9/19 Mon
 昼夜問わず寝たり起きたりだった娘さんは少しずつ夜にまとめて寝てくれるようになり、自分と奥様の人間性が徐々に戻ってきました。取り戻してきた人間性で仕事とらくがきをぼちぼち始めていきたい所存です。

 のびのびTRPG、毎週末に遊ばれている様子がtwitter上で見られて作者はほくほくしています。
 自分はゲームを作った経験は少ないんだけど、反響の数と長さは、ゲームは他の形と比べて頭抜けている印象があります。
 初めての方や、普段TRPGを愛好してる方にも楽しんでもらえてるみたいでほんとに嬉しい。ありそうでなかったものを作れただろうか、と思います。ありがとうございます。

 そうそう、「sukuranburu」高町ぐずりさんによるのびのびTRPGリプレイ、すごいですよ。まさに珍道中、大冒険。おもしろいゲームだったんだなあ!

 このゲームは幸いなことに、思っていたよりもたくさん手に取られているみたいです。追加納品分がゲームマーケット用のストックに及びそうなので、一度増産を掛けることを決めました。
 アナログゲームって同人誌よりもさらに再生産に勇気がいるんですが(単価が高いし時間もかかる。たとえば「王たちの同人誌」中古にプレミアが付いていることは把握しているんだけど、それでも今後再生産はしないことを判断しています)、多分まだまだ広い範囲に、自分がこのゲームを遊んでほしいと思う人がいるような気がします。
 そんなわけで12月まで、このゲームの販売状況は不安定になると予想されるので、秋のうちに遊んでおきたいと思われてる方は、それとなーく気を付けてやってくださいね。
9/12 Mon
 今月頭の販売にだいぶ遅れて「のびのびTRPG」の作品紹介ページを公開しました。ここでだいたい、本作がどんなゲームかがわかるようになっています(販売窓口案内つき)。

 そこにも書いたことですが、このゲームは「TRPGにおなじみの要素をぎりぎりまで削っても、それはそれでTRPGとして楽しめるんじゃないか?」という意図を込めています。
 ちょっと値が張るんだけど、高校生の人が手に取るはじめてのTRPGとかになってくれたら、嬉しいなあ。カードを広げる机さえあればどこでもできるので、教室とか部室とかでも遊んだりしてね。
8/25 Thu
 娘が20日児になり(なんか一日ごとにでっかくなってきている。進化凄い)親としてのわたわたは加速しているけれど、そんな中で自宅にどかどか荷箱が届いたわけですよ。新作「のびのびTRPG」の詰まった箱が!
 肝心な物撮りカメラは娘撮りカメラとなって離れた場所に置かれてしまってたので、今回の写真は愛器INFOBAR2(2008)についてるカメラでお届けいたします。味のある画質だよね?  開くと、おお、マニュアルが!  さらに開くとこう!
 そう、本作はダイス6個入ってます!(そして紙と筆記用具は不要!)
 この箱一つさえあれば3−5人ががっつりTRPG遊んだ気になれるという、ちょっと騙されたような気もしなくもないコンセプトのゲームなんだけど、テストプレイの段階ではほんとに「TRPGやったなあ」という感覚になったものでした。それ以降の作り込みで、あの不思議な魔力が失われていないことを願うばかり。

 納品の打診をしたり作品サイト(ほんとの解説は作品サイトでするからね)を作ったり、リリースまでの準備は大詰めといったところで、正式な販売開始日は9/1あたりから順次……という感じになりそうです。ゲームの新規委託販売は「王たちの同人誌」以来一年半以上ぶりで、勘が戻っていないところも多々ありますが、よろしくおねがいしますね。自宅にはまだたくさんどさどさ箱が詰まれているので……なにとぞ……。
8/4 Thu ご報告
 入道雲がもくもく出るこの季節、娘が生まれました。
 嬉しい! 嬉しいな! わーい!
 水面下10ヶ月に及ぶ妊娠時期にはいろいろあって、当然これからもいろいろあるわけだけど、まずはなにより、母子ともに元気に出産を乗り越えてくれたのが嬉しくて仕方がないです。何も心配なことが予見されなくたって、心配なものは心配だからね。

 このサイトや今野隼史の活動に影響することといえば、「娘の話題がちらほら出る」「同人イベント参加が休みがちになる(委託販売だけで本作ったりするかもだけど)」くらいで、べつに育児に関する知見なんかをサイトに書くことはないと思うけれど、個人的には多大な影響がでてくるはず。いや、これを書いている8/24現在、ちょっと書けないくらい影響出てます。娘すごくかわいい(書いた)。

 こどもと面白楽しく暮らしつつ、さらっといつも通りの執筆活動をこなす、そんな作家の姿に憧れたりもしてるんだけど、うちはどうなるかなあ……。
 そんなわけで、今のところは相変わらずの、辺境紳士社交場を今後ともよろしくおねがいします。
8/1Mon
 自分がイラストレーターとして参加し、完成目前のスマホゲーム「はがねオーケストラ」、8/20(土)14〜17時に試験走行会が開かれるそうです。
 一般からテストプレイヤーをつのり遊んでいる様子をスタッフが参考にしたり、ゲーム開発の深いところを開発陣が秘密裏トークしたり、規模は小さいものの、このゲームにとって極めて重要なイベントになるみたい。
 募集テストプレイヤーは約10人、会場は秋葉原。こういうのって応募すると意外にあっさり当選しちゃうものだから(リアルイベントってみんな二の足踏むからね)、秋葉原に行く用事のある人は、楽しみ半分の勢いで応募しちゃってもいいかもですよ。レッツ! フィードバック!
7/31 Sun

うなぎスキュラ

7/30 Sat
 いよいよ、ということは日常の中に数あれど、今日はいよいよ土用の丑の日です。この日に備えてうし柄ロールケーキとうなぎ蒲焼き味のポテチを買っています。うまい。うし柄おいしい。うし柄って……。   いよいよ新作カードゲームの校正が始まりました。画面ではなかなか気付きにくい誤字脱字、スペルや数字のミス、データ不備などの恐るべきトラブルを回避できます。これを越えればいよいよ新作が世に出るまでほんとにもう少し、っていう感じです。
 この新作の名は――  題して「のびのびTRPG」
 そう、今回の新作はTRPGです。ダイス振って雑談するだけなのになぜか死ぬほど面白い神秘のゲーム、TRPGです。
 偉大なる先人達とは真っ向からぶつからず、おきらくかんたんにTRPGを遊んだ満足感だけをお届け、というゲームを目指しています(ダイスも同梱されるので、一箱持ってくだけで3〜5人がどこでも遊べる。事前準備も予習も筆記用具もいらないぞ)。  前作「王たちの同人誌」を思わせる部分も多い。前作が性にあった人ならたぶん楽しめます(逆に「王たちの同人誌」がいまいちだった、って人は遊ばないほうがいい。他に向いてるTRPGがあるぞ)。  新作「のびのびTRPG」は8月末からいろんなショップでの取り扱いが始まります(今年は同人誌即売会への出展はなく、12月のゲームマーケットのみに参加する予定です)。
「王たちの同人誌」が予想外のヒットだったので、今回はいろいろな意味で、あれやこれやに迷いました。
 迷いはしたが!
 うまくいくかどうかはやってみなくちゃわからない(と言って製造数を書いた発注メールを送る)! ……こういうゲーム、なにより今、自分が欲しいからね。



 トウルの想定通り、市長からは継続した警備活動を依頼された。
 魔獣の出現は例えるなら雷雲のようで、多重に敷かれた物見櫓の監視によって人里に近付きすぎる前に対処されるのが普通だ。しかし、察知の外から襲撃されることも、まれとは言えある。何らかの原因によって現れた鰐の巨大魔獣、その源を調査し、潰すためには、少なくない時間が掛かるというのが守り手の予測だった。
 トウルにとっても幸いなことに、時間が掛かるというコストを払う懐の余地がこの街にはあったのである。
「あなたほどの遣い手は、国中を探しても見つかるものではない。半年……とまでは言いますまい。しかし二月。二月ほどはこの街に留まり、襲撃から街を守って頂けないか」
「むぐ」
 トウルは低くうめいた。ちょうどケーキを口に含んだタイミングだったのだ。フォークを持ったまま頷こうとして思いとどまり、なるべく上品になるように口元に手を添え、まぶたを陰らすほどの小さなうなずきで諾意を返す。
 不自然ぎりぎり手前の沈黙の後(苺の食感と酸味甘味、スポンジとクリームとの共鳴をひととおり満喫してから飲み込んでいたのだ)、「私でよろしければ」と告げた。
 市長が提示した報酬額は個人にとっては破格なもので、しかもケーキは抜群に美味しかった。
 なので、トウルは上機嫌であった。喜んで拝命します、なんて言葉もサービスで飛び出すくらいであったのだ。
「任せてください。私がいる限り、街にも市民の皆さんにも傷一つ付けさせません。お値段分の働きをしてみせます!」
 
 日が傾き始めていた。
 怪物の襲撃がもたらした混乱はすでに記憶の隅に追いやられたようで、昨日とまるで変わらないような喧噪が、遠く路地の向こうから聞こえてくる。
 トウルは黒い長衣をゆるりと揺らしながら、建物と建物の間に細く刻まれた裏道を、足取り軽くひとりで歩いていた。
 二月の間、滞在先としてあてがわれた旅籠に向かう途中である。
「お仕事したなあ。もうほんとお仕事だわ。ふんふんふふふー」
 鼻で歌を歌うくらいに、支度金が財布を重くしている。
「怪物が現れてメガパニックで、颯爽とやってきた魔法少女が華麗にデストロイ。街中大喜び。権威がお金をもたらして、それがまた経済回すのね。なんていう仕事かしら。幸せしか生まないわ。るんるららー」
 歌を歌うのに夢中でちょっと足下がもつれるが気にしない。
「これこそ本当の仕事っていうのよ」
 しまいにはむふーと息をつく。
 トウルは、とっても満足であった。
 そのとき。
「見事」
 満足感の隙間に差し挟まれるようなタイミングで、声が掛かった。
「見事なものだなあ」
 まばらな拍手まで混じって。
「見事な欺瞞だ。よくもまあ、大観衆を騙しおおせたものだ。怪物? 虹の翼? よくもまあ。はは」
 ぴし、となにかがひび割れる音がした。
 なんだろう、と思ったら、自分の喉が変な音を立てているだけだった。
 考えるまでもなく。
「見ごたえのある幻だったじゃないか?」
 この一言が、天啓の無敵魔法少女トウルの果てしない蹉跌の始まりであった。
 
(pilot)
7/3 Sun
 七月も始まったばかりってときに、あっついなあもう! 液晶タブレットの電源を入れるのをためらいがちになってしまう(あれ、じわじわ熱いよね)……。
 仕事したりしている横で、steam版downwellをひゅんひゅん遊び続けてます。ちっともクリアできないけど、自分がわずかずつ習熟しているのが感じられて、おもしろいゲーム。

 空中から霧が湧き出すように白い粒子が現れ、見る間に視界を埋めるほどの巨大な円錐となった。逆向きの角度。切っ先は鰐に向かい、「行けっ」少女が右手を振り抜く速度で打ち出された。
 鰐の大牙が円錐を阻もうと動く。激突と共に、大きな滝が砕けるような轟音。砂の円錐は怪物の口腔で四つに割れ、加速して跳ねた。
 四つの鋭利な槍に。ひるがえって鰐を打ち付ける。暴れた尾に払われて槍は粉砕される。破片は二十四つの矢に変じ、さらに加速する。
 家々の瓦礫を跳ね上げて、怪物の脚が暴れる。噴煙を引いて尾を打ち付ける。牙を振り回す。いくつかの矢を捉えたが、それもまた音速の針に分解され、致命の隙間を狙う。
 軌跡はもはや霞のよう。
 攻防はわずか十秒だった。
 怪物が咆哮を上げた。
 追い切れないほどの速度でほとばしった白砂の鋭角が、鋼の鱗を貫いて突き立ったのだ。
「八翼!」
 間髪入れずにトウルは叫んだ。
(ノート一冊分考えたんだ)
 呪文はここまでで一揃い。
 姿勢制御の翼を解く。虹色の光を背にして、指定の言葉を紡ぐ。
「無数なる色相の礫となれっ!」
 突き立った棘を起点に爆発が起こる。
 無音の黒い球体から、虹色に輝く花弁が開く。一瞬に百も弾ければ、光の重なりは真っ白にしか見えず、風切り音の重なりは耳を圧する爆音となる。
 音と光のすべてが街の一角を塗り潰した。
 観衆は耳を押さえ、しかし目を見開き、その光景を、百の感情を乗せた声を上げながら見据えている。
 トウルにはそれがよく見えた。
 大事なのはそっちだ。
 倒されれば怪物は、もはやなんでもない。
 
 怪物は断末魔だけを残響させて、影形もなく消え去っていた。
 いや、怪物だけではない……そのことに気付いた観衆が、小さくない声でどよめく。
「おい、見ろ、街が……!」
「元に! 元に戻ってる!」
 破壊された鐘楼が。水を吹きだしていた水道弁が。
 へし折れた照明管が。山となった煉瓦の壁が。
 何事もなかったかのように……本当に何事もなかったかのように、猥雑で美しい街並みへと戻っていた。
 広場の中央に立つドレス姿の少女は、長いダンスを一通り終えたような姿勢で、
「ふーっ」
 大きく息を吐き出して背中をちょっと丸めた。こめかみの汗をさりげなく拭う。
(やった。成功)
 ぱらぱらと拍手が聞こえてきた。
 日もまだ高い街の広場で、少女を囲む老若男女の市民達が、あっけにとられたように拍手を始め……それはほどなく、わあっと声を上げて、本当の喝采となった。
「無敵だ!」
「無敵魔導騎士!」
「見たかよ、ひとたまりもなかったぜ!」
「すごくかっこよかった!」「ねー! ちっちゃいのにすごい!」
「もっと良い席で見たかったなぁ」「ばっか見世物じゃないよ。ひやひやしたよ。食べられちゃうんじゃないかって」
「ありがとう無敵魔導騎士! あなたはこのトウェントリ市の英雄だ。よろしければご挨拶を。市長としてあなたには丁重にお礼をせねば」
(無敵魔法少女なんだけど)
 それにこだわっているのは自分の内心だけだ、ということは自覚していたので、群衆の中から歩み寄ってきた紳士に「こちらこそ」と微笑むことに躊躇はなかった。これも何度も繰り返したことだ。
 怪物退治には金品であれ社会的な位置であれ、なんらかの報酬が出る時代である。
「この私、トゥーリオウルの魔術をもってすれば、あのような大鰐など。ええと、一撃で……一撃の……なんだっけ」
「?」つまずいた語尾を聞きとがめたのか、市長が首をかしげる。
(ええと、なんて言うんだっけ。ノートに書いたはずなんだけど)
 もう、実に自覚しているのだが、人を目の前に口を動かすのは慣れていないトウルである。
「一撃でやっつけちゃってますよ。もうね。一撃です」まくし立てるようになってしまった。
「素晴らしいことです」市長は真剣な声音で頷いた。「イオーネ、我が市の英雄殿を応接室へ」後ろに控えていた従者に声を掛け、市長は再びこちらに笑いかける。「丁重におもてなしさせていただきますとも。お願いしたいこともありますが。まずは熱い茶と菓子を用意させましょう。苺はお好きですかな」
(女子供扱い)とトウルはちょっとひっかかったけれど、お茶とお菓子が好きなことにかけてはそのへんの女子供に引けを取らない自覚はあった。にっこり笑って付いていき、商談をとりまとめるとしよう。
 
 群衆の誰もが、余韻を受けて動けずにいた。
 市長と少女が後にした街並みは、ほんとうに、怪物が現れる前と寸分違わない生活感に満ちていた。
 こんなに直せるなんて……と誰かが言い、
 まるで何も起こらなかったみたいだな、と誰かが言った。
 だが、怪物がもたらした恐るべき破壊を、その日誰もが目にしていたのは、疑いもなく事実だったのである。
 
(pilot)
6/23 Thu

シナモンロールのカタログをCLIP STUDIO PAINTの油彩ブラシで模写

 やること考えることが満載の、極めて重要な時期にいまあり、気がつくと一日があっという間に終わっている。前進はしてると信じて、焦らないように一日を重ねるしかない。昔から、極めて重要な時期にはそうやってきたのだ。  夏コミ当落のタイミングで「夏のお仕事募集」ツイートをしたところ、何件かのお仕事のご相談をいただくことができました。
 改めて、ありがとうございます。
 そろそろ夏合わせのご依頼は締めきりはじめていますが、この秋冬を狙った素敵な企画がありましたら、引き続き声を掛けてやってもらえたら幸いです。
6/18 Sat
 大楽絢太さんの小説「ここは異世界コンビニ デモン・イレブン3」(ファンタジア文庫)、発売日です。例によってPOPを作ったり……  このシリーズの紹介のための小冊子を作ったり(印刷用のデータもあるよ)。  ライトノベルだとあまりないけど、マンガ売り場に行くとたまにある「お試し読み小冊子」が、新しい作品との出会いに繋がったりするのだよね。
 詳細をすっ飛ばして雰囲気が直接知れるように作ったので、ざざっと見てもらえたら幸い。   カバーデザインはもちろん、名和田耕平デザイン事務所さん! 好きです! マンガを買って読んでいる人は、お手持ちの単行本のデザイナーの名前を見てみると、意外な繋がりにびっくりするかもですよ。
5/27 Fri
 デモン・イレブン3巻の挿絵を描いたり、ほかにもまだまだ仕事したり、いろいろ買い物したり、調べ物したり、ホットケーキ焼いたり、次の次の本のことを夢想したり、近所にインドカレー屋を見つけたり、あれやこれや……。
 例年ゆるやかな初夏だけど、今年ばかりは全く油断できぬ。いずれ明らかになるだろうけれど、水面下でなにごとかが風雲急です。

 大声で叫ぶ。
「術式展開! 虹の八翼!」恥ずかしさはとっくに磨り潰されていた。
 叫んだ少女の背中に、無限色相の煌めきが立ち起こる。それは確かに、八枚の虹にみえた。
 それを広場の全員が目にした。
 目にさせるための、大仰な呪文である。人目がないと意味がないのだ、と彼女は考える。
 怪物との戦いなど、人目のないところでしていられるものか。
 少女に相対する怪物は身の丈十メートルの鰐、と形容できるものだった。体長の半分を占める巨大な顎には、大人の腕ほどもある鋭利な牙がびっしりと並ぶ。その体躯からは想像しがたいほど速く、あぎとは開閉を繰り返す。辺りを圧倒する音量で、凶暴な金属音が鳴る。
 それと比べると、人間の悲鳴なんてかぼそいものだ。
 ここ一時間、怪物に街は蹂躙されていた。
 誰も近づきようのない怪物の偉容に、ただ一人、虹を背負った少女は不敵に笑う。
「上出来だわ」
 自身を取り巻く光の翼の出来に、ではない。
 鰐の怪物の醜悪さ、暴虐を凝固したようなその光景を、口角を傾けて微笑んだのだ。
 おそれおののく街の住人たちは、その得体のしれなさにざわめく。
 何者なのか。
 少女は何者なのか。
 知らないのかよ、と誰かが返す。
「無敵魔導騎士だよ!先週ワッタサーク市を救った魔導騎士!俺は見たんだ。あの人が俺達を救ってくれる!」
 壊滅した街の光景を前に、それはあまりにも希望に満ち溢れた叫びだった。
「無敵魔法少女って言ってるんだけどなあ」
 少女は呟く。衆耳には届かない音量で。
 少女の名前は――という。彼女の来歴を語るのはいまここではない。
 怪物が一歩踏み出してきたからだ。
「さあっ、始まるわ!」
 この宣言だって呪文と同じ、すべてその声を聞く人々のため。怪物との戦いには、始まりを告げるぴんとした音が必要なのだ。
 次いで凶暴な金属音。迫ってきた鰐が大口を開き、振り抜くような動きで牙の軌道上に――を捉えようとした。
「二翼風鳴りっ」
 号令と共に少女の翼が一対煌めく。軽いステップが細い身体を大きく跳ね上げた。
 群衆が悲鳴交じりにどよめく。
 ――は真上ではなく、鰐の牙を肩でかすめるように、前方に跳躍したのだ。
 脇腹のそばを高速で流れる鱗の群れを、芝生をなでつけるような片手の一払いでいなし、――は怪物の背中を視界に納める。
「四翼来たれ、砂の尖塔っ!」
 二対の翼がばさり、と空気を打つ。光が脈動する。
(pilot)
5/5 Thu comitia116
 コミティアに遊びに来て下さったみなさん、ありがとうございました!
 既刊だけ持参しての参加でしたが、いつでも「はじめて」の方はいるし、いつでも「おなじみ」の方がいるな、と実感しました。すこしだけ同人イベント参加にお休みを頂きますが(期間内の新刊は各ショップ委託で取り扱っていただくつもりです)、またイベントに参加する日になったら、新刊を当てにふたたびうちを訪れてくださればとても嬉しいです。ちょっと先になるけれど、よろしくお願いしますね。  当日はそれぞれの見本の上に、こういう半立体POPを飾っていたのでした。「当サークルで一番面白い本(と作者は思っている)」という身も蓋もないコピーを付けた既刊「シュレディンガ・フォークス パラグラフの迷路」、少年漫画エリアにもかかわらず少なくない人に見本を手に取ってもらえました(面白いかも、と思ってもらえたかなあ)。
 語尾が「ッ!」の漫画5巻目を並べられたら良かったなあ……ずいぶん前から覚悟していたけれど、やっぱり、はじめに予定していた新刊を並べられないのは「ぐわー」ってかんじでイベント中ずっと悔しさが滲んできます。このリベンジは夏に。  こちらも恒例なのだけど、毎年、コミティアと誕生日がかぶります。
 年々新しいことが始まってて人生楽しくてしかたがない。この歳も楽しいことをしていきたいと思います。
5/4 Wed

 明日のコミティア116、辺境紳士社交場もJ53bにて参加いたします……が! 新刊はなく、既刊のみのイベント参加となります! ああ、なんという! なんというていたらく! このていたらくを二文字で表すと! 深謝であります!

 そんなわけでコミティア新刊として予告していた「絶体絶命英雄5」は、夏ごろの刊行にスライドします。
 うーん、いろいろ、遅くなってしまった。このイベントに参加したら、いちど充電期間を取って、辺境紳士社交場の同人活動に再起動を掛けたいと思っています。作りたい同人誌のネタはまだまだ尽きないんだけど、足場をととのえないとね。
4/18 Mon

 かんじんなところをぼかす系の神様だな、とあたしは思ったものだった。よくいるよくいる。それで、くわえていうと、ちょっと間が抜けててほっとけない系のやつ。しかたないよね。ほっとけないのをほっとけない系のやつだって、世の中にいないわけじゃない。

邂逅

4/16 Sun

緑でコンクリート塊を塗る

4/12 Tue

ドーナツの召喚

 このらくがきで意識した光について。光と色については、値が張るけど「カラー&ライト」がいい教本です。読んでおくとお守り代わりになる。
4/10 Sun

巡礼 pilgrimage

4/6 Wed
3/31 Thu
 近所じゃ桜もほころびだし、冬は気がついたら遠くに過ぎ去ってしまいました。春の陽気で、食欲もいつもより膨らんでしまいがちですね。
 鋭意開発中・2015年度内リリース予定のスマホゲーム「はがねオーケストラ」のヒロインも、テレビを付けたままおいしくご飯を食べているようです。
「コンビニのポテサラ超おかずになるよー。今日もごはんがおいしいなあ…… ……っぶーッ!?」

 もちろん自分は前もって知っていたんだけど、こういう発表にしては凝りすぎです(笑)。なんだこのチーム! 「いやゲーム作れよ!」ってツッコミは不可な!
 スマホゲーム・はがねオーケストラ、今夏リリースを目指して制作終盤に入りました。もうちょい待っててね。  水着の質感ひとつでいろいろな流派があるもので、先人に倣ってみたりします。5パターンくらい試行してpixivにアップしておきました。夏はもうすぐだ。
3/29 Tue
Galleryページの更新を軽くできないかなあ、と思って、tumblrであれこれ試して考えてみる。
3/27 Sun
[R-15] 自分も人並みにおっぱいは好きなんだけど、自分におっぱい的な仕事のお話が来ないのは絵描きとしておっぱいへの志がちゅうとはんぱだからにちがいない、って反省して描いた。がんばる。
――twitterより


 そんなつぶやきからtwitter連続投稿が始まったおっぱいイラスト、途中ウイルス性腸炎で倒れ伏したりしながらも8枚描き溜めて、「一人おっぱい道」と題してpixivに投稿しました(リンク先は18禁注意です)。
 上記したのは冗談ではなく、自分の仕事のイメージは、自分が制御できないところで自然と固まってしまうものだと思います。周囲が捉えている姿よりも、自分が「いろいろなお仕事ウェルカム」だってことを示さないといずれ、自分自身に付いたイメージに幽閉されてしまうだろう。そんなことをたまに考えます。  自分自身まだおっぱい道の途上にあるのは重々自覚しているので、これからも頑張りたいと思います。
 おっぱい以外もひきつづき頑張りたいと思います。  本まとめのために、絵の具イラストも描き下ろしてます(3/30〆切で、原画プレゼント企画もやってます。くわしくはpixivまとめの最後の方で)。
 アナログでの肌表現はデジタルに比べると難易度が高く、最初から「CGと同じようなもの」は目指さないのがいい結果になりやすい。

冒険の準備

3/21 Mon
 ついこの間、ファンタジーのために鳥瞰図を描く、というお仕事をさせていただきました(ドラゴンマガジン2016/5月号「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」特集)。
 ここ数年ネットで「凄まじく背景が上手い人」を見掛ける機会が増えていて、自分もそんな方達にでっかい刺激と影響を受けながら描いています。上手い人が、一見さっと色を付けたような描写に込めた、空気感ってほんとにすごい。
 ファンタジーは背景も主役になるのがたのしい。もっと背景込みのファンタジー絵が増えるといいね。
(追記)このイラストの指定には作者さんによる詳細な都市設定(+ラフ)が付いていて、かなり作画面の支えになってました。舞台の設定を深く網羅するのは、やはり絵描きではなくて文字を書く人の能力だな、と思います。  新作カードゲーム、絵を描き出すと、頭の中にふわふわただよっていたものが一気に「ものになってきた」感じになります。身近な人を招いてテストプレイもしてみたり。たぶん楽しいゲームに仕上がってくれるはず。
 このゲームの発売時期は当初5/5(ゲームマーケット/コミティア)を予定していましたが、一回りずれ込んだ5月末〜6月あたりになりそうです。ゲームって、作ろうと思うと生産に二ヶ月かかるのね。同人誌と同じ感覚だとだめだねー。
 前作「王たちの同人誌」が自分の想像しきれない領域まで売れてしまったので、今回どれだけ作るか悩んでいたのですが、とりあえずは自分の負担が少ない生産量で行きたいと思います。続報をお待ちあれ。  着彩が進んだら乗算レイヤーを一つ作り、ごく薄い色の鉛筆ツールでびびびびっと丸みを示すストロークを重ねています。カケアミ描いてる感覚です。この時はキャンバスをこまめに回すのがだいじ。
(twitterより:本サイトに載せるのには支障のある連作を掲載中です)

3/4 Fri
 あたらしいカードゲームのためにあれこれ試作したり思案したり仕様の相談をしたり。このゲームが面白い、という確証はまだないんだけど、自分が遊びたい感じのゲームになりそうな気はする。
 うまく物事が回れば5/5のコミティアに、そうでなくても春夏には製品として発表できそうです。  新居の一角だけ天井に照明器具がなかったんだけど、ないならないでわりと暮らせてしまっていたのでした。そんな天井に最後の照明器具を導入してみた。いいかんじ。  無印良品で鉛筆削り機を買ってきた(かわいい)。もらいものの鉛筆がたくさんあるので、削って描きまくりたいな 。  pixivイラストレーター年鑑2016に掲載していただいた後、都内の区役所で開催されたイラスト展示イベント「pixivイラストレーター年鑑展に自分のイラストも展示していただきました。
 グリッドレイアウト式のウェブページにも似た、余白少なめな展示はある意味、今っぽいような気もします。たくさんの素敵イラストに囲まれて、自作はどう見えたかな〜……TABEMONOPOOLが狙っていたそのままの、可愛さとハラヘリが篭もっていれば幸い。関係者のみなさまと、見に来て下さったみなさん、ありがとうございました。
2/20 Sat
 大楽絢太さんのごきげんな異世界コメディ「ここは異世界コンビニ デモン・イレブン」2巻が発売されはじめました。自分が挿絵を描いた新しい小説はいつだってうれしい。やったあ!  今回は白雪塔子が表紙。「表紙? マサチューセッツでは日常茶飯事ですよ?」  カラー口絵もあっちに行ったりこっちに行ったり。  前回異世界に食われ気味だった5人の本領がちょっとずつ明らかに。  店長代理っているじゃん? あの人さ、なんか……いいよね。  今回ついに、背景が異世界っぽくなる! 石畳が描けると今野隼史は嬉しくなります(ちょっとそういう病気です)。  もちろん2巻も、ちょっとしたツンデレ的くだりもあり。ああ、ハイソックスのところも描きたかったな……。  1巻で描けなかった小ネタも。  本で読み返して気付いたんだけど、挿絵に一箇所だけ、自分のミスが含まれていました。この場をお借りしておわびもうしあげます、おわびのついでにクイズにしておきます。さあ、デモン・イレブン2巻の中にある、挿絵と本文の唯一の齟齬とは……?

 大ヒットするには時代が追い付いていないのか、今はまだ「どこでも買える新刊」というわけではないのだけど、手を尽くして近所の本屋さんで探してもらえるとさいわい。または、特典が付くアニメイトやとらのあな、ゲーマーズ、comic zinを探してみるのもあり。もちろん、通販で買ってコンビニで受け取るという本作限定の風情を味わってもいいのです。

 それと今回も、イラストを自発的に一枚描いて書店用POPを作ってみました。ラノベのPOPというよりはおでんのPOPになってます。おかしな雰囲気になって素敵なので、よかったら使ってみてくださいね。
2/13 Sat
 二月離れした陽気。近所の梅も咲き出してきました。もうちょいで春だな−。

 キングジムの「スーパーハードホルダー」という下敷き付きのクリアファイルをずーっと愛用しているのですが、四年近く使ってるとさすがにポケットが破れたりして可愛そうな感じに。
 でもこれ、実店舗で売ってるところを見たことないんだよなあ……と思っていたら、先日やっと発見できたのでした。やったね。  厚手の原稿用紙でも30枚は入り、付属の下敷きは厚手で強靱で、これさえあれば外出先のどんな机でも、場合によっては電車で立ちながらでも下描きからペン入れまでできるという比類ない心強さがある逸品です。なかなか見つけにくいかもだけど、絵描きライフの味方です。おすすめ。  奥様が久々にスコーン焼いてくれました。コーヒー飲みの自分でも、こいつには紅茶が一番合うよなあと思わせてくれる焼き菓子です。すげーおいしい。
2/5 Fri 2016年の予定
 1月の繁忙期もどうにか乗り越えられそうで、昨年末から今まであったことを写真や日記で穴埋めするような大量更新をしてました(日記7日分くらい増えた気がする)。
 そんなわけで、こんな中途半端な日付で、2016年のおおざっぱな予定を書いてしまうのです(退路をカジュアルに断とう)。

2月・「ここは異世界コンビニ デモン・イレブン」2巻が出るよ!
年度内・「はがねオーケストラ」はじまるよ! ここからかなり忙しくなる! はず!
5月・次のアナログゲームを出すよ! テーマは世界一お気楽なTRPG!
5月・絶体絶命英雄5巻(最終)を出すよ!
……並立しているこの企画、発表するべきコミティアとゲームマーケットがなんと同日同会場で開催されるため、自分はさんざん悩んでコミティアの方に出展申し込みすることにしました(多分同じ悩みを抱えてる作家さんは他にもいる)。
8月・多忙を見越して夏コミには出展しないつもり。
11月・たぶん次の同人誌が出るよ! テーマは「ラノベの挿絵」、て思ってるけど、どうなるかなあ?
12月・多忙を見越して冬コミには出展しない……かなあ?

 そんなかんじで、今年はイラストレーター今野隼史・ならびに同人サークル辺境紳士社交場の「平常営業」の基準に調整が入る年になりそうです。でもおそらく、なにが起ころうが「あいかわらずいろいろやる」の軸に変化はないはず(ゲーム作ったり挿絵描いたりしてるもんね)。いろいろやるのでよろしくね。

 そうそう、11/3日記にもちらっと書いた話題なのだけど、この冬はイラストレーター年鑑にたてつづけに載せてもらえました。
ILLUSTRATION 2016 」(翔泳社)
 スタイリッシュな年鑑で、本屋さんに並んでいた過去刊を指をくわえて見ていたものです。収録された作家さんの作風の幅がとても広い。

pixivイラストレーター年鑑2016」(KADOKAWA)
 こっちはびっくりするほどでかい! そして自分の収録作が潔くスク水オンリーになりました。テーマは絞った方が強いだろう、と思って編集側のリクエストに応えた形ですが、他のページを見たら、もっとバリエーション付けた方が良かったんじゃないかという気も(笑)。いや、でも、これでスク水なお仕事の話が来たら嬉しいので、いいかな……。
 pixivの絵柄の流れを一気に俯瞰できる本で、良い意味で、先の「ILLUSTRATION2016」より軽快な雰囲気の年鑑です。

 こういう年鑑って、発注者である企業側が買うイメージを自分は持っていたのですが、実際にぱらぱらめくってみるといろいろな作風が嵐のように押し寄せてきて興味深かったです。純粋に上手い人ばかりなので、刺激になったり「あてられ」たりも。面白い機会に恵まれたな、と思います。
2/4 Thu
藤浪智之さんの小説『魔王の就職斡旋所に勇者がやってきました。』おもしろかった! 「地に足の付いた世界描写」というのが読んでてここまで心地よくて面白いのか、ってじんわり沁みるようでした。なんというかみんな可愛い。勇者も魔王も農家も迷宮主もひっくるめて、この人たちは本当にどこかの世界に暮らしてるのだな、って思わせてくれる。好きです。
2/3 Wed

美味しい風習は定着する(たぶんなにごともそうだ)。
1/31 Sun

写真でふりかえる1/31「コミティア115

 12/31、1/17、1/31……とここまで頻繁にイベントに参加するのもなかなかない。持ち前のテーブルクロス一種類しかない/会場が同じせいで、写真を通して見ると同一のイベントに参加してるだけのようにも見えちゃいます。しかしもちろん、それぞれのイベントにそれぞれの出来事が詰まっている。
 コミティアって年々人が増えてるよね、と思う。創作オンリーというこの世界の規模が膨らんできているのは、ずっとこのジャンルで本を作ってきた自分も嬉しいな。新しい人も新しい本を作っているのだろう。
 既刊とともに、「絶体絶命英雄4」はたくさんの方に手に取っていただけました。待っていましたよ、という声に大きな元気をもらいました。五月予定の最終5巻、頑張りますよー。
1/30 Sat
 1月がこんなにばたばた忙殺されるものだって、丸一年自分は忘れていたのだ。それは決して、一月の間に同人イベント三つに参加したから、というだけでは、ないはずなのに。
 1/31(日)、東京ビッグサイトで開催される日本最大の創作同人誌即売会「コミティア115」に、スペース番号「ぬ-14b」で、辺境紳士社交場、出展してきます。
 今回持っていくのは、冬コミではちょっとしか並べられずにあっという間に完売してしまった「絶体絶命英雄4 歌い踊れぬ完全密室」と、既刊「絶体絶命英雄3」、そして意外に在庫が残っていた「TABEMONOPOOL dinner」の三種。
(二次創作本である艦これ新刊の方はコミティアでは頒布できないので、同人ショップ店頭&通販で探してみてくださいね)
 いずれも人手に渡れば作者の勇気となり、優しさとなり、やがて未来となる。
 ――未来を約束してくれるのは君のほかにないのだ。
1/27 Wed
 たまに秋葉原に行く用事があると、COMIC ZINととらのあなとメロンブックスに寄って自作同人誌の並び方を見るのが趣味です(たのしい)。「漣折々日誌 METHOD of the SEA2」がそれぞれ面陳されていて、とらのあなでは吊り下げポスターになっていたり、いつもより一際目立つように扱って頂いていたみたいです。ありがたいなー。

 本作は船橋・ときわ書房本店内にある「とらのあな出張所」でもしばらく扱って頂けるとのこと。同人作家としてあそこに並ぶのは密かな憧れでした。やったね。
1/20 Wed

 大楽絢太さんの小説「ここは異世界コンビニ デモン・イレブン」2巻の挿絵作業を、年が明けてからちゃくちゃくとこなしていました(特集ページ、ちょこっと更新されているみたいです)。

「七人の武器屋」の頃とはいくつかのことが変わっていて、まずカバーデザインにレーベルとしての定型がないということ(昔は白い四角形の中に収まってたよね)。
 画面全体をびしっと締めるロゴデザインは(すごく!)好きなのだけど、一方で、ロゴをかいくぐって絵になる構図を取ることに少し頭を使います。
 今回提出したカバーラフは三案。
 今後、没になった構図がリサイクルされてたとしても、おおらかな心で見てあげてくださいね。
1/17 Sun

写真でふりかえる1/17「砲雷撃戦!よーい!23

 そんなわけで、新刊は川内さんや叢雲さんや響さんや巨大連装砲ちゃんや……他たくさんの艦娘さんと提督さんに手に取ってもらったのでした。現実離れてた楽しい一日でした。  閉会後、帰り道に「BONNOU FESTIVAL 48/108」というイラスト展示があり、  その中に中村博文さんの原画があって(びっくり!)じーーーーっと凝視してたのでした。もう、凄っごいなあ!
1/15 Fri
 正月気分も地獄の質屋に売り払って、わたわた作っていた本がついに世に出る寸前まで来ました。
 それがこれだ!!!

季節の突端へ METHOD of the SEA2


 1/17の艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!23」に出展する新刊「漣折々日誌 METHOD of the SEA2」詳細情報をまとめました。序文にあるとおり、この本は前作を読んでいなくても大丈夫。
(ただ、もちろん登場人物は相変わらず同じ艦娘なので、前巻を読んでおくのもあり。ここのweb日記で言うと2014/5/11からの連載分です)
 一年半の間に描き溜めた、諸々のイラストやテキストやマンガを詰め込んでいます。よろしくです。
1/11 Mon

twitter的に適切な画像(全年齢)

 twitterの画像投稿の基準が厳しめに取られることがあるみたいで(海外企業だと、日本人が無意識に考える「これくらいなら大丈夫じゃね?」はたまに大NGになることがある)、「きわどい」画像を投稿するとき安全な手段はあるかな……といろいろ試してみた。結果は以下の通り。
 
 [1]「不適切」チェックを入れた画像投稿は個別に「不適切な可能性がある」という属性が付与され、以降チェックを外した画像投稿(要は「適切」な画像の投稿)を行っても、「不適切」属性が解除されることはない。 =やや手間だけど、個別のツイートごとに「不適切」チェックを設けることは可能。

 [2]不適切チェックを入れた画像投稿は、「不適切投稿を表示するとき警告する」チェックが入っているとき、画像投稿一覧のサムネイルには表示されず、スライドショウ上でもスキップされる。実際の使用感としてはほぼ「無いもの」として扱われる。

 [2補足] またこの際、当該ツイートが引用RTされたとき画像サムネイルは「!」付きの灰色のボックスだけ表示され、RTを見た第三者からは内容が確認できない(目に入らずにすむ)。

 例外的に「刺激の強いコンテンツ」を投稿するときだけ、キャプションで警告+不適切チェックを入れて投稿すれば、ルールに抵触はせずにすむ……かなあ? わざわざ危険を冒すことはないけど、保険として覚えておこう

twitter的に不適切な画像(クリックするとR15なイラストが表示されるので注意)


12/31 Thu

写真でふりかえる12/31コミックマーケット89

 早朝、2015年最後の朝日を横目に……  キャリーカートを引きずり、ビッグサイトの東ホールの片隅へ……  頒布物は手持ちの1ブロックだけ(どうしても今回は直接搬入の〆切に間に合わなかったためです)。  事前に「はがねオーケストラ」チームから託された予告チラシも並べていました。
 地響きを立ててコミックマーケットがはじまる!
 …………新刊完売! ありがとうございました! 売り切れちゃいました、ごめんなさい!(以降延々とあやまる)  長居できない諸事情もあり、今年最後の日の暮れは自室で迎えることになりました。おつかれさまでした!  奥様のご実家から美味しいおせちを託されたりもしてました。正月を迎える体勢は万全です。
 来年はもう、筆舌に尽くしがたいってくらい凄い年にしよう。
辺境画商(β)status! 2012/5/9


0090「You were here」下描き
0099「曲をイメージした情景」下描き
0101「ロボットアニメのコンセプトアート」下描き
0102「森にたたずむ妖精」下描き
0108「荒野の鉄道レール、歩く三人組」下描き
0111「木陰で休むカボチャ騎士と少女」下描き

……ただいまこちらを提出しております!
メールの未着や「お題の勘違い」、またはお題の変更希望や発注キャンセルなど、何かありましたら今野隼史のメールアドレスまで、お手元の控えメール「辺境画商 発注メール」に書かれている4桁の番号と発注者様のお名前を添えてご連絡ください。
(番号と名前があると大変助かるのですが、紛失されているときはそのままメールを送ってくださっても大丈夫です)



「声優劇場パプリオーン!みずはらさん」
単行本を、手作り動画でただいま宣伝中!
付いたコメントはもれなく熟読してほくほくしてます
youtube版はこちらで。






16/9/1


カードで遊ぶ超簡易おきらくTRPG『のびのびTRPG』(3000円+税)発売中。
文庫本くらいの箱の中にカードとサイコロ六個が入っているので、あとは仲間がいればどこでもTRPGが遊べるという代物です。TRPGっていうのはあれですよ、ほら……サイコロ振って会話で冒険するっていう、神秘的なあのゲーム。とにかく遊び始める敷居が高いので、可能な限り下げてみたのがこれです。

16/8/16 夏コミ新作


『FANTASIA』
同人音楽サークルHUMMING LIFEがおくる「ファンタジー」がテーマのアルバム。一枚通して聴けば、その中に緩やかな風が吹くようです。公式サイトの試聴でその一端を感じられるかも。
ジャケットやブックレットのイラスト、ロゴデザインを手掛けました。

16/6/18

 大楽絢太さんの小説「ここは異世界コンビニ デモン・イレブン3」(ファンタジア文庫)の挿絵をはりきって描きました。コンビニに行ったことがある人全員に捧ぐ、ファンタジックお仕事コメディ!
 試し読みはこっちでできるみたい
 プリントしてそのまま使える書店用POP、今回も作ってみました。  さらには紹介冊子も非公式で作ってみました。
 公式作品ページでは、デモン・イレブンへのおたよりも募られています。読んで面白かったら、応援してあげてね。

16/5/5


COLOSSEUM
(株式会社リドル)
カードゲームのイラスト全般を手掛けさせていただきました。格闘ゲームの世界をシンプルなカード&ダイスに落とし込んだ、間合いの読み合いと直感で戦う、鋭さのある1vs1対戦型ゲームです。5月中旬以降に一般販売が始まる予定。

16/4/06

スマホで遊べるゲーム「はがねオーケストラ」、2016年内スタート予定で現在は絵を描きまくってます。ゲームの雰囲気がにぎやかなパーソナリティとともにわかるラジオも更新中。なんだかんだでお待たせしてしまいもうしわけない。とりあえず聴きながら待っててね!

16/2/5


ILLUSTRATION 2016
(翔泳社)


pixivイラストレーター年鑑2016
(KADOKAWA)

今までこういう機会がなかったのですが、偶然にも、ふたつのイラストレーター年鑑に取り上げていただきました。年鑑って一冊俯瞰すると、このへんが「現代」なんだな、と距離感が掴める感じがしますね。

16/1/17
艦これ新刊


 1/17の艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!23」、出展してきました。
 新刊はイラスト&随筆集「漣折々日誌 METHOD of the SEA2」(1000¥)。いままさに委託通販が始まっていますよ、ご主人様!

15/12/31 冬コミ新刊

12/31 東2 Y-39a
「辺境紳士社交場」
[webカタログ]
新刊 / 「絶体絶命英雄4」
(頒布価格1000\)

 自分が描いた超熱血少年漫画漫画「絶体絶命英雄」第4巻、フルカラーなA5同人誌として、各同人ショップ&amazonで発売中です。
 殺人事件と戦うepisode7とアイドルが歌って踊るepisode8を収録、本作中もっとも振り幅でかい巻になりました。そして過去最大の分厚さ! 五月の最終刊に向けて、物語はちょっとずつ風呂敷を広げ始めます。
 このマンガの雰囲気はニコニコ版で試し読みするか、単行本特設サイト(通販情報も載っけてます)でクールに知ろう。

12/31 冬コミ新作

12/31 東3 サ-45a
HUMMING LIFE [カタログ]
『アンサンブルカクテル』
同人音楽サークルHUMMING LIFEのコンセプト・ミニアルバム。甘いお酒が似合う、可愛くて洒落た楽曲群です。公式サイトで試聴できるので、飲み物を用意して聴いてみよう。
ジャケットやブックレットのイラスト、ロゴデザインを手掛けました。

12/31 東5 ヒ-46a
Circles' Square [カタログ]
『はじめてのサークル参加〜同人サークル事始めガイドブック』
同人誌情報サークルCircles' Squareの新刊は、「サークル活動を始めて、同人誌をイベントに出すのってどうしたらいいの?」ということに楽しく答えた、「はじめて作る人」のための情報誌。先駆者の経験と情熱がいっぱい詰まってて、きっとあなたの不安をいいかんじに解消してくれるはずです。誌面イラスト全般を手掛けた自分だって、けっこういろいろ同人活動してたりするのです。

15/10/28


pixiv BOOTHの企画で、マグカップのためのイラストを描かせていただきました。いい仕上がりのこのマグカップ、1920円で通販中。
大容量のコーヒーとか似合うように描いた絵で、じっさい今、自分もそのように使ってます。

15/8/16 夏コミ新作


スク水ごはんまとめ本「TABEMONOPOOL international edit委託販売中。既刊三冊に英解説文をくっつけてグローバルにまとめてみた、これまたおかしなイラスト本です。

15/8/14 夏コミ新作

サークル「アストロノイズ」さんの新作、『誇り高き星空』委託販売中。
自分が天龍のプレイヤーとイラストレーター・装丁を担当した艦これTRPGリプレイ。とにかく楽しい本ですよ。フフフ……。

15/8/16 夏コミ新作


『Soundtrack - HUMMING LIFE BEST ALBUM
同人音楽サークルHUMMING LIFE初のベストアルバム。たくさんの時間と思い入れが詰め込まれた2枚組みのCDです。
ジャケットイラスト、ロゴ、レーベルデザインを手掛けました。

15/8/14夏コミ新作

Circles’Squareの贈る同人アイテムオブ同人アイテム『新刊日めくりカウントダウン』
原稿作業のおともに、迫り来る〆切が一発でわかる日めくりカレンダーのイラストをたくさん描かせていただきました。

大辺境奇岩城

FEif、白夜王国で戦争中。
01655-43559
59280-77823 に我が城があるので、力を求める者は辿り着くがよい。できるものならな、フフフフ……。

15/5/7

春のコミティア新刊・スク水ごはんなイラスト本「TABEMONOPOOL dinner」、いろんなショップで委託販売中
(シリーズ三冊揃えてくださった方へ、このページの一番下にオマケを用意してます)

15/3/30

イラストでまなぶ! ロシア連邦軍 」で、Su-25とS-400をゆるふわに描かせていただきました。ロシア連邦軍についてガチで学べるテキストと一緒にどうぞ!

完売御礼

2014年秋に作った「同人」がテーマのカードゲーム「王たちの同人誌」、2015年11月に増産分含めて完売しました。ありがとうございます!

15/3/20

艦これRPG プレイヤーズブック 抜錨ノ書」巻頭口絵を描かせていただきました。艦これTRPGを初めて遊ぶ「プレイヤー」はこの一冊を買えば末永く遊べるよ、っていう一品。詳しくは公式購入ガイドを見てみよう。

冬の新刊情報

TABEMONOPOOL lunch
冬コミ新刊「TABEMONOPOOL lunch」スク水ごはんなイラスト本、委託通販中です。

想いTe”L⇔Report
[3日目 東4 シ85a act family]「想いTe”L⇔Reportはしやんさんのアルバムにイラストを提供しました。ファンクでラップなご機嫌な楽曲群。

14/11/23

 sukuranburuさんのゲームマーケット新作「BOARD GAMER GIRLS 2」の表紙を描かせていただきました。わかりやすい&愉快なボードゲーム紹介とイラストの本、ふたたび。素晴らしい手触りと、素晴らしい敷居の低さ。ボードゲームを知りたくばまず本書を手に取るのだ、と言いたくなります。

14/9/18

デジタルイラストメイキング本「プロの絵師に学ぶ水彩塗り上達テクニック」に参加しています。色とか光とか布とか石畳とか、一枚のイラストを描く上で考えたこと手を動かしたこと一通り詰め込んでみました。テーマは「なるべく演算に頼らない光表現」。

14/8/9

シュレディンガ・フォークス パラグラフの迷路」、amazon&同人ショップで通販中。ゲームブックなライトノベル、およそ同人でしか見られないような奇妙な新書です。
 過去巻のWEB公開もはじめたので、まずはここから読んでみるのもありかも。

14/2/25

  Savedtektyさんによるカードゲームアドベンチャー「ジャリネスハート」、公開されました。自分はイラストを担当しています。

13/11/20

 アナログイラストメイキング本「ニキシィ・パティエンスの描けるまで」通販中。「水位標識の描けるまで」のアナログ続編でもあります。絵の具の魔力は一手一手に宿る、そういう子細を詰め込みまくった密度のある本です。

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 実在の声優、水原薫さんをモデルに、好き勝手にファンタジックな声優物語を自分が描き続けた、コメディな短編群。ちょっと業界に詳しくなれて、ちょっとだけ「働くのってたのしい!」と思えるお仕事マンガです。

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09/1/22・4時±まで進行
有料で発注すると、イラストの原画が届く。ある意味今までで最も絵描きらしいサービスの注文は現在締め切って、かたっぱしから絵を描いている最中です。完成した絵は[Gallery]コーナーに掲載しております。

Legend of Beginners


『七人の武器屋』(著:大楽絢太/富士見ファンタジア文庫)、自分が挿絵を担当した不朽の冒険小説。今でもkindleはじめ、電子書籍として購読できます。

SW TRPG Replay

 花鳥風月さんのサイト上で、ソードワールドRPG同人リプレイ集 『王女様』シリーズ三冊、通販中"SHOP"参照)
自分がプレイヤーと挿絵を担当した剣や魔法の短編集。予備知識抜きでも笑えて読みやすくて読み応えもある、ごきげんなシリーズですよ。

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