「のびのびTRPG」の主な流れ
場面
「GM」が場面カードをめくって読み上げ、
左側の「場面PC」が場面に挑む。
場面の内容は「サイコロを振る判定」と、
「演技するロールプレイ」の二種類。
成功したら【光カード】、失敗したら【闇カード】ゲット。
場面が終わったら、GMと場面PCは
左側の人に役目をパスする。
↓
クライマックス
三周したら誰かが代表して【クライマックスカード】を引いて、
全員で特別な判定に挑む。
成功失敗どちらにしても、冒険の結末について
みんなで雑談したら、ゲームはおしまい。
ゲームの準備
Preparation of the adventure!
● まず、一人1枚ずつ【PCカード】を取る。
(使用するのは表だけ)
● 【光】【闇】【場面】【クライマックス】の四種のカードを
裏側にして、まとめて中央に置く。
● ダイスはみんなが手に取れる場所に転がしておけばOK。
● 最初のGMをじゃんけんで決める。
(サイコロなどを使ってもいいよ)
● GMは【GMカード】を手元に置き、その左側のプレイヤーは
【場面PCカード】を手元に置く。
● 準備はこれでおしまい。GMは冒険の始まりを宣言しよう!
場面
Scene
● GMは【場面カード】を一枚引き、読み上げる。
● 場面PCはその場面の主役として、物語に挑むことになる。
場面によって「判定」「ロールプレイ」のどちらかを行う。
判定
2D(サイコロ二個)を振り、場面やGMが指定する
自身の「力」「技」どちらかの数字を足す。
判定に添えられた目標の数字(目標値)以上となれば成功。
サイコロが振られる前に「スキル」を使用できる。
ロールプレイ
場面に応じた言動を即興で演じて、それによって成功/失敗をGMが判断する。
● 場面が成功したら場面PCは【光カード】、
失敗したら【闇カード】を一枚引き、手元に加える。
● 【GMカード】【場面PCカード】を左側の
プレイヤーに渡し、ふたたび新しい場面を始める。
クライマックスと冒険の結末
Climax
● 全員が場面を三回ずつ行ったら(つまり三周したら)、
誰かが代表して【クライマックスカード】を一枚引く。
● 全員でそれを読み、いつもと違う壮大な判定に挑もう。
クライマックスの判定について
・カードに指示がない限り「力」「技」は足せず、[常時][すべての判定]を除くスキルも使用できない。
・GMはいないものとして扱われる。ルールの解釈は全員で行うこと。
・「NPC」とはPC以外の登場人物で、場面や光/闇カードによって登場する。
● 失敗してもゲームオーバーではない。それまでの伏線でなんとかなるかもしれないし、次回リベンジしようということになるかもしれない。結末について全員で雑談したら、ゲームは終了する。
● 時間がまだあったら、席替えしてもう一度冒険に出るのもいいだろう。
用語解説
Terms
TRPG
卓上の会話とサイコロで遊ぶゲーム。ルールは無限にあるけど、「のびのびTRPG」はその中でも最もコンパクトな方です。
PC
プレイヤーの分身。他のTRPGだと自分だけのPCを作ることができて、それもまたすごくたのしい。
GM
TRPGの審判役にして語り手。難しそうだけどたのしい役割。「のびのびTRPG」ではGM持ち回り制を採用しました。
【光カード】
PCにいいかんじの特徴が付き、強くなるぞ。
【闇カード】
PCにおかしな特徴が付き、おもしろくなるぞ。
2D
サイコロ2個。
[力]
PCの勢いの良さ。
[技]
PCの要領の良さ。
スキル
特殊技能。それぞれに使えるタイミングがあるので、ここぞってときに使おう。