5/5 Tue COMITIA112
コミティア出展してきました! この日はゲームマーケットも同日開催で、身体が一つしかないためにコミティアのほうに参加した次第です。
そんなわけで、コミティアなのになぜかアナログゲームが山のように詰まれたサークルになってしまった辺境紳士社交場……しかしテーマが「同人誌」のゲームなんだから、ここに並んでたってなにもおかしくはない!
当日はショップから返送されてきた「
ニキシィ・パティエンスの描けるまで」も並べたのですが、新刊と色が丸かぶりして、実際来てくれた方をずいぶん惑わせることになってしまいました。予想はしてたんだけど、もうちょいていねいに区別が付けられる工夫をしとくべきだったかも。
イベントカタログである「ティアズマガジン」、驚いたことに、巻頭インタビューの中で今野隼史があれこれ話をさせていただいてます。秋葉原のカラオケボックスでコミティアスタッフの方と「王たちの同人誌」対戦を行ってから、楽しくしゃべったことを密度高くまとめていただきました。
三十歳を越えるとなかなか自分語りの口が重くなってしまうんだけど(恥ずかしいので)、こうやって自分のやってきたことや言動を客観視できるのは、嬉しいものですね。このインタビューを見て、新刊を探しに来てくれた初見の方もいらっしゃったみたい。あらためて、ありがとうございました。
「
王たちの同人誌」校正紙をそのまま使ったサークルポスター。とにかく異様なパワーを感じる面構えになりました。
今回はっきり印象に残ったことが、「"王たちの同人誌"を買っていく女性の方がめちゃくちゃ多かった」ってことです。「友人と遊んで面白かったから買いに来ました」と教えてくれる方もいれば、twitterの口コミでゲームのことを知ってくれた方もいたり。今までの辺境紳士社交場ではなかった流れです。
ここで手に取られたこのゲームが、これから先の季節、いろんな人の間で遊ばれることを作者は楽しみにしてます。プレイ風景の写真、twitterに上げてみたりしてくださいね。見に行きます。
(……あと、このゲームはあちこちの同人業界内で遊ばれているみたいだ!)
わいわい楽しく遊ぶことに特化した運ゲームではあるんだけど、こいつが同人誌とアナログゲームの敷居をちょっとでも繋げることができてたら嬉しいなー。
……っていう表示を作ってたんだけど、終始まったくの杞憂に終わりました。そういうこともある。
暑すぎず寒すぎずの心地よい空気の中、どの頒布物もひとしく、いい感じのペースで手に取られていきました。東3ホールぶち抜きの大規模コミティア、にぎやかさに助けられたみたいです。
最もペースが緩やかだったのは「
パラグラフの迷路」。文章ベースの本は初見で手に取ってもらえるのは難しいな、と思いつつ、じっくり文章を読んでから買ってくださる方もいてすごく嬉しかったり。自分の軸は絵描きにあるのだけど、むしろ文章表現の方が、自分の根っこの部分に直結しているような感覚があります。
新刊「
TABEMONOPOOL dinner」(こうして見るとほんとに表紙色が既刊にかぶってる)。シリーズ三冊目で最後の一冊です。一瞬の思い付きを完結させるためにほぼ一年を掛けたことになるけど、時間を掛けていくつかの同人誌で表現すれば、ささやかな発想にも強固な形が与えられる……と信じて、同人誌を複数巻構成で考えることを自分はよくしています。
そんなTABEMONOPOOLシリーズすべてに付き合ってくれた方のために、オマケページを作りました。
dinnerページの下部に、巻末のキーワードを持ってアクセスしてみてください(じつは、1〜2冊しかなくても……あるいは1冊だって持ってなくても、推測でオマケに到達できるかもしれません。それでもいいのです)。裏話でけっこうおなかいっぱいになりますよ。
5/16 Sat
二回連続で背景がビッグサイトの日記ですね。
デザインフェスタに初めて行ってきました。名称からなんとなく「タイポグラフィとかインダストリアルデザインとか見られる?」と思っていたのだけど、実際行って自分が目にしたのは「美術部だらけの超巨大学園祭(みんな真剣で超上手い)」という見たことのない空間でした。
美大生も多かったのかな、アナログ原画展示がたくさんあった気がする。
フードコートに出張してたおそば屋さんが作る本格和風インドカレー。ボリュームもしっかりしてて美味しかった。
このイベントは販売よりも展示に重きを置く人が多いみたいで、個々のスペースに世界観の見た目が作り込まれていて(ほとんどのところで机の上部に看板や屋根状の構造物が作られてたり、背後に壁紙付きのパネルを設置したりしていた)、区画によってはわざと照明が落とされてたり……めまぐるしく変わる世界観がビックサイト西エリア全体を使って立体的に展開されていました。
ビックサイトってこんな複雑な会場なのか、と歩いてて新鮮に思ったくらい。
個人がブースを出す同人誌即売会と似ているようで、雰囲気がまったく違うイベントです。見渡すと参加者の年齢層がだいぶ若い(平均すると20歳ちょいくらいか)。だいたいのひとが買い物ではなく「見るため」に遊びに来ているようで、楽しそうです。「緊縛」モチーフを三箇所は見た。デザフェスと相性がいいのか……。
そんなわけで、すごく楽しかったのでした。こんな本気が詰まったイベントだとは思ってなかった。混雑もあって全館を見て回るのは不可能だったけど、それでも満足感でいっぱいです(カレーうまかったしね)。自分が出展を考えるかどうかはまだわからないけど、とりあえずまた遊びに行ってみよう。
5/24 Sun
夏に向けてあれこれ準備中。
かつてこういう同人リプレイを作っていたように、こういう規格のアイコンを描くとリプレイって感じがします。本文を見やすく楽しくしてくれる顔アイコン式、商業でもはやんないかなー。
先月増産した「王たちの同人誌」ですが、各所でほぼ完売してしまった模様です(マジか)。もう一度……もう一度だけ、増産を試みてみます! 同人の積乱雲立ちのぼるこの夏に、同人してるカードゲームをたくさんの人に遊んでもらいたいってのが今の自分の夢です。早くて6月末には販売状況が復活するはずなので、少し待っててくださいね。
5/28 Thu
(こういう小道具は延々と作っていられる。たのしい!)
6/8 Mon
夏の足音が聞こえる……。週末には夏コミ当落発表だ。夏コミの当確率が低いことでおなじみ辺境紳士社交場、二冊の新刊を予定しています。
画像や動画のふちが赤緑にずれるエフェクトを最近いろんな所で見るようになって、先日ついにゲームのリアルタイムレンダリング画面でも見掛けてしまった。自分はTABEMONOPOOL裏表紙で擬似的に再現してたあれ、なんて言うのかな……とずーっと疑問に思っていたところ、「色収差」だってことを教えてもらいました。
光とレンズの働きにより赤い光が膨らんで結像してしまうことによる現象だそうで、古い/安いレンズに顕著に表れるものだそうです。ちょっとレトロな効果に感じたのはそういうことだったのだな。
本義は写真加工ソフトであるPhotoshopは色収差を修正する「レンズ補正」というフィルタがあり、これを逆側に適用すると、レンズなんて全く介していない手描きのイラストに色収差を発生させることができました(adobeの人にぶっ飛ばされそうな使い方です)。ちょっと不思議な感じになりますね。
色収差と戦ってきたレンズの歴史に敬意を表しつつ、流行に乗ったり乗らなかったりしてみようと思います。
6/13 Sat
半年ぶりにコミケ当確神社
……って絵を描いてたら再び夏コミ当確しました! 3日目(8/16 日)西く02a「辺境紳士社交場」です。
今回は新刊2冊を企画してたり、他サークルさんの新刊にも深く関わってたり、いろいろやりますよー。くわしくはもちろん、またのちほどだ!
6/19 Fri
夏コミ新刊準備のかたわら、夏コミの二週間後に開催されるコミティアの申し込みも完了させました。今回(またも)ジャンルが変わります。
6/27 Sat
情報が解禁されたとき、その企画に関わっているイラストレーターは、「やっと言えるよー!」という激情を胸に、そのタイトルを世間に向けて口にするものなのだ。
そんなわけで、今、自分は……
「はがねオーケストラ」というスマホ対応のゲームに、絵を描いている真っ最中です。
◎アプリゲット
PCゲームの老舗・ハンビットユビキタスエンターテインメントが手掛ける準リアルタイム戦術バトルRPG(仮)
『はがねオーケストラ』先行情報発表!
◎ゲームギフト
『はがねオーケストラ』ハンビットより新作スマホタイトルの先行情報を発表!【速報】
◎電撃APP
新作アプリ『はがねオーケストラ』が発表! イラストレーター・今野隼史氏が制作に参加
◎4Gamer
硝煙の匂いを嗅げそうな新作スマホゲーム「はがねオーケストラ」が本日発表に。HUE初の国内制作タイトルが2015年内にリリース予定
……という感じに昨夜一斉にニュースサイトが更新されて(企業リリースの仕組みを知らなかったけど、時間を合わせて同時に情報がオープンになるんですね)、自分は感慨深さとかまだ薄い現実感とか、いろいろなものを感じていました。二年くらいずっと水面下だったからなあ……。
商業という舞台上、自分個人からはなかなか勝手気ままに情報公開することはできないけど、とにかく今、楽しく絵を描いてます。具体的なことを言いたくてうずうずしてますが、がまんなのです。
描くことで世界を作ってるこの感覚は、「
女神の涙TRUE」以来です。そんなわけで、もうしばらくこのタイトルを心に留めてもらえたら幸いです。
『
王たちの同人誌』増産できました! 今回から同人系書店での取り扱いも始まり、時まさに、入手しやすさ! MAX!!!!!(?)
同人誌といっしょに本作を買うってのも、もしかしたら素敵なことかもしれません。原稿フェイズの最中でも、即売会フェイズの打ち上げでも、気軽に遊んでやってくださいね。
夏コミ準備あれこれ進めています。ひとつだけお詫びしないとなんですが、「METHOD of the SEA」続刊を夏コミに予定していると過去言ったことがあるかもしれないのだけど、この企画は9/20の艦これオンリー新刊としてずらすことにしました。こちらの展開はもうちょっとだけお待ちください。漣はさっき夏キタコレと叫んで鎮守府近海へダッシュですっ飛んでしまいました。
7/20 Mon
加熱する仕事、夏の新作を出す人のために絵を描いたり、夏の自作のために絵を描いたり、見渡す限りほとんどすべてが〆切でてんやわんや! 7月はいつもその存在を無くすかのように一瞬で過ぎます。それでは8月までごきげんよう……
……いや……
ここに……怒濤の〆切にもかすませられない、ニュースがひとつある……!
大楽絢太さんのブログより「異変」
見ました?
ほんと、自分も、今でも信じられずにいるのです。
しかし間違いない。
大楽さんの今度の新シリーズには、自分がイラストレーターとして挿絵を描きます。
七年越しのタッグで贈る新しいお話が一体なにものなのかは、9月発売の次のドラゴンマガジンで一気に明らかになる予定。すっごい楽しみ。乞うご期待です。
7/20 Mon
いくらとサーモン(新刊作業中)
キャラがでかいトリミングを避けがち(つい背景とか描いちゃう)なのは照れとかいろいろあって、そういう無意識な制限を取っ払うためにはむりやりでも反復練習するしかないと思った。
7/31 Fri
新刊できたー! 詳しくはまたあとでです(なぜなら、世の中の同人誌告知サイトはほぼ例外なく、入稿後に作られはじめるものなのだから)。
8/6 Thu
グラフィックでフルカラーな新刊を作ることが増えてきたサークル辺境紳士社交場、イベント前にはどかどかと新刊が自宅に届くというのが毎回の風物詩になってきました。さんざん本作りに転げ回ったのに、届くまでは一瞬だなあ……という思いです。
この思いに「こんなに在庫が多いのか」という絶望を上乗せしないために、印刷数や搬入数、委託通販に事前に気をくばらなければ、同人活動を十年以上続けることは困難なのさ。
いや困難ってわけでもないけど(楽しければいつまでも続いているだろう)、家族の心の平穏のためには、なるべく自宅に詰む段ボールは少ない方がいい。
新刊の情報サイトを作ってる真っ最中。過去作のページをテンプレートにしつつ、目先のあれやこれやを変えてみたり。もうちょいでできます。
8/8 Sat comicmarket88新刊情報
夏コミ新刊「
TABEMONOPOOL international edit」の情報をでっかく更新しました。
こちらは見ての通り、過去三冊刊行したスク水ごはんイラスト本「TABEMONOPOOL 」シリーズの合本版です。合本と言っても、そのまままとめただけではあまり意義がないし、オリジナル版を買ってくださった方にも申し訳ないので、今回はある種「別物」に近い編集方針を掲げてみました。
それがすなわち、internationalです。たべものにまつわる英語解説が付いてます。コロッケがコンビニで買える、という重要情報が海外の人でもわかるようになっています。凄い!
オリジナル版にあったいかがわしい一行詩や、
いろんな意味で門外不出なwebオマケ・キーワード(
dinerページの下端に入り口があります)は合本版には含まれていないので、本としての端正さを求めるならばひきつづきオリジナル版を入手してもらえたら幸いです。
一方、他サークルさんの新作にもいっぱいイラストを描かせていただきました。駆け足ながらずばっとリストアップしたので、こちらもあわせてチェックしてみてね。いずれもすごい作品です。
8/14 西ぬ-15b「
アストロノイズ」
誇り高き星空
自分がプレイヤーとイラストレーター・装丁を担当した艦これTRPGリプレイ。アイコン式で抜群に読みやすい! すごくおすすめ! 艦これに詳しくなくても、TRPGに詳しくなくても、ひとしく楽しい読みものになってます。装丁もリプレイ離れた可愛いものにできて大満足です。
8/16 西も-42b「
HUMMING LIFE」
Soundtrack - HUMMING LIFE BEST ALBUM
同人音楽サークルHUMMING LIFEのこれまでの軌跡をまとめた、初のベストアルバム。自分もそのほとんどにイラストレーターとして関わったので、とても感慨深い。ファンの方はもちろん、最近聴き始めた/まだ聴いたことがないという方が手に取るアルバムとして、ベストなものになっているはずです。
今回自分はジャケットイラスト、ロゴ、レーベルデザインを手掛けました。ブックレットの中にある、神無宇宙さんのアートワークも壮観です。
8/14 東プ-30a「
Circles’Square」
新刊日めくりカウントダウン
恐るべきことに、タイトルさえ見ればそれがどんな同人アイテムなのか一発でわかりますね。夏でも冬でも一年中、原稿シーズンに使えるフルシーズンカレンダー! イラスト10枚描いてます。じわじわと修羅場に至っていく様相を見ながら、原稿を進めてみてはいかがでしょうか。
8/16 西み-35a「
Qt」
vol.4 - 萌えるCG読本plus
プロユースのグラフィックソフトについて一歩も二歩も突っ込んで追求するコンピュータ・グラフィック読本。自分もその底を見切れていない専門書です。今回Photoshopの擬人化イラストを描かせて頂きました。
8/14 東ス-08a「
DDBY」
くつろぎタイム6
「旅行気分を味わいたい時に聴くミュージック集」というコンセプトで編成された楽曲CD。自分はスキューバダイビング・潜水艦というテーマで、ブックレットの中に一枚涼しいイラストを描かせて頂きました。
8/15 Sat
先日のコミケ一日目では艦これリプレイ「
誇り高き星空」が完売したそうで、とっても一安心。カバーイラストを手掛けた人間として、道行く人の足を止めることができてたら、それだけで役目は果たせたようなものです(いうまでもなく、手に取った本を買わせるのは、本文の力です)。このイカしたリプレイはとらのあなで委託通販されているそうなので、そちらでもよろしくですよ。
明日は自分が出展するコミケ三日目です。前日は決まって、近所のセブンイレブンでサークルポスターを出力して貼り合わせ(A3×4→A1くらいになる)、精神を落ち着けるのが習慣になっています。あとはよく寝て、元気に楽しんでこよう−。
謎多き新作「はがねオーケストラ」、最初のPVが出ました(よく見直してみたら、ほとんどの素材を描いてた)。
ファミ通の記事がすっごく良い感じに紹介してくださってます。コミケが終わってからちょっとずつ、謎を色々な方向にほどいていけるといいですね。
8/16 Sun Comicmarket88
出番があるかも……と思って作った最後尾札は出番もなく終わったりもする、それがコミックマーケット。
さあ夏コミ三日目、サークル辺境紳士社交場の出番です。
新刊「
TABEMONOPOOL international edit」は分厚く(どれだけかというと、去年作った
艦これ本くらい)、搬入された段ボール箱は5つ。これだけあるとサークルスペースの内部はぎゅうぎゅうです。
サークル外観。積み上げた本の側面が殺風景だなあ……と、改めて見返してみると反省します。近頃は動きを最適化するために見栄えを犠牲にしている当サークルだけど、せっかくの祭りなんだから、ほんとはもっと楽しいディスプレイにしたいな。
立ち接客でも情報を損ねないように、ポスターをいつもより高く配置したのは功を奏しました。今回の配置は壁と向かい合わせで、常時高密度で人が流れていたので。
内側からのながめ。机に足を入れて座ることを放棄して、素早く在庫のブロックを補充できるシステムに。今回売り子を手伝ってくれた古い友人が提案し、手早くセッティングしてくれたこの仕組みは、当日の時間労力コスト――机上の在庫が底をついたら後ろを向いてわたわたと段ボールを開封し「ごめんなさいごめんなさいちょっと待って下さいね」と言い包みを破りうんしょっと本の束を持ち上げて机の上に移動すると言った時間の浪費――をほぼ0にしてくれました。やっぱり自分一人ではろくな働きができないもんだ。超助かった、ありがとう。この場に代えて、あらためて感謝です。
サークル設営中、大手待機列が目の前に形成されていて、情熱渦巻く巨大な群衆となった彼らをさらに先へ運ぶべく、ホール外へ繋がるシャッターが開き始めた。「シャッターが! 開いても! 絶対に! 走らないでくださいッ!!」とスタッフのお姉さんが鬼気を込めて叫んでいる。小柄な彼女が持っていた柔らかそうな棒は、象のように固まった群衆を小分けに切り裂くためのものだ。
煮え立った静寂の中、ゆっくりと轟音を立て、眩しい夏の外光が洩れ始める。日常的な光景はそこにはほんの欠片もなかった。(地獄の釜の蓋が開くぞ)自分はこっそりそんな想像をしていた。
今年は空調が効きやすい位置に座ることができて、かなり過ごしやすい夏コミになったと思います。シャッター側から風も十分吹いてた。
13時前には新刊完売。うれしい! スムーズな在庫出し体制が整ってなかったら、何度か危険な行列が形成されてたかも。
やっぱり夏コミはすごく人が集まってるんだな、と思います。たくさん声も掛けてもらえました。嬉しい盛況でした、ありがとうございます。この日新刊を買い損ねてしまった方、すいません!
ショップ委託通販があるので、周りが涼しくなっても、こちらで探していただけたら幸い。
夏はどれだけ暑くなかったとしても、身体の負担にならないうちに撤収するのがいい、と思って14時ちょいに引き上げることにしました。頒布するものもなくなったしね。完全完売、なんと自由で、心地よい響きだろうか。
ゆりかもめで国際展示場を離れるともう、あの激しく過密な夏コミが夢の向こうの光景のようです。年末に当落の神が微笑んでくれたら、また来よう。
8/23 Sun
夏コミが終わってから大慌てで、もう一つの新刊作業をフィニッシュさせてました。月末のコミティア、V17a「辺境紳士社交場」にこいつが並びます。予告は近日に。
8/26 Wed
[
comitia map (pixiv)]
8/30のコミティアはV17a「辺境紳士社交場」、出展します。この日初公開する新刊がひとつあります。
神無宇宙さんがびしっと作ってくれたかっちょよい予告ページ(さっきあなたが見たやつです)と、ここまでの内容で、必要な情報は伝わるべき人には伝わっているはず(本当の詳細は8/30に更新します)。タイミングが合ったら見に来てみてくださいね。
この新刊は8/30以降、各同人ショップで委託通販も始まりますので、コミティアに来れないという方も、ぜひ。
今回のコミティアでは、ティアズマガジンの表紙も描かせて頂きました(大事件)。もう、ほんと、嬉しい!
8/30 Sun
この画像を押せば三巻特設ページに飛べるぜ
この日のコミティアで先行頒布された「
絶体絶命英雄3 〆切の果て、湯煙の銀河」、正式に販売開始です!
(今回の特設ページは、1・2巻の時に続けて
神無宇宙さんがサイトコンセプトから実装まで一貫して力を貸してくれました。超感謝)
ついに、本作の真のヒロインである(ニコニココメント談)プルシャが表紙になりましたよ! ワーーー!!(喝采)
コミティアで頒布された……、
そう……、
絶体絶命英雄は三巻目から、完全に自分一人で作って流通させる「同人誌」になります。
商業単行本として二冊出した漫画の続きを、同人誌として続けることにした影には諸々の事情&難しい判断があったんだけど、とにかく「商業では続刊が出せないこと」「作者が個人で続刊を作ること」について、関係各社には最初に確認を取りました。
できれば、最終巻まで・ふつうの本屋さんでも買える本として届けたかったのだけど、それが叶わないならせめて「最後まで本にすること」を取ろうと思い、作者判断でこうすることにしました。
同人誌なのだけど、これは正当なる絶体絶命英雄の三巻目です。
そして(ここが一番大事)同人誌の、続刊決定権は完全に自分一人にあります。
4巻は今年の年末、最終巻は来年五月に作って出す予定を今立てました!
amazonや各同人ショップのweb通販などで、可能な限り入手しやすい状況を整えたので、3巻をずっと待ってくれていた人の手に、この本が届いてくれることを望みます。
個人制作なのでちょっとだけ高くなっちゃいましたが、本としての作りは商業本にまったく引けを取らないものにしてます。同人誌としては類を見ない代物になってます。どうかよろしく。
(追記)
二巻発売時に「絶体絶命販促」に協力して頂いた方へ……
大変遅れてしまったけれど、個人出版に立ちふさがる壁をぶっ飛ばして今回の三巻を世に出したのは、皆さんの応援の力に他なりません。あらためて、おおきな助力をありがとうございました。
販促の中からすごい方数名にお礼と賞品を大贈呈したいので、近日、自分から直接twitterへ連絡を取らせていただきますね。
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★インターネットメモ★
バッファロー AirStation BUFFALO 無線LAN 無線暗号キーが確認できない →firefoxは非対応なのでIEを使え