えてきた気が……。
この時初めて、ドイツで猫を見ました(牧草の中、一匹ごろごろしてた)。犬とは毎日のようにすれ違ってたのだけど、街猫って自分たちの視界内には一匹もいなかったのですよね。

[ヴィース巡礼教会]
牧場の中にでーんと教会が建ってる。


ヤギだーーーーーーーーーーー!!!

[ホーエンシュバンガウへ]
バスがさらに南下すると、視界にアルプス山脈が見えてきた。山の中に真っ白い城がある。

[ホーエンシュバンガウ]
ノイシュヴァンシュタイン城のすぐ下にやってきました。ノイシュヴァンシュタイン城と言えば自分が幼少期1000ピースのパズルを組み立てたことでお馴染みの有名な城なのです。今日はふもとのホテルに宿泊して、明日見学に向かいます。

[ミュラー・ホテル]
チェックイン。自分たちが泊まる二階客室の窓からはアルプスの岩肌が見える。下からはかぽかぽと馬の蹄鉄の音が聞こえる……。


城に向かうための観光用馬車がひっきりなしに往来している。

[ホーエンシュバンガウ城へ]
夕食までは時間があったので、ちょっと周りを散策してみよう。
湖など見ながらゆっくりとした勾配を登っていく。すっかり森の空気です(あとちょっと、馬糞の香りもする)。

[ホーエンシュバンガウ城]
ノイシュヴァンシュタインとは反対側のやや低めの位置に黄色いカラーリングの城があって、そこに向かってみる。よく整備された小綺麗なところでした。

[ホーエンシュバンガウ城]
妙な造形の噴水と戯れる妻。なにやってんのさ。


「あ! チャペルだ!」え?


「ほりゃー!」こら、走るなー。


写真では分かりづらいんですが、岩壁の上に建ってる城からせり出すようにあるチャペルです。
「いいとこだねー。チャペル閉まってたけど……」


そろそろ坂を下りてホテルに戻るか。
「ほりゃー!」こら、走るなー。

[ミュラー・ホテル]
このホテル、なんと、エレベーターの表示部分がニキシー管になってる! これはマジで驚きました。昔の機種だったとしたら、何十年稼働してるのだろうか。格好いいなあ!


夕食まで空いたちょっとの時間を潰す。モンハン(PSP)持ってきてます。自分はハンマーで奥さんは双剣使い。ババコンガ強ぇ!!


晩御飯はふたたび豚肉のソテーとじゃがいも。今日のじゃがいもは一口大のポテトコロッケになってて、癖になりそうでとても美味にして危険。実際自分は食べ過ぎました。むうとぼろれぬい。

[この晩のウェイトレスさん]
ドイツのレストランって、たいてい看板娘さんがいるみたいですね。独特の民族衣装です。こういうの大事、と奥さんがおっしゃっております。


9/16 Thu [ドイツ旅行記 6日目]

[ミュラー・ホテル]
最後のホテル朝食。毎日美味しいパンと美味しいハムソーセージとまずくないホットコーヒーが飲めるだけで、自分のスタミナとやる気ゲージは最高です。


すべての朝食に恵まれたことはこの旅の隠れた偉大な恩恵でした。ごちそうさまでした。


この空模様、最終日も雨から始まるかな? 右側に小っちゃく見えるノイシュヴァンシュタイン城へ、シャトルバスで移動します。

[ノイシュヴァンシュタイン城へ]
山の中腹で下ろされて、ぴこぴこと歩いていくと……


しめじが採れました。いや嘘です。これはたぶんしめじじゃない。


え? この先、崖じゃなかったですか? なんでみんな進むんですか?


橋! 質素な木橋が崖に渡されている! はるか眼下に滝壺とか見える! ギャーーーーーーー!!


え? 城? 城見えるんですか?
おお! かつて俺が1000ピースパズルで組んだ城が真横に見える! 夢みたい! 夢とか滝壺とかに落ちそう!


雨は上がったけれど、板面は濡れてちょっぴりスリッピィ! 隙間からはるか眼下の峡谷が見える! ギャーーーーーーーーーー!!!!


死ぬかと思った。あの橋自体を観光名所にすべき。朝の森の空気を吸ったり吐いたりしつつ、ノイシュヴァンシュタイン城は眼前だ。

[ノイシュヴァンシュタイン城前]
「写真撮ろう。君、こう、片手で持ってくれない?」「え? なに?」「ほら、片手越しにこう、城持ってる構図」「しょうがないなー。ほらー」「わははは。ばーかばーか。ゲラゲラ」「なんじゃァー!!」

[ノイシュヴァンシュタイン城]
おお……

[ノイシュヴァンシュタイン城]
おお! 絵に描いたような城だ!


振り返れば遙か彼方にさっきいた吊り橋が見える。怖すぎ。

[ノイシュヴァンシュタイン城入城口]
あれ? え? 猫……?


ね、猫だ! 猫だ! ニャー!


猫だー! 城猫だ(首輪付けてる)! わーい! わーい! ニャー!

[ノイシュヴァンシュタイン城内]
猫が去ってしまったので、仕方なく城内の見学ツアーに合流することに。城内のほとんどの場所が撮影禁止だったため、内装の写真は残っていません。しかし、凄かった。「孤独王」と呼ばれたここの城主は、たった独り豪華な寝室やリビングでワーグナーにふけっていたそうな……というエピソードを聞いた後では、そこここの壁の隅にある暗がりなどから当時の様子を想像してしまう。まあ、それもちょっと、王様にとっては良い暮らしだったのかも。
 なんにしても、城の完成と王様のエピソードが、19世紀のお話だったというから凄まじい。実は新しい城なのです。


バルコニーからは城下、自分たちが来たふもとの宿場町と黄色いホーエンシュバンガウ城が見える。


(奥さん撮影)

[ノイシュヴァンシュタイン城入城口]
入り口に戻ったら犬を連れたおじさんが遠くを見てた。街中で犬を連れてる人は現地の人だと想像できるけど、この愛犬家は一体どこから来たのか……。


あ! さっきの猫だ! わーいわーい! ニャニャー!


ホテルまでのちょっと長めの帰り道を、せっかくなので有料の馬車で下ることに。3ユーロ。「人数が揃わねぇと出発しねえよ」みたいな顔で御者のおっさんはしばらく動かなかった。


六人ほど乗客が集まったところで馬車は動き出す。かっぽかっぽ…………。

[ミュンヘンへ]
ホーエンシュバンガウを後にして、ミュンヘンへ。この旅のスタート地点にしてゴール地点です。


どこがどうとは言えないけど、日本とはちょっと違う空をずいぶん目にした。

[ミュンヘン新市街]
ミュンヘンに戻ってきました。南ドイツ方々を回ってきた後で見ると、22世紀の未来に来たのび太の気分です。ビルだねぇ。


バスを降りて、人でごった返す市街地をしばらく歩く……

[ホフブロイハウス]
最後の食事ポイントであるビアハウスに来ました。ここでランチです。有名なところみたいで、物凄い机と椅子の数と、客の人数!


かんぱーい。この頃には周りのツアー仲間の人たちともほんのりと面識ができて、色々話しました。このツアーはご年配の夫婦や、母娘旅行で来ている大人の方が多かった印象ですね。
南ドイツは、新婚旅行先としてもなにも不足無かった。良い物を沢山見た。楽しかったなあ。


……………………って思い出に浸ってたら、このメインディッシュが出るまで30分は待たされてた! これが終わり次第各自最後の自由行動時間があるというのに! 俺達は生き急ぐぜ!

[ミュンヘン市街地]
てなわけで、断腸の思いでデザートを諦め、ミュンヘン観光に乗り出します。ここは異様にハイソサエティな香り漂うメインストリート。場違い感が否めません。「なあ君、ちょっとハイソなポーズを取ってくれたまえよ」「無茶振りすんな!」


古びても豪華な長い建造物。その軒先にはずらりとブランドショップがテナントとして入っている。この融合感は日本では見れない。ショウウインドゥの中にひとつ可愛い展示が見えた。

[ノイハウザー通り]
大きな歩行者天国がずっと続いていて、先が見えないほどの人々と種々雑多な店の装飾で街が賑わってる。味付き豆の屋台にリスのイラストが描かれてた。造形が台形に歪んでる。
この通りには大きなデパートがあり、もしかしてと思って飛び込んでみたら、狙ったとおり文房具売り場がありました。これを捜していたのだ!! 早速、いそいそと、格好いい色のファイルやメモなどを買い込む。サイケデリックな包装の駄菓子もあったので、お土産にちょっとだけ買っておいた。


フルーツの屋台もいくつもありました。ラズベリーやブルーベリーが多く並んでいたのはいいとして、そこでは何故か必ず、大きめのシメジに似たキノコがトレイ一枚分の面積で売られていた。果物と一緒に誰がキノコを買ってくのだ? それともキノコは、果物なのか……?

[ミュンヘン空港]
すぐに時刻は夕方を過ぎ、一同ミュンヘン空港に戻ってきました。お名残惜しいけれど、出国ゲートをくぐればもうドイツははるか後方です。

[ミュンヘン空港・カフェ]
帰りの飛行機でも機内食は出るけれど、「そういやカフェに入ったことなかったね」と思い出して、空港内のカフェで小腹を満たしておくことに。大振りの味噌汁椀みたいな陶器のボウルになみなみと茶色い液体が注がれていて、なにかと思ったら、コーヒーでした。道理で4ユーロくらいするわけだ……。
最後に食べたこのケーキも、コーヒーに合ったので、一安心。


出発時刻です。ここまでくればもう思い残すことはありません。でもきっと、行き損ねたところが無数にある。きっとまた来よう。


9/17 Fri [ドイツ旅行記 7日目]

[成田空港]




辿り着いた自宅の汚さと狭さに愕然としたのはここだけの話。
そういや自分、漫画描いた直後のまま飛び出してきたんだった……。

(ドイツ旅行記 おしまい)


9/18 Sat

9/16 ホテル・ミュラー
 というわけで先日、一週間の新婚旅行から帰ってきました(ログは日記として後日まとめ予定)。
 少なくとも見て回った範囲では、ドイツは滅茶苦茶良いところだったー。石畳の上をざんざか歩いてきました。街は美しくてご飯も美味しくて気候も涼しく人当たりも良かった。ツアー旅行だったので駆け足なのは否めなかったけど、また来たい場所がいくつも記憶に強烈に刻まれました。そんなわけでまたいつか、今度はゆっくり歩き回るために行ってみよう。

9/19 Sun

9/16 ミュンヘンジャンキィコーク
 ドイツ旅行中、ドイツ人も観光客のアメリカ人(?)もみんな飲んでたオレンジ色の怪しげなラベルが貼られた炭酸飲料、我慢できずに最終日に買っちまったりしてました。驚くべき事にこのコーラのラベルにはでかでかとオレンジが描かれて…………たのだけど……これは…………ふつーのコーラだった。

 新婚基金としていくばくかの予算を前もって組んでいたため、この一ヶ月色々と新しいものが増えてきてます。今日は奥さんの自転車を買いました(女性用自転車に必須な要素を初めて知った。そうだ、スカートで乗ることを想定しないといけないわけだ)。自分が乗るものではないとはいえ、やっぱり新しい自転車はテンション上がるなー。軽いぜ速いぜ!

9/21 Tue

 今朝のめざましテレビでレギンスが男性にどうも不人気であると貶められていることに自分が「奴らなんにも分かっちゃいねえッ!」と憤慨して、さらには「明日またここに来て下さい。俺が本当のレギンスってものを見せてやりますよ」と山岡士郎の物まねをしようとしたら
[KanbaraKasa @frontierpub その人たちはきっと着衣による可愛さを知らないんですよ。脱げば何でもいいんですよ。鳥打帽とダッフルコートとカーゴパンツとトレッキングシューズを身に着けた低身長&貧乳娘の良さが分からないんですよ。]
 と自分に向けたツイートが。
 むう!!!


 新鮮だ。わりといいんじゃなかろうか! 俺はレギンスを描くつもりじゃなかったっけ? あれー!?

9/22 Wed


 世間は暑く自室はまだクーラー付けてるくらいで、うちにはしぶとく冷蔵庫にアイスコーヒーがあったりしますが、昨日はサツマイモとカボチャでカレーを作りました。秋は目前だ。

9/23 Thu


 今日は雨。スコーンが焼かれている。小さめの食器棚を発注したのだけど、まだ届かない……。部屋の収納キャパシティはとっくに限界に達してて、空気清浄機の上にラーメン鉢が二つ重なっているような惨状は誰にも見せるわけには行かぬ。俺の机の上が散らかっているのは年中行事だ。棚ー! はやくきてくれー!

9/24 Fri

 indicator LOG九月分更新して、そこに七日間のドイツ旅行記を備忘録代わりに載せておきました。写真をろくに取捨選択しなかった結果、滅茶苦茶縦に長くなってます。真面目に読もうとすると時間の掛かるコンテンツなので、てきとーに流してみてやって頂けるとちょっと嬉しい。楽しい旅行感が見えてれば幸いです。

9/24 Fri


 indicator LOG九月分更新して、そこに七日間のドイツ旅行記を備忘録代わりに載せておきました。写真をろくに取捨選択しなかった結果、滅茶苦茶縦に長くなってます。真面目に読もうとすると時間の掛かるコンテンツなので、てきとーに流してみてやって頂けるとちょっと嬉しい。楽しい旅行感が見えてれば幸いです。