《BACK ふしぎなものがたり
HLE-TRPG Session record 2(Part 1)

EDITOR/辺境紳士

CAST/ゲームマスター(GM) 影冥さん
アクワイ しゃんぐさん
アニキ 御嶋イツさん
アリサ 辺境紳士
フランク 柳猫さん

●はじめに
 再びやってきました、セッションレコード。前回のレコードはご覧になっていただけたでしょうか?
 さて今回は、辺境紳士社交場チャット『辺境の円卓』運営終了直前に(たぶん)記念として開催されたエントランスTRPGセッション(Ver2.40)の模様を、読み物として成立するように一部加筆・編集した上で収録しております。
 前回と同じく、GMは各プレイヤーに『プロローグ』を与えました。以降の物語は、この四つのプレストーリーの上で流れていくのです。



[いきなりおまけ・セッション前模擬戦]
(未編集。読みにくい上に読む必要はありません:笑
 チャットによるセッションは実際にはこのように行われています、という記録です)


★キャラクターデータ&プロローグ★

[キャラデータ・アリサ] [プロローグ・アリサ編]
[キャラデータ・アニキ] [プロローグ・アニキ編]
[キャラデータ・アクワイ] [プロローグ・アクワイ編]
[キャラデータ・フランク] [プロローグ・フランク編]


※)文中 「」 内はキャラクターとしての発言、 PL: が頭に付く発言はプレイヤーとしてのもの、と大ざっぱに区別されます。なお、文中で一段暗く表示されている会話は、セッション当時他のプレイヤーには聞こえていないものです。


それでは、第二幕が開きつつあるところで、後の進行を彼らに委ねるとしましょう。


● ● ● ● ● ● ● ● ●


GM > さて、時間ですな。では点呼をとりましょう。番号!
アリサ > 1〜っ。
アクワイ > 2と。
アニキ > 3。
フランク > 7万。
GM > OK、7万とんで3人。確認した。
フランク > ご同輩、計算違うよ?(笑)
アリサ > あのう、69999人の虚ろな視線が怖いんだけど……(がくがく)
GM > では、ただいまより円卓終了公演、名付けて『最後っぽい晩餐』を開演する。演目は『ふしぎなものがたり』
アクワイ > ビーーー(ブザーSE)
アリサ > ういーん(幕が開く)


● ● ● ●  第 零 幕  ハ ッ ピ ー と ア ン ハ ッ ピ ー の 彼 岸  ● ● ● ●


GM > さあ、プレイヤー各自、まずは気軽にハッピーとアンハッピーを決定してください。

★DICEROLL★ > 中途半端な[4][2]です>アクワイさん
アクワイ > ぐ……、暗器(大半の装備)が封じられた。ハッピー4→5 アンハッピー2→1 だな。まさしく中途半端。

アリサ > さあて、行きますか。
★DICEROLL★ > まあまあかな?[6][2]です>アリサさん
アリサ > ハッピー6→7 アンハッピー2→1。オッケイ!

★DICEROLL★ > ご愁傷様[1][1]が出ました>フランクさん
フランク > ハッピートアンハッピーってなにさ?(笑)

アニキ > ウサギが喋ってるな。まあ、海の漢は気にしねぇさ。
アニキ > さぁ、気合いと根性でダイスを振ろう!!
★DICEROLL★ > 悪くはないかも、[5][4]です>アニキさん
アニキ > ハッピー5→6 アンハッピー4→3 だ。
アニキ > よし、これで一発戦闘不能はなくなった(笑)しかしまともな攻撃と防御ができなくなったのも事実(汗)

GM > 各自、しっかりとその数字を覚えておくこと。GMは覚えちゃくれないぞ(笑)

アクワイ > エントラポイントは? 確か+1おまけだったっけ?
アリサ > みんな、とうぎうやら味方やらと死闘を繰り広げて、1か2のボーナスはあると思うけど(笑)
GM > エントラポイント(以下EP)は事前に決めておいて良いものだ。決めていない場合は1D6+1(模擬戦で倒したとうぎう分のボーナス。アリサは+2)で算出してください。

★DICEROLL★ > 中途半端に[3]です>フランクさん
フランク > ウサギ足でめもめも)ハッピー/アンハッピーなし。EP4。面白くなるように使うこと、っと。

★DICEROLL★ > 中途半端に[3]です>アリサさん
アリサ > ボーナスもらって、5点。命綱だね……(ごくり)

アクワイ > では、
★DICEROLL★ > おおっと、[6]です>アクワイさん
アクワイ > む、運を使い切った感じだ(笑) 7ポイントゲッツ。

アニキ > じゃぁ、ここでEPは振っておくか。
★DICEROLL★ > いい感じかも。[5]です>アニキさん
アニキ > よし、この数値なら気兼ねなくダイスの目を修正できる(笑)


● ● ●  第 一 幕  事 情 を 知 ら な い 三 人 と 、 知 っ た こ っ ち ゃ な い 一 匹  ● ● ●


GM > さて、決めるべきことも決まった所でさっそく始めよう。プロローグ最後の台詞は覚えているね? あそこからスタートだ。
アクワイ > じゃ、俺たちの台詞からか?
アニキ > あそこからか。
アクワイ > じゃあ、せーので>そこの兄ちゃん
アクワイ > せーの、
アニキ&アクワイ > 「宝について聞かせてもらおうか」
アリサ > 「………………はぁ?」(ぽかーん)
アニキ > 「誇りを、誇りを取り戻さねばならん」
アクワイ > 「いや、まあ話だけでいいんだ。正直何も手がかりがなくて困ってる……」
フランク > 「手がかりかぁ。うーん、ぼかぁ手がないからね」(ぴょんぴょん)
アリサ > 「ど、どーゆーことよ。あんた、誰をなにに巻き込んだの?」(がしっ>ぴょんぴょん)
フランク > 痛い痛い。そんなに馬鹿力で掴むと、もげるよアリサ。色々。
フランク > 「まぁ、強いて一つだけ言うなら…」
フランク > それは丸いね。
フランク > 今日のところはこれくらいかな?
アニキ > 「丸い……丸いのか……」(丸いもの……宝石か、はたまた未だ見ぬ未知なる宝か)
アニキ > フハーーーッハッハッハ。お宝のしっぽを掴んだぜ! 舞ってろ――いや違った、待ってろよテリー!!
アクワイ > 「いや、丸だろうが三角だろうが八文字だろうがいいんだけどな。その宝ってどんな物なんだ? 例えば……ほら女の子とかは喜びそうなものか?」
フランク > 「喜ばないとは言えないね」
アクワイ > 「嬢ちゃんはどうなんだ? 例えば、それをプレゼントされたら嬉しいのかい?」
アリサ > 「はあ。まるいものですか。うれしいというかなんというか。」
アリサ > なんかずれたテンションの黒髪の男と、なんだか貧乏くさい毛布をかぶった男……堅気そうには見えないけど、ねぇ……。
アクワイ > 毛布じゃねえ! 民族衣装だっ(はたはた)
フランク > (堅気を呼んでどうするんだい、アリサ)
アリサ > (うん。そこだけは、あんたの判断を褒めたいわ、フランク)
フランク > (困るのはアリサだしね)
アリサ > 「ははは。困るのはわたしかぁ」(虚)
フランク > 「あれ、おかしいな。僕が困ったところ見たことある?」

アクワイ > いまさらながら二人を観察する。特にウサギ。自分が追ってきた奴と同じ奴か?
GM > では、アクワイ。自分の記憶と比較するために判定です。目標値は「易:3」です。
★DICEROLL★ > 普通に[4]です>アクワイさん
アクワイ > よし、ちょっと前なので記憶は比較的クリアーだったらしい。
GM > では、間違いなく自分が追っかけてきたウサギです。本人(?)も気付かないような寝癖(?)もバッチリ確認できました>アクワイ
フランク > 「ん、僕の顔に何か付いてるかな? 片眼鏡とか」>アクワイ
アクワイ > 「……そういや、なんでウサギが喋ってるんだ?」
フランク > 「どうして君はボクがウサギだって言い切れるんだい?(鼻をぴくぴくさせながら)」

アリサ > 虚ろな視線であたりを見渡す。事情はなんもわかんないけど、ここどこよ?
GM > なんとなく通りすがった小路の先の広場です(笑)>アリサ
アニキ > (フハハハハ 見てろー 見てろよー!!) ←と、何やら明後日の方向を見て燃えている
アリサ > (目を逸らして毛布男に向き直る)「あのー、わたし帰りたいんですけど……宝だったらこの丸ボケウサギが知ってますから……(ぼそぼそ)」
アクワイ > 「いや、そのタキシード着た非常食のことはどうでもいいんだ。それより、宝だ宝」
アニキ > 「そう! 宝だよ、宝。そのウサギも旨そうだがな。宝が優先だ」
アリサ > 「宝って、アレ? なんだっけ、5個だか7個だかに分かれたとかって言う……」
フランク > まぁ、2つ以上だね。
アクワイ > 「分かれた? 一つじゃないのか?」
アニキ > 「なんだって!? 宝は5個も7個もあるんだってぇ?!」(こりゃぁ一気に海の漢に返り咲きだ!!)
アクワイ > (そうかぁ、それだけあるなら一つぐらい貰っても悪くないよな)
アリサ > 「んで、丸くて高くてふさふさで素敵な道具? だっけ? ねえ?」
アニキ > 「フハハハハ! 宝はすぐそこだっ!! ……、ってフサフサ?」
フランク > 「ばかだなぁアリサ。情報は小出しにしないと(笑)」
アリサ > 「あんたが情報を無意味に小出しにしようとしてた気がすんのよ(うんざり)」
アクワイ > (……なんかハズレくさいよなぁ。でもこれと言って手がかりないしなぁ……)

フランク > GMさんよぉ、こっからどうすりゃいいのよ?(笑)
GM > とりあえず思いつきでどうぞ(笑) 進んでいればいずれイベントに当たります(笑)


フランク > 「(前脚を上げる)さて、宝はあっちだ。みんな走れ〜」
GM > と、黒ウサギは「あっち」を指しているわけですが。
フランク > アリサの頭の上で。
アリサ > ……見えない(笑)

GM > 追加能力〜『魔力センサー』。目標値5で魔力のある方向がいーかげんに判る。フランクの能力なのであてにはならない。 をプレゼント(笑)
フランク > じゃ、早速使ってもいい?
GM > OK。
★DICEROLL★ > いい感じかも。[5]です>フランクさん
GM > 反応アリ。右に。


フランク > 「ほら、みんな。あっちだよ(長い耳で示しながら)」
アクワイ > 「おい、『旨そう』(←フランクのことらしい)。話はさっぱりわからんが、お前は俺たち力を借りて宝とやらを手に入れようと、そう言うことなのか?」
フランク > 「割りと正解だね、いかにも普段は人に従ってるけど実は我が強いキミ(笑)」
アリサ > 「素直にあっちへ走った方がいいかも……。頑張ってね、わたし帰るから……」(くるりときびす返し)
フランク > 「あと、向かうべきは右だよ」
アリサ > 「右って、あんた、わたしの行きたい方向を無理矢理指してんじゃないの!?(がーん)」
フランク > 「なに、ちょうどキミのアパートの方向ってだけさ(べたり)」
アリサ > 「一人で帰らせてよぉ。どう考えてもロクな事になりそーにないし!」
アクワイ > 「(俺も乗り気しないな)――ああ、嬢ちゃん、帰る前に質問があるんだが。女性へのプレゼントにはどういうものを選べばいいのだろうか?」
アリサ > (毛布男に向き直る)
アリサ > 「えーと、……現金かなあ……。できれば、贈り主があなただって判られない方がいいと思うんだけど」
アクワイ > 「なるほど、現金か。確かにあれは便利だからな。……と普通の女性ならまだしも、相手は熊殺し殺し見殺しとまで言われてそうな悪魔の使いだからなぁ……」
アリサ > 「よくわからんけど、お似合いなのね。よかったわ……(棒読み)」

フランク > 「ねぇ、アリサを除くみんな。落ち着いて考えてみなよ」
アニキ > 「ん? なんだやぶからぼうに。」>旨そうなウサ公
フランク > 「キミたちはここまでボクにマジカル☆バビューンですっ飛ばされてきたわけだよね。ボクに従わないとおうちに帰れないよ(笑)」
アリサ > (それ誘拐じゃん……目撃者って聞いた気がするけど)
アクワイ > いや、おうちって言われてもなぁ……。
アニキ > ここまで来といて、帰りたがると思うか?(ニヤリ)
アニキ > (振り返って)「おーい。お前ら来ないのかー? 全部いただいちまうぞー?」(←既に歩いている)
アクワイ > 「まあ、右に行くぐらいなら、歩くだけだから何ぼでもいってやるが」
アクワイ > (振り返って)「ん、行かないのか?」(←既に歩いている)
アリサ > (ぽつん)
GM > では、黒ウサギの指示に従って全員「右」へ進む。で、OK?
アリサ > 「はあ……」
アリサ > とりあえず、わたしも右。アパートの方へ進みます。この人ら、このまま放っとけるような気がしない(笑)


● ● ● ●  第 二 幕  樽 と 酒 場 と 漢 の 誇 り  ● ● ● ●


GM > さて、指示に従って右へ進むこと十数分。道の途中では子供たちがなにやら投げ合って遊んでいます。「まきびし!」「ぎゃー!」
アニキ > PL:まきびしで遊ぶ子ども……イヤだ(笑)
アクワイ > 「投げんなよ。まきびしの用法まちがってるなぁ……」
GM > まあ、まきびしと言っても小さくてピンクだったり白かったりするイガイガしたものだ。すくなくとも本来のまきびしではない。
アリサ > 「はやってるのよねぇ、まきびし。美味しいらしいし」
フランク > あたかも流行の最先端をいく帽子のようにアリサの頭上に横たわってよう。
アリサ > もう慣れた。フランクも慣れたから、ヘッドシェイキングくらいじゃ外れないの(しくしく)>フランクキャップ

アクワイ > 「で、ロデオ楽しんでるところ悪いが(ため息)宝は何処にあるんだ? そこの旨そう。」
フランク > (まんじりとも動かない)
フランク > PL:…この人たち(若干三名)はウサギの僕に、「先行してアクションを取れ」と言う気なのか(笑)

GM > さて、そのまきびし(?)を見た人は一般知識の判定。難易度は『易:3』です。

★DICEROLL★ > 残念、[1]が出ました>フランクさん
フランク > ZZZ....

アリサ > 「宝なんてねえ。テムズから良く聞く単語だけど、ことごとくガンマンが死にそうになったってオチが付くんだよねぇ……(ぶつぶつ)」
★DICEROLL★ > 中途半端に[3]です>アリサさん
アリサ > 食べ物ならば無条件に成功よッ。

アクワイ > 俺、一般常識無い(Defect)んだけど……。
★DICEROLL★ > いい感じかも。[5]です>アクワイさん

★DICEROLL★ > 中途半端に[3]です>アニキさん
アニキ > ま、問題ないな。あれは食えるまきびしなんだ、きっと(笑)

GM > 成功した人は、最近、東部博物館で開催中の『魅惑のコンペイトウ展』が流行っていることを思い出します。
アニキ > PL:またかっ(笑)>東部博物館
アクワイ > PL:東部ってことは、あの館長か(笑)
アクワイ > 「ああ、あの博物館か。路地裏に転がってた新聞にそんなこと書いてあったな」
アリサ > 「東部博物館にしちゃ、今回は毒のない展示だと思ってたのよね。子供の間で流行るなんて……(横目じー)」
フランク > 「(むくり)そう、その博物館に宝の一つがあるのさ、っていうのはどうかな?」
アリサ > 「妥当じゃない?(まるっきり信じていない声音で)」>フランク

GM > さて、そんな微笑ましい光景を見ながら右にずんどこ進むことしばし。通りすがった酒場から歓声が響いてきました。「うおー十人抜きだ!
アニキ > (ピクン!)←十人抜きという言葉に過剰反応
アクワイ > 「なんだなんだ?(気だるげに覗き込む)」
フランク > 「ねぇ、気になるから入ってみようよ、アリサ」
アリサ > 「妥当……かなぁ?」
アクワイ > 「どっちに行けって言うんだよ……(疑惑の眼差し)」
GM > 人がゴミのよう…(ゲフンゲフン)…人が壁になってよく見えませんが、酒場ではなにやら飲み比べをしている様子です。
アクワイ > 「うげ。よくやるよ……(アジアンは酒が苦手)」
GM > 見物客「すげぇ、まるでタルだぜ、あのチャンプ!」
アクワイ > 「タル? ざるじゃなくて?」覗き込む。
GM > 覗き込むと判ります。まさに"タル"が酒飲んでますね。
タル > 「かかってこんかーい!」
アクワイ > 「……かかってけば、何か特典とかあるのか?」
GM > 観客2「ふっ、勝利にゃ名誉が付いてくる……漢ならそれを求めてなんぼさ、にーちゃん」
アクワイ > 「生憎、俺の名誉は今も昔も一つだけでね……」
アリサ > (首振り)テムズの嫌いそうな競技だなぁ……あーいうイベントって、必ず店のどこかが壊されんのよ。
アニキ > 「飲み比べか……力比べだったら飛び入りするんだがな」
フランク > PL:(約一名に向かって)参戦だ、参戦〜(笑)
アニキ > 「悪いが飲み比べには興味はない。酒はゆっくり味わいながら呑むもんだ」
アリサ > 良識あるように見えるね、この非堅気二人(笑)
フランク > ここで突然。
アニキの声 > 「フフフ…多少はやるようだが…しかし、まだまだだな! この俺には勝てまいッ!!」
フランク > と言って、また帽子に戻る。マジカル☆声真似
タル > 「誰だ、今のでけぇ口は……! 次の相手はお前か!」
アリサ > ざわ……ざわ……(騒然となる群衆SE)
アニキ > 「ふ……ふ。フハハハハハハー!!」
アニキ > 売られた勝負は買わねばなるまいっ、それが海の漢ッ!!(ざんっ!)
アクワイ > 「おいおい、あんた俺と同じでアジア……あ〜いっちゃったよ……」
フランク > タルに負けちゃ海の漢とは言えないよね。ふぁいと。
アリサ > ふぁいとー……(ぽかーん)
アクワイ > 二日酔いのくすりなら任せろ〜(気だるげに)
アニキ > 「さぁ、いっちょもんでほしいのは誰だい?」と言いつつ指を鳴らす←それじゃ腕っぷしだよ(笑)
アニキ > 人込みかき分けてそいつの前に仁王立ち。
タル > 「まだ気概のある奴がいるじゃねぇか。来な!」


GM > さて、タルとの飲み比べです。ただし、相手はタル。酔いません(笑) よって、アニキはタルの容量が一杯になるまで飲み続けなければいけません。
フランク > タルって、本物のタル? それとも比喩でタルのような体形?
GM > (フランクはタルを見れば判ります。「あ、欠片だ」と)
GM > 本物の酒樽。年季の入った一品>タル
アニキ > って、人間じゃねぇのかっ!!(笑)
アクワイ > (辺境はタルもしゃべるんだな〜)
アリサ > (さりげに失礼な:笑)
アリサ > (ひそひそ)「どーゆーことよ何でタルが男気溢れるセリフ吐いてんのよ。あんたの関係者?」>フランク
フランク > (ひそひそ)「否定はできないネ☆」

GM > 難易度は『易:3』。キャラクターレベル回までは失敗できますが、それ以上の失敗は酔っ払って撃沈です。
GM > では、ひたすら判定をどうぞ。

アニキ > おっし。覚悟を決めたぜ。いくぞっ!
アニキ > 「テリー……、アニキの生き様をしっかり見ろよッ!!」
★DICEROLL★ > いい感じかも。[5]ハッピー[6]です>アニキさん
アニキ > (ごくごくごく、たんっ)よシッ!
アクワイ > 「うわばみがいたな(笑)」
タル > 「おぉ……やるな。だが、まだまだ!」(だっぽんだっぽん)
アリサ > ジョッキからどうやって飲んでいるんだろう、このタル……。
GM > ざばざば自分に注いでいます(笑)

★DICEROLL★ > はい、[2]ですね>アニキさん
アニキ > (ごく……)うえっぷ。
★DICEROLL★ > 残念、[1]が出ました>アニキさん
アニキ > うっっっぷ。
★DICEROLL★ > あらら[1]が出ました>アニキさん
アニキ > うえっっっぷ。

フランク > PL:あ、アニキぃ…(笑)
アリサ > ハッピーアンハッピーの付けいる隙もない? アニキ、グダグダだ(笑)

★DICEROLL★ > おおっと、[6]です>アニキさん
アニキ > (ごっごっごっ)ふん。まだまだいけるぜ。
アクワイ > 「お、起死回生」

★DICEROLL★ > 普通に[4]アンハッピー[3]です>アニキさん
アニキ > アンハッピーか……下がっても3だ。セーフ?
GM > セーフ>目標値と同数
アニキ > (ごくん)ふぅ、いまのは危なかったぜ。

★DICEROLL★ > おおっと、[6]です>アニキさん
アニキ > フハハハハハハハハハハハハハー!!
フランク > タルの様子は?
タル > 「まだまだ入るぜ!」ざばざば(笑)
GM > 余裕を見せているタルですが、容量の限界も近いようです。

★DICEROLL★ > 普通に[4]アンハッピー[3]です>アニキさん
アニキ > (ごんごんごんごん、たんっ)まだいけるぞーッッッ!!
アクワイ > 「うぷっ(見てるだけで酔ってきた)」

★DICEROLL★ > 普通に[4]です>アニキさん
アニキ > オラオラオラオラー!!! これが海の漢の生きざまよぉおおおおぅッ!!
フランク > (耳を持ち上げて隙間から覗く)なんとかいけそうだね。

★DICEROLL★ > いい感じかも。[5]ハッピー[6]です>アニキさん
アニキ > フハハハハハハハハハハ  所詮タルよタル!!
タル > 「ま、まだまだじゃー!」(ざばざば)

GM > 十杯目。

★DICEROLL★ > おおっと、[6]です>アニキさん
GM > 十杯目を越えたあたりからタルの容量が怪しくなってきました。揺れるとちょっと零れたりしています。
アニキ > クククククククク。タルの悪あがきだなッ!!
アクワイ > 「何なんだ、この兄ちゃんは……(汗)」
★DICEROLL★ > おおっと、[6]です>アニキさん
アニキ > (ごくんごくんごくんごくん、たんっ)クカカカカカカカカカカカ!! 水だ……水のようだッ!! フハハハハハ!!!
フランク > 壮絶な生き様だ(笑)
アクワイ > PL:8連続で成功してる(笑)
アリサ > 「信じられない……このあんちゃん、顔色一つ変えていない!」(特等席で肴をつまみながら)

★DICEROLL★ > いい感じかも。[5]ハッピー[6]です>アニキさん
アニキ > (だんっ!)今日のオレは絶好調だぜぇぇぇッ! (←そろそろ怪しい感じです:笑)
タル > 「う、ぐぐぐ……」
GM > そして……ついにタルから酒が溢れてしまいました。その様子に店主が止めに入ります。
店主 > 「これは飲んだとは認められんな。勝負アリだ!」
アリサ > PL:そりゃそうだ(笑)>認められない
アクワイ > PL:はじめからそうだって(笑)
店主 > 「勝者! 通りすがりのにーちゃん!」
アリサ > わぁぁぁぁぁぁぁぁー!(沸く観客SE)
アニキ > 「クククク。樹木から人生やり直してこいッ!! タルめッ!!」
フランク > やるねぇ。
アニキ > 今日のダイス運を使い切った気がする(笑)
アクワイ > 「あ〜、頭がくらくらする〜……(空気で二日酔いになってる)」


GM > さて、新たなるチャンプに湧きあがる中、フランクはタルの中から宝石のようなものが浮かんでくるのを発見します。『すてきなたからもの』の欠片です。
フランク > アリサの頭からひょいと降りて、拾いに行くよ。
アリサ > 「どしたの、フランク?」
フランク > で、またひょいと登る。何事もなかったかのように(笑)
アリサ > 「……はぁ」
フランク > 「どうしたのアリサ? まるで兄弟のパートナーみたいに息ついて(笑)」
アリサ > 「わたしに悪いと思って降りてくれたんだと思ったけど(嘆息)」

フランク > 取り戻した欠片の形は?
GM > 〜カラットのダイヤみたいな形状。大きさはテキトーに決めておくれ(笑)


GM > 欠片を一つ入手しました。魔法の道具なので、壊れた時に形状が変化したようですが、間違いありません。
フランク > 変化しすぎだ(爆)

アニキ > 「ウハハハハハハ!! これが海の漢の底力よーッ!!」 PL:といいつつ周りの観客と盃を交わしています(笑)
アリサ > 弟分が見習ったら破滅的なことになりかねないかもね、この人(笑)
GM > そして、タルは何事もなかったかのように只のタルになってしまっています。どうやら欠片の力で変化していたようです。
アクワイ > 「なるほど、満タンになったら只のタルに戻るわけか。さすが田舎のタルは一味違う」
アリサ > 「あんた、どっから流れてきたの?(笑)」>ここは田舎発言
フランク > 「ボクもそれを訊きたい(笑)」>大都会アクワイ物語
アクワイ > 「ん、知りたいか嬢ちゃん。あっちのほうだ(裏路地を指差す)」
アリサ > 「裏路地か……。裏路地ね。まあ、わたしも裏路地にあるうらびれた宿とかに理解があるから……(視線で逃げる)」

アニキ > 「タルなんざ所詮タル。容量オーバーすれば、それで終いさ」PL:アニキの腹は大丈夫ですか(笑)
アニキ > フフンフ〜ン♪  PL:誇りゲージ 宝:海の男の誇り 8:2 に変化した!!(笑)
アリサ > PL:アニキの誇り、宝と海の男の二極だけか……!(笑)
アクワイ > 宝:現金 1:9ぐらいを彷徨っている(笑)
アリサ > 帰りたい:諦めた 4:6くらいにシフトしたかなあ(笑)

GM > さて、祝杯を受けていたアニキは抜け出すには難易度『難:5』で判定してください。失敗すると酔っ払い(全ての判定が難になる)ます(笑)
アニキ > なッ!! しまった(笑)
★DICEROLL★ > いい感じかも。[5]ハッピー[6]です>アニキさん
アニキ > フフン。今日は絶好調だな(爽やか笑顔)
GM > ちっ(笑)>酔わない
フランク > PL:貴方の勝利は最初の十人の犠牲の上に成り立っていることをお忘れなく(笑)
フランク > (ふむふむ。この人間は「役に立つものリスト」に加えておこう)
アリサ > (祝杯の席からさきいかを拝借しつつ)「……んで、フランク。宝探しはどうなったわけ? あのあんちゃんは大事な名誉とかをゲットしたみたいだけど」
アニキ > 「そうだ。次はどこだ?」(ぎゅむっと旨そうなウサ公の耳を掴む)
フランク > (耳が千切れる)「酷いなぁ」
フランク > 「さぁ、博物館だよアリサ(上から覗き込む)。言い換えるとコンペイトウだ」
アリサ > 「(上目でフランクを確認しつつ)この激ボケウサギが博物館って主張してるんだけど……?」
アニキ > 「東部博物館だったか。あそこは……、なんだか嫌な記憶がオレの中に残ってるんだが気のせいか?(うっぷ)」
アクワイ > 「……まあ、コンペイトウを土産に持って帰れば、主人の機嫌も取れるかも知れんなぁ」
GM > では、一同は東部博物館へ向かいます。
フランク > あれ、千切れてるのに?(笑)
GM > ふむ。ちぎれましたね>耳
アリサ > 「えーと。その黒い耳は……?」>アニキ
アニキ > 「ん? んーこれは……なんだ。あれだ。あーそうそう。あれあれ。(うっぷ)」
アクワイ > 「……あんた、まだ酔っ払ってるな」
アニキ > 「んー ま、なんだ。食料だよな。きっと。もぐもぐ」
アリサ > 食われた!?(笑)
フランク > 「食べちゃったものは仕方ないネ、新しいのが生えてくるまで待とう(悠然)」
アクワイ > 「あれがフーデニングと言う奴か……(ごくり)」>生えて食べてまた生える
アリサ > 「うわ(引)。ウサギの耳って、生えてくんの? どーりで……街でよく見かけると思った」
アリサ > 「きっと定期的に刈られて、アクセサリィになってんのね……(ぶつぶつ)」


中編へつづく>