ギャラリー

　第二部の幕開けを飾ったカバーイラストです。本編の中身をそのまま反映して、シリーズ通して一番シリアスな雰囲気になりました。こういう感じ、個人的には得意方面ですね。

（裏話１）　マーガス手配書の写真は、アスベルレンジャースクール入学時の登録写真がそのまま使われているのです。
（裏話２）　ノンのポーズだけは本編準拠。でも、８巻冒頭で挿絵にまでなるとは予想してなかったなあ。

　ラフの段階ではドノヴァンや背後のみんなは左側を向いていたのですが、大楽さんから「左は過去を向いているから、右向きにしてほしい」というコメントをもらったので、下書きの時に正反対を向かせました。凄いことを言うな、と感じたものです。
　自分が連想したのは以前大楽さんちで夜を徹して挑んだ「超魔界村」で、あれは確かにひたすら右へ右へと突っ走っていくゲームでしたね、うん。

　三巻で先に描いたため今回は奥へと移動してしまったケンジなのですが、その位置に置かれたおかげで、彼はアーサーばりに真横へと疾走しています。六巻はそんな物語です。