2006/4〜6
|
[現在へ]
[2005/5〜9]
[2005/10〜12] [2006/1〜3] [2006/7〜9] [2006/10〜12] [2007/1〜3] [2007/4〜6] [2007/7〜9] [2007/10〜12] [2008/1〜3] [2008/4〜6] [2008/7〜9] [2008/10〜12] [2009/1〜3] [2009/4〜6] [2009/7〜9] [2009/10〜12] [2010/1〜3] [2010/4〜6] [2010/7〜9] [2010/10〜12] [2011/1〜3] [2011/4〜6] [2011/7〜9] [2011/10〜12] [2012/1〜3] [2012/4〜6] [2012/7〜9] [2012/10〜12] [2013/1〜3] [2013/4〜6] |
4/1
イタリアから戻ってきました。マフィアはさすがに強かったですね、今にして思うとスーツの白さが驚きに値する。今は椅子に座りつつ銃創を手で押さえて死にかけているので、とても嘘なんかつける余裕がありません。だいたい、帰り際に立ち寄った喫茶店でドジっ娘のごときコーヒーブチ撒けを披露してきたばかり。世のドジっ娘はなんであんなに己のドジに嫌気が差さないのか。ああ、もう東京駅は怖くて寄れない。ショルダーバッグをしっかり肩に固定するように、明日からふつうに頑張ります(嘘八割)。 4/2 Sun 昨晩から15時間ほど爆睡。枕をしばらく変えていたせいか、鬼のような肩凝りです。 昨日はこのサイトでは初めて仕掛けたエイプリルフールでした。昨年にアイレムが社運を掛けて繰り出してきたネタにハートを撃ち抜かれた自分は「来年は絶対に嘘をつくぞ」と意気込んでいたわけですが、そういえば、四月一日前後には毎年自分はPCから離れているのですよね。今回は残念ながら練り込み不足でした(帰宅直後に突貫で作っていた)。 見た方は、微妙に隙を突かれて頂けたでしょうか。実は嘘をついていませんけどね。 この日につく嘘の大前提としては「面白い」ことで、なかなか創作性を試される大人の娯楽というニュアンスを感じるのですが、その先にある嘘のスタンスには人によって様々なものがありますね。 たとえば各地でも秀逸なものが見られる「新作発表」ネタとなると、「おいおいこんなの作るのかよ一体どうしちゃったんだ見損なった! 俺はファンをやめるぞ!」あるいは「超期待! こんなの作られちゃったら私どうするかわかんない! マジヤバイ!」または「バカだねぇ!(賛辞)」のようなリアクションが作者によって期待されることになるでしょう(うちの場合はわずかに1番に近い)。 結果として騙された人をがっかりさせる嘘もあるわけですが(2番)、人の善意の裏を突くパターン(1番)と比べればどちらが悪質かというと、決めつけるわけにもいきません。 そもそもエイプリルフールだからなあ。 できれば幅広い層に対してヒットする3番パターンの嘘(大ボラ)を目標にしたいんですが、ここで嘘の鉄則「若干の真実を織り交ぜる」が最後の壁になるわけです。この人ならこの嘘をついてもおかしくないというリアリティ、ある種嘘の個性というものか。意外に奥の深い行事だと思うのです。さあ、2007年は詐欺師の異名をこの手にしてみせようか。 東京では「七人の武器屋」3巻挿絵の打ち合わせでした(美味しかった)。いよいよ実作業が始まります。四月に心機一転とは行かないけど、ここは挿絵家生活何年目かの踏ん張り所か。いつも通り行きましょう。 4/3 Mon 雨。さあ、ラフを描いていたら徐々に速度が乗ってきました。ゴールデンウィークが絶望の代名詞になりませんように。半月ほど、仕事以外のWeb活動をおろそかにします。 4/4 Tue モスバでラフを描いていたら(モスバはハンバーガー屋です)なんとはなしに近くの女子高生何人組かの会話などを聞いてしまうのですが、一瞬だけ「ドラクエの水」「あれって実際売ってんだよね」「なんかまずいんだって」というフレーズが交わされました。ディティールを誰も追求することなくドラクエの水についての話題は展開してそして流れていく。たぶん正解はポーション(Final Fantasy)ですが、結論としてはドラクエはやっぱりすげえ。 ちょっと疑問なんですが、衝動的に言われる「ちょーうけるー」は果たしてポジティブなリアクションなのか否か。 4/5 Wed 実は随分前からきゆづきさとこファンな自分は、初単行本『棺担ぎのクロ。』を購入してほくほくしているのです。個人的にこの本を勧めたい人がいるんですが、自分に勧められるまでもなく手に取っているだろうな、という予感もあり。 とにかくきゆづきさんは良い黒を使います。 あ、しまった、「七人の武器屋」の1C挿絵までいつのまにか黒く……(ぐわわわ) 4/6 Thu 自分の住んでいる街は海沿いなのですが、今日は昼前に30分ほど吹雪を観測しました(絶句)。 と絶句はしてみましたが、ちまたで入学式が執り行われることの多いこの日にはピンポイントで雪がちらつくことが多いのです(確か中学校の入学式で自分も体験してたな)。なかなか嬉しくありません。 雑誌へのイラスト投稿を止めてから一年くらい経ちますが、アクリルガッシュの腕が錆び付く様子は幸いにしてないようです。必要があれば何一つ気負わずに継続できるものだなあ、となんとなしに思いつつ今日も着彩中。 4/7 Fri 訳あって十年振りくらいに「のび太の恐竜」を読み返していたのですが、ラストで涙が滲むとは思いもしませんでした。 だってあんなタイミングでのび太が叫ぶんだぜ! 今見ると描かれている絵の凄さがちょっとだけ判りますね。闇の深さとかは前にも言ったとおり、子供心にトラウマを植え付けてくれたものです。峡谷をタケコプターで飛んでいるのび太達を上空から捉えているコマとか、武田鉄矢氏の歌が流れている見開きページの空の霞み加減とかも良かった。このエピソードで印象に残っていた色彩は、薄曇りの明るい灰黄色だったりします。かつてはペン画の白黒の向こうに色彩があるなんて想像できていなかったわけですね。 4/10 Mon 仕事してます(自分に言い聞かせるように)。 そんな中でも本は毎日のように増えていきます。やっぱり地雷を含まないアンソロジーは少ないのか……(ぶつぶつ)。自分にとって「二次創作の当たりはずれ」は、技巧の多寡よりも原作解釈の違いに由来するようです。シェアードワールドは原作不在という手でこれを回避しているわけですね。 4/11 Tue のんびり遊んでいた「空の軌跡SC」、とうとう完結。振り返るとやっぱり、だらだら自分を捜す若者二人、紅茶実演販売係の座を狙う妹、工房に居着く猫(猫語辞典があれば会話できる)、港湾都市飛行場発着場の片隅にいる天才メカニックを巡る物語、果樹園の運営について確執を抱える夫と義父、橋に座るポエティック・メタな女、釣り夫妻、カレー名物のコーヒーハウスで読書する青年、とにかく飲み物を売りたがる屋台、流行らない軽食屋の冴えない店主、呆れる店員、ジャーナリズム少女、訳あり学生二人組、紅茶の香りを夢で見たお手伝いさん、百貨店店長と巡礼旦那、商売人な姉さんとそのお付き、などなど、旅の途中で出会ったふつうな人々の事を思います。主軸となる物語は後半を迎えてより力強く鮮やかに展開されるわけですが、その一方で相変わらず地道に世界の土台を支えている街の人々と彼らの物語を追うのもそれと同等に楽しく、「ああ、RPG遊んでいるなあ」と自分はちょっと朗らかな気分になるのです。この温かさが英雄伝説に特有の味だとしたら、このシリーズが自分の中心に据えられているのは幸いだと昔から思っています。 原点に揺らぎなし、遊んで良かった。 大上段で王道を突き進む正しさの影にはもちろん、つっつけそうな隙も少なからず(不可避的に)設けられているものですが、その辺はしっかり自作に反映させさえすれば満足できるお得なファン心理。例えば、「リーズの冒険」の悪役は含み笑いなんて漏らす余裕はないのさ(笑)。 4/13 Thu Think Pain of your Neighbors 年に三度ほど足の小指を痛打するとき、どういうわけか自分は「ぎゃあ」でも「痛い」でもなく「にゃー!」「にょー!?」という音声を発するようです。叫んでから気付くのです。前世は猫です。前回痛打したときは爪が(以下自主検閲)。 典型的な叫びワードというものがあるのですが、いつかは「ぐはぁっ」「ひ〜っ!?」とかを自然に発声してみたいなあと夢見ている四月の中頃です。 4/15 Sat まだまだ「七人の武器屋」3巻の挿絵を描いています。アクリルガッシュ一式を片付けて、気分的にはこの辺で楽しい折り返しか。次は楽しい楽しい白黒です。楽しい楽しいペン&インクは楽しいな(サブリミナル)。 4/18 Tue Ask a place including the justice. ちびまる子ちゃんドラマを観ていました。どういうわけか観ている途中で「苺ましまろ」が頭をよぎったのですが、これは白昼夢と言うほかありません。いや、みんなかわいかったしね……(風に呟きは紛れる)。小学生はやっぱり現代劇のファンタジィ。破格に完成度の高い実写化でした。 昔からこの作品におけるお姉ちゃんの立ち位置が好きです。 挿絵作業は大詰め。五月までの辛抱か。 4/21 Fri THE・一段落。ああ、いつの間にか桜が咲いている。 4/22 Sat 「フリクリDVD−BOX」と「フリクリ原画集」と「フリクリ絵コンテ集」を買いました。ちなみにサントラも購入済み。自分もとうとうDVDをハコで買える身分になったのだなあ(しみじみ)。 なんにしてもこれは、一目惚れでした。ひょっとしたらマイガイナックスランキング内で王立宇宙軍と順位がひっくり返るかも。 4/23 Sun 昨夜は絵チャットでした。 [その0] [その1] [その2] [その3] [その4] [その5] [その6] [その7] 上手くなってねぇなあ(笑)。人前で描く絵のグレードが随分前から変わっていないような気がします。 4/24 Mon なんとなくエントランス成分解析機を置いてみました。 自分を解析してみたところ、わりとコーヒー分が高いですね。 4/25 Tue 成分解析を隠れ蓑にしてエントランス明日更新です。 実は投稿後に非掲載を希望された作品が二つあり、今回は予想より随分あっさりと準備することが出来ました。闇に葬られた作品はいずれも面白かったです。いつかはなにかの形で復活できると良いですね。モパ虫やmixiエントラコミュニティなど、非公式な発表場所はネット上にいくつか存在します。 4/28 Fri ゴールデンウィーク進行というものがあって世間の仕事はだいたい本日を〆切として回っているわけですが、それもどうにか切り抜けることができたようです。目の前の仕事が綺麗に片付きました。明日からはなにやって暮らそうかなあ。連休中の目標など立ててしまうとたぶん何一つこなせずに終わるから、いつも通りだらだらしておこうか。 五年近く激用していたインテュオス(WACOMのタブレット)のペンがとうとうへたれてしまったので、替えペンを買いました。一本五千円もふんだくられてしまったのはどういう了見かと聞きたくなりましたが、そもそも純正の替えペン自体ネット上で見つけることができたのが僥倖というものでしょう。世間のインテュオスはとっくに二世代くらい進化しているのです。 4/30 Sun コンビニでプラモが買える時代です。スピットファイアという自分しか買わないような機体が400円で売っていたので自分しか買いませんでした(想像)。 それにしてもこのよつばアクションフィギュア、一家に一体ほどあっても良いですね。 またもやお絵描きチャットを開催していました。 [その0] [その1] [その2] [その3] [その4] [その5] [その6] [その7] [その8] [その9] |
5/1 Mon
自室の机の脇には小さな窓があって、そこから近所の幼稚園の様子が良く見えるのです。おかげでインドア生活でも程よく季節感を覚えられる環境。今日は盛大にこいのぼりが上がっていました。そうか、五月か……。 5/4 Thu だらだらと夏の新刊に向けて準備を始めたり(コミケの合否通知を待っていたら危険だという経験則)、ぽつぽつと「リーズの冒険」マップを組んだり、私事の方では下ごしらえが続く五月の頭でした。これはこれで幸せな生活ですね。天気が良くて涼しい一年で最も過ごしやすい時期です。自転車で走り回るだけで気が晴れます。平和はいつまで続くことやら……。 これまた私事ですが、麗しき二十台前半も今日で終わりです。思い返すと、案の定、一年一年の印象が薄いなあ(笑)。 5/5 Fri Let me the Kidding day. 25歳になりました。ついに、いよいよ、そんなに若くない。年齢を未熟の言い訳にしてられないラインを越えてしまいました(たぶんそんなのは22歳辺りで越えた)。各方面よりのお祝い、どうもありがとうございます。 2006年抱負を「流されない」にしておきながら、25歳の目標は「人並みのことをする」にしようと思います。盗んだバイクで走り出してみようかな(十年遅い)。 5/6 Sat Feel frankfurt II 各方面よりのお祝いついでに各方面よりいろいろ頂きました。ああ、やっぱり誕生日は嬉しいな(笑)。重ねてどうも、ありがとう。 毎週のイベントになりつつありますが、今夜中に再びお絵描きチャットを開けます。 5/7 Sun 昨夜はまったりとお絵描きチャットでした。やっぱり勝手を知っている状況で合作するのが一番エキサイトしますね。どちらかというと自分は乱入屋です(笑)。 [その1] [その2] [その3] [その4] [その5] [その6] [その7] [その8] [その9] 連休も終わりですね。我が身を振り返ると、見事なまでにどこにも出掛けていません。なんだかんだ言っても、文化的に満たされていさえすれば田舎は暮らしやすい。 5/9 Tue しばらくペインターにタブレットで直に絵を描くような軽めの仕事を重ねています。こういう絵は一日単位でクリアしていくから、かえって個人制作に気が回らなくなってくるのだよなあ。個人的〆切は遥か彼方。あと、ヒマさえあれば散歩に出てしまう今日日の好天候もいけません。 そんなわけでマンガとリーズは若干停滞中。ただ、精神衛生上は非常に健康的な毎日です(笑)。 5/11 Thu アルファナッツの携帯RPG『真紅の誓』(しんくのちかい)、序章が公開です(以降は月刊ペースで連載予定)。FOMA900系&有料となかなか敷居が高いリリースになりますが、遊んで頂けると嬉しい限り。さくさく遊べる超短編です。 5/12 Fri 5/13 Sat [Gallery] うだうだと一番上にある看板絵を溜め込んでいると先日のアンケート結果に教えられたので、久々にGallery更新です。このコーナー、もうちょいフットワークを上げるか……。 ここ数日ネット通販熱が加熱していてタチコマプラモや逆転裁判3なんかを新たにうちに招いたんですが、ちょいとまともに楽しめる許容量を超えてしまいました。モノを買いすぎです自分。 一年半振りのグレイルファンタジー復刊「ドラゴンの洞窟」を手に入れてウッハウハなはずなのに、この素敵に禍々しい魔法の本もしばらくは手を付けられそうにない。 5/14 Sun いつの間にか極秘企画が看破(5/14付)されていたようです(嘘。もちろんこっちが後出し)。いや、お見事! 5/15 Mon 昨日の自分の後出しに、さらに凄まじい後出しが繰り広げられていますね(笑)。いったいどうなるこの勝負。めちゃくちゃ楽しみ。 「七人の武器屋」3巻は近日発売。そんなわけで、前回予想をはるかに超えて反響のあった例のアレを作っています。ここが正念場だ。 今までにない経路で仕事の依頼がばんばん(誇張)舞い込んできています。いずれも個人で、やっぱり夏を前にしたこの時期にみんな動き出すのかな、と感じます。おかげで8月までの予定がほぼ固まりました。 今年はGalleryが賑わうことになるはず。 空の軌跡イラストコンテストでもぎ取った後、空の軌跡SCを遊び始めたために部屋の隅で眠っていた「ザナドゥ・ネクスト」を気合で制覇しました。うーん、久々に硬派なファルコムを見た。高校時代傾倒していた「ブランディッシュ」あたりの鋭さを覚えつつ、そこでもやっぱり時代に寄り添った洗練と柔らかさを見せているのが頼もしく、そして美しいゲームでした。シャルは可愛いにもほどがある。 イラストコンテストではついでにザナドゥ攻略本ももぎ取っていて、パズルやボス戦の所々で躊躇なく頼ってしまったのは……自分が昔に比べて軟派になっていると言うことか(嘆息)。少年時代ならこのゲームを独力でクリアして、今よりももっと感動していただろうに。 この間ラジオ番組が放送されたエントランス、なにやら凄い企画が持ち上がっている気配があります。 気配だけ予告しておきましょう。 これは凄い! 企画を近場で傍観できる「原作者」というのが、自分が前々から憧れていた立場だったりします(笑)。いやあ、面白い。ご期待ください。 そんなわけで、いろいろありますが、こっちは独りでぼちぼちと「逆転裁判3」を始めました。なんだかコーヒーが飲みたくなってきたよ、なるほどくん。 タチコマにはしばらく部屋の隅で眠っていてもらおうか。 5/18 Thu [Gallery] OTHERSに一枚追加。 向こう二ヶ月のスケジュールをまとめてみたら、夏が来る前に、真っ先に自分の本を完成させておかねばならないという結果に戦慄しました。 恐れに駆り立てられるように走り出す、 明日へ、 光の速さで、 ダッシュさ、 それが、 若ささ、 振り向かない、 ことさ。 5/20 Sat 近所の本屋で確認したので、いよいよ告知です。「七人の武器屋 天下一武器屋祭からの招待状!」(著:大楽絢太 イラスト:今野隼史)ただいま販売中。あ、書店用POPも新しくなりました。 自分が初めてマーガス達を落描きしてから(挿絵を描く前には必ず落描きするのです)ほぼ一年が経ちました。挿絵はここに来てようやくこなれてきた感触がありますが、小説のテンションは一巻の熱さをそのまま保っています。これは間違いなく大楽さんの才能だなあ。 というわけで、あとは紙面でお会いしましょう。 5/21 Sun しめやかに逆転裁判3をクリアしました。隙あらば入り込む笑いの匙加減が素晴らしいゲームなんですが、それでも、劇中の印象として「……オレは、裁判中のコーヒーは17杯まで、と決めている」ゴドー検事が冗談抜きに格好良かったなあ(コーヒーの飲みっぷりなど)。思わず最終話は自分もコーヒーを淹れてから読み始めてしまった。 公式サイトには第一話の途中を遊べる体験版Flashがあるんですが、これで体験できるのはあくまでゲームシステムの一端だけです。逆転裁判特有のハッタリとナンセンスと熱さはやっぱりカートリッジを買ってこないことには判らないですね。任天堂の携帯ゲーム機を持っている人のほとんどに、とりあえず勧めておきたい。 あ、でも、「ハシゴがあるよ!」「それはキャタツだよ」で笑えるようになるには小学生には辛いかもしれません(笑)。 さて、大事に取っておいた第三作を終えたからには、あとは正座して四作目を待つしかない。 5/22 Mon 自分がiPodを買ってから一年ほどになります。程良くこのマシンが身に馴染んできました。近頃はiTunes Music Storeで音楽を買うことを覚えたんですが、プリペイドカードでチャージした残高がアルバムを買ってがくんと激減するのを見るのは精神的にこたえますね(何故)。やっぱり自分は一曲150〜200円ずつちまちま買っていくのが性に合う。 Music Storeでのファルコム古典サントラの品揃えが完璧に緻密なので、ここからマイナな曲を発掘してくるだけで当分遊べそうです。いよいよ他人に聴かせられないiPodになってきた。 5/24 Wed [Gallery] さくさくとGalleryに一枚追加です。 描いているマンガは遅くも早くもないペース。描く物と配置は原稿用紙の上に確定させているので、あとは下描きの精度を上げてペン入れするだけです。 数年前と比べて作業行程はずいぶんシステマチックになったけど、やっぱりまだ、マンガは描いていてこなれてきた感じがしないなあ。趣味として描いている限りこれ以上の進歩はないのかも、あるのかも。 「七人」3巻のイラストレーターあとがきには手書き文字に、商用OKのフリーフォントをちょっとだけ混ぜています。これはさすがに苦肉の策でした。いいかげんフォントにお金を出しても良い頃だろう。 そんな商売に使えるフォントには法外な値段が付いているという認識を持っていたんですが、捜してみたところ、このモリサワパスポートは抜群にお得感が漂っていますね。商業利用に関する垣根の低さもフォント初心者にとっては見逃せません。 夏に向けて世間のあちこちで本が作られ始めている時期です。ちょいと導入検討中。 5/27 Sat ひたすら真面目にタチコマを組み立てています。なめらか表面処理と、スプレー塗装のタイミングが鍵だな……。え、マンガ? なんのことでしょうか。 5/29 Mon お絵描きチャットは決まって突発的に開催したくなるのです。 [その1] [その2] [その3] [その4] [その5] [その6] [その7] [その8] [その9] そろそろ夏のコミックマーケットの合否が決まる時期です。受かると嬉しいけど、受からなくてもそれはそれで嬉しいよなあ(笑)。こういう宙ぶらりんの状況では、なかなかものは描けません。長期制作にまず必要なものは〆切だと思います(いいわけ)。 5/30 Tue 各所で次々とコミケ当確宣言が出されています。というか、知り合いが落選したという話を今回は耳にしないなあ。サイト巡りをしているだけで何故か無性に景気が良くなって楽しいです。お祭りの空気ですね。 こちらも間もなく、合否を知らせる青い封筒が届くはず。これで自分のお祭りの楽しみ方が決まります。 さっすま(自分の同人マンガ)の舞台はそのまんま地元の街なので、いつでもロケハンに出掛けることができます。写真まで撮ってきたあげくに描いているのはなんてことのない二車線道路脇の歩道だったりするんですが、自らが実際に歩いたことのある場所だと意識するだけで、何故か、背景を描くのにあまり疲れずに済むのですよね。 そろそろサイト改装から一年経つな……と思って、ふとhrefタグの向こうにしまい込んでいたLinksページを引っ張り出してみると、見ただけであぶり出されるいくつかの整備不良が。 うう、失礼しました。リンクページだけはまめにメンテしないといかんなあ。 5/31 Wed |
6/1 Thu
辺境紳士社交場、開設より六年が経ちました。 一年前のindicatorを見比べてみるとさすがにもう、環境が変わっていたり成長しているような気配がさっぱりありませんね(笑)。 ともあれ、管理者にとってはずいぶん切り盛りしやすいウェブサイトになってくれたな、と思います。ここからサイトを成長させるのは継続ではなく単純な己の力量になるでしょうが、まあぼちぼち、続けていきましょう。そうすれば、十周年くらいを迎えてもそんなにたいして変わらずにすむはず。 6/2 Fri 思うことは色々あれど、つまらんことは言わないし書かない、という矜持がずいぶん長いことこのサイトを支えてきました。そんな今日一日です。天に唾しない代わり、ちゃんと楽しいことを言えているだろうか、自分は? コミケの当落はすでにWEB上で検索しているのですが、封筒が来ないことには何一つ確かなことが言えません。はやくサークルチケットを手にして安心したいところ。 6/4 Sun 自分がこんなマンガを描いている間に、また一つ辺境紳士関連書籍が世に出たようです。(日記・6/4参照)いずれ実物を拝ませて下さいね(笑)。 6/5 Mon やっと封筒が届きました。良かった……というわけで、ウチも二年ぶりに夏コミに出店します。 コミックマーケット70 8/13(日) 東リ−20b 『辺境紳士社交場』 場所はこちら。詳細はいずれ追記するので、夏までしばらくお待ち下さい。自分の関わる本が四冊くらい出ますよ……って、前の夏コミよりさらに一冊増えたような気がする。気のせいだな。 この封筒と同時に市民税&県民税の納付書が投げ込まれたので、速攻で全期分叩き付けておきました。この額もなにげに倍増(昨年比)しているような気がするなあ。気がするけど、気のせいか。昨日はその血税を注ぎ込んで妙にぴかぴかになった公園で猫にパンを分けてきたので、まあ、税金は妥当に使われているような気がしています。気がしたけど、気のせいかな。フォースウォークウィズミー。 6/6 Tue タブレット直描きした絵をプリントアウトされたものを見て、「うちのCRTディスプレイの表示はなにげに縦横比が狂っているんじゃないか?」と恐ろしい疑念に駆られて念入りに調整してみたら、やっぱりちょっと横に長くなっていました(汗)。もう二年以上このディスプレイで落描きしてたよ……。 そんなわけで、これからは、自分のタブレット落描きは調整の反動を食らってちょっと横に膨らむことになるかもしれません。これがたぶん適正な比率です。 自分にとっての挿絵描きという仕事の醍醐味は、ラフ前。文章を初めて読みつつどんな絵を付けるか漠然と考えるのが面白いのですよね。作業が具体的に形をなしてくるにつれ、だんだんと辛さが混じってきます(笑)。そんなわけで、今が一番ハッピーな時期か。熱い夏はそんなに遠くない。 6/7 Wed 実際はそれほどでもないのに、久々に物事が巧く回った、と感じた一日。良い落描きができたからかも。間近で見る渾身の仕事はいつだってこちらの魂を鼓舞する。 6/8 Thu 6/11 Sun Over the Rainbow! >木下英一さん 遅ればせながら、『ばとね!!』完成おめでとうございます! ついでにエンターブレイン コンテストパークWeb金賞おめでとうございます! 見た目に騙されちゃいけない。しかし、見た目は君を裏切らない。とってもキャッチィでそれ以上に丁寧な軽快さを兼ね備えた、単独制作によるセンスが隅々まで行き渡ったイカしたRPGですよ。感慨無量を感じつつ、自分もいよいよ金持ちパンチで本格的に悪を正しに行くぜ。 自分はもう一つの金賞受賞作についても語らねばならない。それはまた明日のお話。 6/12 Mon >タクミさん 遅ればせながら、『黒魔剣士アース英雄譚』完成おめでとうございます! ついでにエンターブレイン コンテストパークWeb金賞おめでとうございます! そしてうちの村娘二人がお世話になりました! タイトルが全てを語る。とにかく主人公アースのばかかっこいい生き様が最高に痛快なシリーズです(必殺技のネーミングに痺れずにはいられない)。やっぱり、RPGは熱さと速いテンポが気持ちいいな。 今作ではゲストキャラクターが多数招かれていて、その筋の人なら終始にやりっぱなしの活躍を見せてくれています。うちのゲームにも招待状が届いたので、シリアとリーズがしばらくコスミリアに出張していました。 粋でいなせなリーズが登場するのは「黒魔剣士アース英雄譚」だけ! いや、こんなに活躍していいのかなあ(笑)。遊んでいて滅茶苦茶嬉しかったです。 6/14 Wed アニメを見てから原作漫画にどっぷりはまるという遅ればせながらパターンがすっかり板に付いてきました。「ARIA」に続いて現在「ぱにぽに」が凄まじい勢いで自室の本棚を圧迫し始めています。いや、やっぱり食わず嫌いはいけない。黄色いバカンス(主題歌)とルーレット★ルーレット(主題歌)がヘビーローテーションで鳴り響く中、そんなことを思うのです。大人になってからマイブーム着火から起爆までのブランクが妙に短くなったなあ。 こっちが自分で描いているマンガは完成目前。夏に向けて視界が僅かに晴れてきました。 6/16 Fri 半日ほど黙々とホワイト&コピックマルチライナー0.3mmを操って、どうにかマンガ作業完了。最終盤の修正作業で一番集中力が持続できました(笑)。 あとは若干の描き下ろしを追加して編集、台割を書いて出力見本を用意してMOにまとめて入稿、と……。同人誌作業はここでどうにか折り返しと言ったところです。そういやNFP1巻の再版も準備しないといけないのか。 そんな正念場ですが、正念場だからこそ17日から21日まで外出します。期間中の連絡は携帯まで。今まさに真っ盛りの梅雨を堪能してきます。 6/21 Wed しばらく東京に出掛けてました。犬とかと遊んだりハンバーグサンドとかをごちそうになったり「風のクロノア」とかを借りたり本とかを貰ったり浴衣を借りたりしてました。 あ、いや、仕事してました。 随分重くなった荷物を引きずって帰宅。 道中お会いした全ての方々にお礼を述べつつ、あとは向こうで話してきた諸々を形にするために、ホームグラウンドで絵を描くばかり。改めて意識するまでもなく自分の未熟は体感できるけど、仕事の話をしていると良く解る。つくづく楽しい稼業です。 6/24 Sat いつのまにやら土曜日。ついこの間も土曜だったような気がする……。今日は夏コミに向けてツノを描いています。仕事以外でペン画を描くのはわりと久しぶり。黒い絵です。ペンで闇を埋めていると時間経過を忘れますね。わりと闇に当てられます。がりがりがり……黒い。黒い、黒いぞ、くろい、暗いう黒いけけ暗いうけけけ……はっ(断続的に我に返る)。 ポルトガル土産にポルトワインを戴きました(ちなみに土産をくれたのはポルトガル人ではない)。甘くて強くて、かなり美味しい。氷を入れて丁度良いくらいのお酒です。これは……いずれ自分の足でも捜してみるかな。 6/26 Tue エドワード・ゴーリー気分を味わった黒いペン画も完成。次は空の絵を描くべく、我が家のPainterがゆるりと駆動し始めます。 こっそりと秋以降のお仕事も決まりつつあるのだけど、そこを考えるには目の前の課題をもうちょっと綺麗に片付けておかないといけません。そんなわけで日記はまだまだ手抜きが続きます。 つい最近クーラーを導入した自室だけど、地球温暖化が恐くて、生半可な暑気ではとてもスイッチに手が伸びません。やはり、扇風機を引っ張り出さねば。 6/29 Thu 5/24日記でちらりと書いたモリサワパスポートを導入しました。ああ、楽しい。新ゴとか、やっぱり字がかっこいいぞ! しばらく自分はフォントに振り回されるだめな人になります(笑)。 6/30 Fri 今日はラフを一人で煮詰めたのがちょいと裏目に出ました。冷静な指摘に深く感謝しつつ、ここは気分を変えるべきか。 *** ♪ *** これから変わっていくのさ俺は リフレッシュ リフレッシュ 振り返りはしない 進み続ける 新しいことがしたい 見たことない 聞いたことない チャレンジャーなのさいつも ライバルは自分 [Today's Tune 『つよがり魂』] よし、リフレッシュした。 |
[現在へ]
[2005/5〜9]
[2005/10〜12]
[2006/1〜3] [2006/4〜6] [2006/7〜9] [2006/10〜12] [2007/1〜3] [2007/4〜6] [2007/7〜9] [2007/10〜12] [2008/1〜3] [2008/4〜6] [2008/7〜9] [2008/10〜12] [2009/1〜3] [2009/4〜6] [2009/7〜9] [2009/10〜12] [2010/1〜3] [2010/4〜6] [2010/7〜9] [2010/10〜12] [2011/1〜3] [2011/4〜6] [2011/7〜9] [2011/10〜12] [2012/1〜3] [2012/4〜6] [2012/7〜9] [2012/10〜12] [2013/1〜3] [2013/4〜6] |