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あなたのリクエストどおりに、今野隼史が鉛筆と絵の具で落描き!
そんなかんじのイージー原画販売サービス



辺境画商β版

( 注文期間 2009/1/11 〜 2009/2/11 )

! 注文期間はしめきりました !





辺境画商β版とは?

 とある湖のほとりで出会った絵描きの方が、個人向けの絵画作成をされていたのを見て、自分も思ったのです。
 そうだ……、絵描きってのは、絵を売るのではないか?
 そんなこんなで、これは稼業と言えるかどうかは分からないけど、思いついた以上は試してみることにしました。今回受注期間を一ヶ月に限定して、試験的に(つまり、β版として)サービスを行ってみます。

 ただ、本腰入れて何日も掛けて制作するようなイラストは、どうしても高価になってしまいます(ほとんどの場合、報酬は2万円を越えます)。これが短時間に描いたラフというか、『落描き』なら、個人でもある程度気軽に手を伸ばせる価格に設定できるかもしれません。

 そう……、
 このサービスで自分が描くのは、あくまで絵の具で軽く色を塗った落描きです。
 それでも、ディスプレイで目にするCGイラストよりは緻密な存在感を持つ「アナログな絵」を手元でじっくり眺めることができます。
 そこにあなたが値段分の価値を見いだせるかどうか、自分からはどうにも保証できません。
 もしも興味を持たれましたら、ここから先につらつらと書いてある、サービス内容に目を通していただけると嬉しく思います。



だいたいこんなかんじ


サービス内容

 リクエストに従って自分がB5の画用紙に三時間くらいで絵を描いて、それをそのまま郵送にてお届けします。紙一枚で届くため(ただし郵送中折れないように、しっかり厚紙で補強しておきます)、ファイルに綴じたり、額に入れたり、ピンで壁に貼ったりすると良い感じかもしれません。
 具体的にどんな絵が届くかは、Galleryコーナーにある「Top-page Sign」の欄(07/3以降)が参考になると思います。これらは今回とほぼ同じ条件で描いたイラストです。

 料金は例外なく 5000円(送料込)で、落描きが手元に到着してから、今野隼史の銀行口座へ振り込んでもらう形になります(振り込み手数料だけは依頼者が負担することになるので、気をつけて)。
 リクエスト内容は基本的に自由ですが、もろもろの事情により「受け付けることができない題材」もいくつか設けさせてもらいました。下の方にある「ご注意」に詳しく書いているので、注文する前に、一度目を通しておいてください。





サービス内容

(1) 下にある発注フォームにもろもろの情報を書き込んで、送信してください。

(2) 自分が発注を受け付けた場合、後日メールにて下描き(鉛筆による線画)をお送りします。
(*) 受付不可のリクエストだったり、発注過多のため自分が受け付けることが
  出来なかったときなどは、お断りのメールが届きます。ごめんなさい!


(3) 下描きの内容に問題がなかったら、「OK」とメールで返信してください。
 (一言で大丈夫)
 下描きに不満なところがあったときは、簡単な修正をすることができます。
 具体的な指示を書き添えて、メールを送ってください。

(*) この段階であなたが「OK」と言うまでは、
 いつでも発注をキャンセルすることができますよ。


(4) OKを待って、自分が落描きをばばっと仕上げます。完成までの期間には
 ばらつきがあるので、(最長で2009年3月に掛かります)気長にお待ちください。


(5) 完成品の画像(目安程度の小さなJPG画像です)がメールで届きます。

(6) 問題なかったら、再び「OK」という一言と、原画の発送先となる
 あなたの住所氏名を書いて、メールで返信してください。
 この段階での大がかりな修正には応じられませんが、細かい加筆程度であれば可能なので、
 仕上がりに満足行かなかったときは、その旨メールで伝えてみてください。


(7) 数日後、封筒に入って原画が届きます。

(8) 封筒に料金の振込先を記したメモが入っているので、都合の良いときに
 そこへ5000円を振り込んでください。

(*) 踏み倒されると今野隼史が泣いてしまいます(笑)。

(9) ありがとうございました!
(*) 途中不明なことがあったときは、いつでもメールでご連絡くださいね




ごちゅうい

・辺境画商(β)は個人の方を対象にしたサービスです。サークルや企業として自分に依頼される場合、サイトトップの連絡先にお仕事の窓口を開けているので、そちらを経由してご依頼ください。

・このサービスは発注期間から若干の時間を挟んで、実際に動き始めます。必ずしも発注を受けた先着順に描き始めるとは限らないので、のんびりお待ちいただけるとありがたいです。
 万一発注が殺到して、自分の処理能力を大きく超えるようなことがあったら、人数過多を理由にいくつかの発注をお断りさせていただくことがあるかもしれません。その際はどうか、お許しください。

・メールのやり取りの際に大容量の画像を扱うため、携帯電話メールアドレスでの発注はおすすめしません。

・落描きの着彩にはアクリルガッシュという絵の具を使います。水と日光には強い画材ですが、頑丈さにも限度があるので(紙ですしね)、長期保存される場合は額やクリアファイルなどに綴じるのをおすすめします。

・落描きの題材は、普段自分が日記とかで描いているようなキャラクターイラストだと描きやすいな、と自分は思うくらいで、基本的にリクエストに制限はありません。「うちの犬」とか「今日食ったカレー」とかでも大丈夫ですよ(ただし、こちらから資料写真を求めるかもしれません)。

・ただし、描けないものもいくつかあります。以下に列挙しますので、ご注意あれ。

・あまりにも複雑なものは描けません!(例:「馬100匹」「マンデルブロー集合」)

・抽象的なものはおすすめしません!(例:「究極の青」「時の移ろい」)
 ただ、漠然とした題材を元に今野隼史が勝手にらくがきできるケースもあります。
 イメージと違うものが描き上がってきても、あまり文句は言わないでくださいね(笑)。

・存命している実在の人物は描けません!(例外:人以外はOK)

・あまり人に見せられないようなものは描けません!(R15くらいまでなら、なんとか描けます)

・今野隼史だけ、あるいは、あなただけに著作権のあるキャラクターを描くことができます。

×例:「七人の武器屋」のマーガス――著作権は大楽絢太さんにもあるし、この作品は富士見書房に使用権があります。勝手に(有償で)描いたら咎められるので、NGなのです。

○例:「08/9/15日記で描かれてた女の子」――今野隼史のオリジナルキャラなので、OK。

○例:「自分のオリジナルキャラ」――OKです! ただできれば、資料写真を添えてリクエストしてくださいね。

例外:「あなたが直接に著作権者の許可を得られた」場合にのみ、あなたや今野隼史に著作権のないキャラクターをお題として指定することができます。
――その時は、先方……つまり作者の方に迷惑が掛からないていどに簡潔に、「今野隼史による二次創作である/今野隼史には報酬が発生する/あなたと今野隼史は非商用目的で絵を公開する可能性がある」と、この「辺境画商」のことを伝えてください。
すべての著作権者から許可を得ない限り、第三者の著作物をお題として指定することはできません。

・お手元に届いたイラストは、もし使い道があったら、転載や加工、同人や商用など、自由に扱ってくださって大丈夫です。
 ただし、上記の例外(第三者の著作物をモチーフとしたイラスト)は、「商用」として扱うことはできません。

・このサービスを通じて描いた作品は、後日辺境紳士社交場サイトや、自分が関わる冊子に収録される可能性があるので、どうかご了承ください(発注者情報を公開することはありませんが、リクエストの内容は抜粋して併記します)。

・発注の際にやり取りされた個人情報のうち、あなたの「ハンドルネーム」「メールアドレス」「発注日時とリクエスト内容」のみ、自分は控えとして保管します。その他の情報は入金完了後に破棄することを約束しますが、もしもあなたがこの扱いに不安を感じたときは、発注を止めておくという選択肢もありだと自分は考えます。
 個人対個人のサービスだと特に、100%の安全は保証できないので……。
 年少の人は特に、保護者の方に十分話を通した上で発注した方が良いかもしれません。

・(そうそう……あと……5000円は結構でかいお金です! 他にちゃんとしたお金の使い道があったら、そちらをゆっくり検討してから、この下の発注フォームに文字を打ち込んでくださいね)



――という企画を始めてみたところ、一ヶ月の発注期間で
自分の予想を大幅に上回る反応がありました。
現在、頂いた発注をかたっぱしから絵に描いているところです。
発注したらくがきが届くまで、どうか気長に、最長で夏頃までお待ちください。

テストケースとして行ったこの企画が、後日
(β)を外した正規サービスになるかどうかは
今はまだわかりません。
でもどうやら、このサービスは
やってて楽しい仕事である、という感触を掴めました。
時間がだいぶ経った頃に、またやるかもしれません。
今回はご発注、どうもありがとうございました!

進行状況はサイトトップ左のニュース欄で報告、
描いた絵の展示はGalleryコーナーで行う予定です。
たまにそちらの方もチェックしてやってくださいね。





辺境紳士社交場
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