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10/2 Wed
発売中のドラゴンマガジン11月号で、かなり久しぶりに大楽絢太さんの文章に絵を描くことができました。嬉しい。 8/11の日記にも記した、大楽さんの「死ぬ気で萌えます!」コミケ体験記が巻末にあって、自分が担当編集Rさん(改名)にむりやり「自分に絵を描かせてください! 背景にして良いんで!」といって描かせて貰った死ぬ萌えイラストも載っているという、具だくさんの鍋みたいな1ページになっています。 とにかくすげー面白いので、本屋さんで見掛けたときはぜひー。 来週開け10/7に、個展についての詳細をアップしますので、またのちほど、サイトをチェックしてやってもらえるとさいわい。 10/5 Sat ゲームマーケットカタログが届いた! いよいよって感じだー。 前回も思ったけど、ゲームマーケットのカタログって超ストイック。 (この90年代っぽい硬派さは嫌いではないのだけど、もっと2013年らしくオシャレにしてもいいんじゃないかってことを、こないだ運営スタッフの方にも伝えたりしてます) カタログの表紙とか描けたら素敵だよね。 辺境紳士社交場、入口近くの209に席を構えてお待ちしております。この日並べる新刊「ADVENTURABLE DESIGN TRPGと装丁」はただいま構想&制作中。私見と妄想たっぷりの本になります。 個展準備、ゲームマーケット準備に加え、個別の仕事が幾層にも積み重なって、ここんとこ頭がくらくらしっぱなしだったので……頼れる妻が「本屋で面白いノートみかけたよ」と教えてくれたyPad4を試しに買ってみたりもしました。 本屋さんで実物を手に取ったとき、「造りが良くて持っててテンションが上がった」、というのが購入動機の半分でした(残り半分は、制作者の方の序文にとても共感できたため)。 コンセプトは「現状を俯瞰するためのノート」みたいです。タスク管理ツールを導入するのは初めてで、はたして上手く使えるかな? くらくらしていた頭、少しずつ整理していこう。 10/9 Wed 先日ついに個展の公式告知が始まりました!pixivトップページ左下にもバナーが貼られ始めたので、ランキング上位とは無縁な自分はかなりどきどきです。「今野隼史って誰よ?」な人にもたくさん来てもらえる個展にしよう、とのは最初に考えたことです。 「個展やりませんか?」とpixivの方からお誘いを受けたのが6月の原画展準備に追われていた春頃のことで、奇遇なタイミングもあるのだなあとびっくりしたり感謝したり……。 「原画を飾る」というコンセプトはかなり6月の原画展に近いところもあるけど、物販や「原画販売」など、個人レベルで企画していた過去二回のイベントとは違う雰囲気があるはず。初秋週末にはライブペイントも企画されているし……何を描こう……。 なんにしても、お気軽に楽しみにしてあげてください。入場無料だし、行ったら無理矢理絵を売りつけられるってこともないですよ(笑)。 今もまだまだ飾る絵を描いたり(赤いメインイラストには、実はさらに加筆修正が入りました)、新刊編集をおっぱじめたり、pixivスタッフの方の手厚いサポートが入ってもなおばたばたやっているところです。心穏やかに初日を迎えたいなあ。 イベントに関するFAQは個人的な告知ページにも載せていくつもりですが、今のうちに質問したいことがありましたら、お気軽にBBSやtwitterで声を掛けてやってください。 そうこうしてたら実家謹製のイクラが新米しょって来た! 秋だ!! 10/23 Wed[個展準備中] 前日の設営日にお邪魔してきました。というかこの日の夜間に注文した額が会場に届くことになっていたため、自分は絶対にこの場にいなければならないのでした。本当は数日前に絵、額、全ての手配を完了させるべきだったので、申し訳ないかぎり……。 画廊前面に巨大なイラストが貼られて(巨大壁紙シートがロールで届いていた)、自分の絵をここまで拡大して見たことがない自分は、大層恐れ入っていました。 メイキング本「ニキシィ・パティエンスの描けるまで」だけは事前に用意できておりました。前巻よりもページ数は増えて、40P。かなり読みごたえあります。 メインイラストの解説本でもあり、今回のアナログ個展のパンフレットみたいな立ち位置でもあります。 それが一気に1200部搬入されたので、箱数も、恐ろしいことに……。売れ残った分はダイレクトに自宅に送り返され、次のコミケまで積まれることになるため、かなり恐ろしいことに……。家庭平和のためにも、ここで買って帰っていただけるととても幸い(笑)。 サークル既刊やポストカード、2年ほど自宅のスペースを圧迫していたB3ポスター「シンメトリカルゲイザーのポスター」も並んでいるので、お土産代わりに買っていくのもありかも、ありかも……。 わけあって「絶体絶命英雄」単行本も少量置いているので、こちらもよろしくね。宣伝でした。 10/25 Fri 一巻発売時に力を貸してくれたたくさんの人がいなければ、絶対にこの続刊はありませんでした。感謝します。感謝に代えて、次の単行本を作ります。 10/25 Wed[個展開催] 仕事の嵐の中で準備に追われて、どうなることかと冷や冷や冷やしていましたが(ちかごろめっきり寒くなってきました)、頼れるスタッフの皆様のおかげで、「今野隼史アナログイラスト展〜原画で見よう!〜」が無事に開催日を迎えました。 小さくも綺麗な壁の会場に、たくさん原画を詰め込んで、二週間、皆さんが見に来てくれるのをお待ちしております。 会場であるpixiv Zingaroは決して広くはないのですが、展示作一枚一枚の情報量がディスプレイで見るよりもかなり多いため、たぶん、思ってる以上に見るのに時間が掛かる個展になっているはずです。もし可能なら、こころもちゆっくり時間を設けて来てあげてくださいね。 それから中野ブロードウェイは個人的には「小綺麗な九龍城」だと感じてて、中をさまよってみると滅茶苦茶面白い場所でした。周辺を見て回るだけでもかなりの観光になる場所だと思います。個展を抜きにしても、都内屈指のおすすめスポット。中野はいまいち知らんなあ……って人は、まず遊びに行ってみよう。 メインイラストの構想ラフ、下描きなども展示。 ネットでは公開できないお仕事イラスト原画もちょっとだけ展示してます。作品解説文はすべて手描き。 解説はする分には気恥ずかしいけど、見る側としては「解説してほしいな」と思うことも、たまにあったりするので……。 ペン画も展示してます。こちらも原画販売中。 現在白いキャンバスが一つ展示されていますが、こちらは10/26(土)+10/27(日) 各日14:00-18:00の日程で自分が即興絵を描いて、完成したものを飾る(販売する)という企画のものです。 つまりは「この週末、会場で作者がまったりイラスト描いてる」っていうシュールな企画なんだけど、気が向いたら、話しかけたり応援してやったりしてください−。 10/26 Sat[個展・ライブペインティング一日目] 今日は個展会場で、でかめのキャンバスを卓上に引っ張り出し、即興で絵を描く日です。前半戦。 描き始めるとあんがい集中できて(これはもちろん、周囲に手元をじっと観察する観客の皆さんがいたためです)、作業時間に予定していた四時間はわりとすぐ過ぎました。 お題は魔女(なシュレディンガ・フォークスのふたり)。お題は当日、中野のアーケード街でこどもハロウィンパレードが練り歩いていたのを見て決めました。 いったんここで作業環境はセーブされ、日曜14時まで机の上はそのまんま保存されます。明日無事に完成まで持って行けるといいなあ。 10/27 Sun[個展・ライブペインティング二日目] ライブペインティング後半戦。台風が過ぎ好天に恵まれて、昨日以上のお客さんに見守られながら仕上げ行程へと筆が進みます。普段の仕事とは違い、一時たりとも気が抜けない(さぼれない)。幸いこういうシチュエーションだと、自分の集中力はいつも以上に保ってくれるみたいです。 一息ついて顔を上げると意外なお客さんも来ててびっくりしたりもしたのですが、今日ばっかりはライブペインターな人間だったので、いろんな方々にろくな挨拶もできず申し訳ない限りでした。またのんびり会える機会に会いましょうー。 十年以上この仕事をしてるけど、ここまでじっくり「絵を描いてるところ」を見せる機会ってないものだったんだなあ……とも思ったり(描き上げて「完成しました」と言った瞬間、たくさんの拍手を頂いた経験なんてのも、今までなかった)。 延々と黙ってイラストを描いてるところ、見てて面白かったのなら幸いなのですが……。 なんにせよ、今日から展示内容にこのキャンバスイラストが追加されます。8時間の集中と、全てがアナログによる無数の手数が凝集されたイラストです。じっくり見てやってくださいね。 10/30 Wed[ゲームマーケット2013秋情報] ゲームマーケット2013秋に並べる新刊「TRPGと装丁」の紹介ページを作りました。 すんごいニッチなテーマの本だけど、TRPGに限らず「本の表紙」を作る上で、なにかを意識するきっかけにできるかもしれません(このテーマは当然、デザイン専門書の方が内容は深く広いんだけど、とりあえずこっちの方が手を出しやすい値段とボリュームです)。 在庫数によってはイベント後、通販に回る可能性もあるので、この新刊のことをちょっと覚えてもらえれば幸い。 ゲームマーケットは同人誌即売会とはまったく違う、「手触りのあるゲーム」に満ちたイベントです。アナログゲームはよく知らないって方も、遊びに行くと必ず発見があるはずですよ。 |
11/3 Sun[ゲームマーケット2013秋情報]
布(など)の練習 明日のゲームマーケット2013秋新刊「TRPGと装丁」が届いた! サークル辺境紳士社交場としては一番規模が小さい冊子で、一番「世の中に口出し」してる冊子でもあり。こういうのは恥ずかしいし、「仕事して示せよ」と自分でも思うし、何回もできないものだけど、今回ばかりは言いたいことを言う本としました。 手に取ってもらえるかなあ。イベント後の残部数を見て、通販や今後のイベント出展のことを考えます。 なんだかんだで今年の秋は新刊を2冊も作ったことになります。冬コミにありがたく当確したのですが、さらに一種類、本を作るべきなのかどうか考え中……。 11/4 Mon[ゲームマーケット2013秋] ゲームマーケット2013秋に参加してきましたよー。コミケなどの同人誌即売会とはどこか違うまったりした雰囲気で、座ってるだけでちょっと楽しくなるイベントでした。 この日の新刊「TRPGと装丁」。一見クラフト紙のようだけど、表紙は上質紙(非コート紙)で手触りさらさらです。えきまほリプレイと色味かぶっちゃった……。 ゲームマーケットはボードゲームとカードゲームに強いイベントで(試遊台もたくさんある)、TRPGジャンルはここだと規模が小さいんだなぁ……と痛感するタイミングもあったり。今からでも参加者の力で盛り上げる余地がたくさんあるよな、と思います。 女性や子供連れもたくさんいたんだから(意外なことに)、どんな人でもふらっと寄れるような、お気軽で華やかでたのしげな場所を用意していきたいなぁ。 当日はこんなかっちょいいデザインのアナログゲームが無数に目に飛び込んできて、もちろん全て買って遊ぶことだってできます。 この「パッケージのワクワク感」、目の前にするとはんぱない。見てるだけで遊びたくなる。自分もこういうの作りたいな……ゲームルールメイキングは専門外なんだけど……。 どなたか自分にカードゲームの製品デザインを任せたいって方がいらっしゃいましたら、サイトトップのお問い合わせ窓口までご相談ください! お仕事募集中! ゲームマーケットはそんなかんじに、「つくる気」を奮い立たせてくれたイベントでした。もちろんこれは、自分のブースに立ち寄って、試し読み冊子冒頭のネタで「ぷっ」と吹いてくれた方や、装丁について共感してくださったり、その他いろんな話をされたりする方、ジャケットに目を止めてからじっくり冊子に目を通し、静かに買っていってくださった方など、みなさんのおかげで得られた満足です。ありがとうございます。 来年六月の次回ゲームマーケットも、またなにかの形で関わりたいな−、と思います。 今回はゲームの外側から口を出すような本を作ったから、次は「内側」を作らなきゃねー。 (新刊「TRPGと装丁」WEB通販は、個展メイキング本と合わせて、近日始める予定です) 11/5 Mon[2013/10個展まとめ] 10/24-11/5「今野隼史アナログイラスト展〜原画で見よう!〜」が、本日無事完了いたしました。 二週間の期間中、たくさんの方に来て頂けました(カウントされた延べ人数を伺ったら、ほんとにたくさん)。 遠方からの方や、日を分けて何回も寄ってくださった方もいたそうです。 「学生さんには買えないほどの」値段設定を施した原画は、自分の予想を大きく越えて、しっかり買ってもらえました。 2013年に「アナログイラストを売って、飾ってもらう」は成立するのか、実験を兼ねた企画だったけど、可能性が開ける方向に結果が出てくれたみたいです。 描いた人間はなかなか自分の絵を飾ったりはしないものだけど、「原画を見るのはこれが最後」と思いながら見返すと、やっぱりちょっと寂しさが出てきますね。 しかし、これをお金を出しても欲しいという(文字通り、とってもコストのかかる)アクションを取った方に渡ってくれたというのは、ほかにない安心感があります。嬉しい。 メイキング新刊「ニキシィ・パティエンスの描けるまで」もたくさん買って頂けて、そして……かなりたくさん在庫が余りました(笑)。 個展の写し身のような本です。 これから即売会やショップ通販で時間を掛けて売りながら、個展のことを回想すると思います。 (WEB通販は後日案内します) 中野ブロードウェイは店舗密度が高く、天井が低く、外が見えず、方向感覚が分からず……ダンジョンに街が組み込まれているような(「エレベーター通り」とかある)素敵な雰囲気の場所でした。 アナログ個展には、ぴったりな場所だったな。 来てくださった皆様、応援してくれた方々と、多大なご尽力をいただいたスタッフの皆さん、ありがとうございました。 楽しかったら、幸いです。 自分にとっても、良い個展になりました! この経験は、これから描いていく新しいアナログ絵に繋げていきます。機会があったらまた、見てやってください。 11/7 Thu ゲームマーケット、個展終了、イベントが立て続けに起きた今週前半と、事後処理に追われた週中盤によって、サイトを更新できていないというていたらく! 今週中に11/4、11/5の日記を補完します(11/9 →しました)。いろんなことがあり、いずれも無事に完了しました。よかったー。 11/12 Tue 11/10 Sun 海外のPhotoshopブラシ特集サイトがとっても面白い。ブラシが絵を描いてくれるわけではないなー、と、痛感しつつためしがき。 服屋さんのカタログから模写 水着を革製品っぽく描いてみよう、としたら、「それはボンデージと言うのでは」と言われてしまった。気付かなかった……。 11/26 Tue Pixivプレミアム特典でクリスタ(お絵かきソフト)が使えるそうなので、ためしがき。予想以上に線が綺麗に引けてびっくり(この辺で「俺は機械に描かされているのだ」と内心呟くかどうかで世代が分かれる)。水彩機能の描き味に昔のPainterを思い出す。Photoshopとは得意分野が全く違うけれど、そのぶん、「さくさく楽しいお絵描き」に特化している感触があってとてもいいです。 11/13 Wed 11/28 Thu ログ・ホライズンをアニメから最近知って、毎週見てます。おもしろい。主人公がちゃんと主人公っぽく活躍してる話は痛快で好きです。 |
12/1 Sun
(良いニーハイの日だったそうです) 12月だー。年々あわただしさの密度が増していかんなあ。隙間隙間の時間は「サイト更新以外」のなにがしかに吸い取られたりで、まあ、このサイトは文字を読ませるためのものでもなし、別にいいかな……良くないかな……そんなインスタントセンテンスに埋め尽くされたダイアリーなんて誰も望んじゃいないのさ! アウイエ! と叫んだって書いたって年末は等しくやってくるし年末進行もあったり絶体絶命英雄二巻の表紙イラストはアナログで描かれたり、そうそう、今年は二度のアナログ展のおかげでアナログイラストを描く機会が自発的に増えている気がします。いいことだ、と思う。このサイトも12年ほど運営するに至って、そろそろ代わり映えのなさが頂点に達しただろうか? それでもなお変わり続け年輪を刻み続け時計の針は留まることなく回り続ける僕達の世界はとても暫定的だったりして、そんな中でも見つめたい、変わらないもの。 変わらないものとは……? indicator LOGの構造が、html一つ増やすごとに100箇所近いリンク追加を必要とするようになったので(2007年頃とかはそんなでもなかったんだよ)、そろそろいいかげん、次の10年運営を見越してログ管理方法を新しくしようと考えています。具体的には「ログファイルの“もくじページ”の導入」。 閲覧時の利便性は下がるけど、メンテナンス速度が爆速になるメリットには変えがたい。 世の中ブログからSNSと回り、インスタントにオシャレサイトを作れる時代にも差し掛かってきたけれど……そんななかでも相も変わらず手動でhtmlを唱え、FTPで門を開き、古代じみたウェブサイトを発現させるならば、その手間くらいは現代的に「身軽」にしよう、と思うのです。 css3.0からの特殊効果(角丸やドロップシャドウ、全面幅の背景画像etc)も今年から積極的に導入を始めてます。 古いIEでは見づらくなっていると思うけれど……そろそろ、「ウェブサイトを見る人」の中に古いIEを探す方が難しくなってきただろう。 2014年の抱負は、身軽さ、自由さ、そして口数の少なさ。 20代の始まりからずっと、雪だるまのように膨らみ続けてきたもろもろから、軽くなりたいなー、と思います。 できればこのサイトトップの情報量も、思い切り削ってしまいたいくらい。この数年、いつのまにか、リニューアルへの圧力が知らず高まったきたのかもね。 12/4 Wed 12/11 Wed 地元・由利本荘市の市役所から「ふるさと応援大使」の委嘱を打診されたのだけど、その名の元では自分はなにもできないことが分かったので、お断りした。いろいろやりたかったんだけど、残念だな。 大使の職務内容は「地元の宣伝、イメージアップへの提言」。原則ボランティアになるのはまだ理解できるけど、「ネットとイラストの話ができる担当者を付けてほしい」「企画を提案したとして、市役所からサポートを頂きたい」両方に×を出されては、多分自分はろくな事ができないだろう もともと「今野隼史がイラストレーターとして何をしているのか」すら、市の担当者が理解していなかったのが、滅茶苦茶きな臭い案件だったのだ。連絡先をWEBで検索せず、実家の両親を訪ねて電話連絡の許可を得てきたというのも自分には理解しがたかった。田舎らしいというかなんというか…。 自分は出身有名人として、「由利本荘市をよろしくね」って喋ってればいい、とでも思ってるのか? 大使ってそんな仕事? ちゃんと考えてるの? 今回のことは怒ってるしあきれ果ててるんだけど、自分だって、地元は応援したいのだ。自力で出来ることをこれからやろうと思う (12/11のツイート) そういう経緯により、せっかくいただいたありがたい話を辞退いたしました。 自分はこれから、肩書きのないところで行う地元への応援に、たしかな意味と効果を持たせるように努めます。 12/14 Sat 絵柄について(目をほんのちょい小さめに描く練習) 12/21 Sat クリスマスも近いってのに、黄色い爺さんをより黄色く塗る仕事に忙殺されている。 12/27 Fri 2巻、発売日情報が告知されました! 絶体絶命英雄II巻、お店によっては購入特典ポストカードが付く可能性があるのだけど、まだ確定情報が出せません(もうしわけない)。 「ポストカードは別にいいや」って方は、今のところはキャラアニで始まってる予約(正月明けまで送料無料)が最も確実な通販経路です。 一方、幸運にも本屋さんが近くにある方は、まずそちらを当たられますよう! 「本屋さん」は作者推奨の単行本購入ポイントです――特に、この単行本を置くような奇特な本屋さんは、応援すべき! なんにせよ発売日を待っててやってください。頑張って作りますよ−。 12/30 Mon [Comic Market 85] 12/30、例年とはちがって大晦日ではない日程。 秋に作った二種類の同人誌「ニキシィ・パティエンスの描けるまで」「ADVENTURABLE DESIGN 〜TRPGと装丁〜」をコミケ新刊扱い(実際、同人誌即売会としては初出)として持っていき、今回はいつになく冷静に設営と開始を迎えていました。 作った本人にとっての「新刊感」って、当日初めて本の仕上がりと対面する、不安と期待の中にあるのかもしれません。 ホール入口ゲートに比較的近い位置だったからか、凄い人通りが、13時頃まで途切れませんでした。 冬コミ、こんなに人多かったっけか? 「絶体絶命英雄」2巻表紙イラストの原画(今回はアナログイラストが表紙に使われてます)展示を行ってました。小さくともある程度目は引いてたみたい。続刊決定のお祝いもたくさんいただきました。 それにしても、うちの机を見てみると、メイキング本、TRPGとデザイン本、リプレイ、創作小説……。 艦これ華々しき周囲の空気に比べて、不安静な方向性が際立っちゃってるんじゃないかと心配していたのだけど(これはいまに始まったことじゃない)、さいわいいずれも良いペースで人手に渡ってくれました。 (メモ) ・見本誌の下には少しでも在庫本の小山を敷くと、完売と間違われる可能性を無くせる ・「ニキシィ・パティエンスの描けるまで」は個展や委託で前もって300部超売れていたにもかかわらず、純粋な新刊と同じペースで手に取って貰えたように見える ・「TRPGと装丁」は想像以上の規模でチェックされていたようで、早期に完売。「ごめんなさい、売り切れてしまったんです」と説明したことも何度かあった ・「鎌倉魔法偏奇譚」の人気に陰りなく、午前中に完売。夏コミに出した本が半年で底を突いたのは、自分のサークルでは初かも? 敷居を下げて、面白そう&他に無い雰囲気に作り込んで、それが成功すれば、どんなジャンルの本でもたくさんの反応が得られるんだなあ……と思った ・見本誌表示をわかりやすく綺麗に、値札も兼ねる ・ポストカードのサンプルを手に取りやすく綴る ・「新刊ください」というフレーズに「新刊ってどれのことですか?」と聞き返さずに、あらかじめ決めておいた本をすいっと渡すようにする(こう言う人はだいたい「おつかい」で来ているため、書名まで知らない事が多い。そういう人にもうちのサークルを覚えてもらえるといいなあ、と思いながら対応してます) ・いまいち売れにくかったB3ポスターも、Twitterで直前に出した情報のおかげか、ピンポイントで「ポスター残ってますか?」と聞いてもらえた。めでたく完売。 ・情報って、どんなささいなものでも、何回繰り返したって、「その時初めて聞いた」って人がいるものだ。この日「絶体絶命英雄II」カバーイラスト原画を展示したのだけど、それを見て初めて「2巻決まったんですか? おめでとうございます!」とお祝いしてくれる人もいた 結局「ニキシィ・パティエンスの描けるまで」が残ったのみで、宅急便搬出の列には並ばずビッグサイトを後にできました。 スペースで助けて頂いた、馴染みのお二人には頭が上がりません。またダブルクロス遊ぼう。 そして遊びに来て頂けた皆様、ありがとうございます。 それと、以前から予告していた「シュレディンガ・フォークス」三巻の刊行が間に合わず、申し訳ない……。 秋冬と個人制作に手を付けられない状態が続いていたせいで、これはそのまんま、2014年の達成目標にしたいと思います。 この本は5月のコミティア目標に執筆します。 そんなわけで、今年最後の日が沈む……いや、最後ではなかった。 混雑を避けるためにガンダムを見たりして帰ろう。 |
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