NOVI NOVI TRPG online manual 2016.9.10 v1.0


「のびのびTRPG」の重要なルール

1・こまかいルールはGMが判断して、さくさく進めること。
2・山札以外のカードはすべて表にして公開される。


「のびのびTRPG」の主な流れ

場面

「GM」が場面カードをめくって読み上げ、
左側の「場面PC」が場面に挑む。

場面の内容は「サイコロを振る判定」と、
「演技するロールプレイ」の二種類。

成功したら【光カード】、失敗したら【闇カード】ゲット。
場面が終わったら、GMと場面PCは
左側の人に役目をパスする。


クライマックス

三周したら誰かが代表して【クライマックスカード】を引いて、
全員で特別な判定に挑む。
成功失敗どちらにしても、冒険の結末について
みんなで雑談したら、ゲームはおしまい。




ゲームの準備
Preparation of the adventure!

● まず、一人1枚ずつ【PCカード】を取る。
(使用するのは表だけ)
● 【光】【闇】【場面】【クライマックス】の四種のカードを
  裏側にして、まとめて中央に置く。
● ダイスはみんなが手に取れる場所に転がしておけばOK。
● 最初のGMをじゃんけんで決める。
  (サイコロなどを使ってもいいよ)
● GMは【GMカード】を手元に置き、その左側のプレイヤーは
  【場面PCカード】を手元に置く。
● 準備はこれでおしまい。GMは冒険の始まりを宣言しよう!



場面
Scene

● GMは【場面カード】を一枚引き、読み上げる。
● 場面PCはその場面の主役として、物語に挑むことになる。
  場面によって「判定」「ロールプレイ」のどちらかを行う。

判定

2D(サイコロ二個)を振り、場面やGMが指定する
自身の「力」「技」どちらかの数字を足す。
判定に添えられた目標の数字(目標値)以上となれば成功。

サイコロが振られる前に「スキル」を使用できる。

ロールプレイ

場面に応じた言動を即興で演じて、それによって成功/失敗をGMが判断する。

● 場面が成功したら場面PCは【光カード】、
  失敗したら【闇カード】を一枚引き、手元に加える。
● 【GMカード】【場面PCカード】を左側の
  プレイヤーに渡し、ふたたび新しい場面を始める。


 
クライマックスと冒険の結末
Climax

● 全員が場面を三回ずつ行ったら(つまり三周したら)、
  誰かが代表して【クライマックスカード】を一枚引く。
● 全員でそれを読み、いつもと違う壮大な判定に挑もう。

クライマックスの判定について

・カードに指示がない限り「力」「技」は足せず、[常時][すべての判定]を除くスキルも使用できない。
・GMはいないものとして扱われる。ルールの解釈は全員で行うこと。
・「NPC」とはPC以外の登場人物で、場面や光/闇カードによって登場する。

● 失敗してもゲームオーバーではない。それまでの伏線でなんとかなるかもしれないし、次回リベンジしようということになるかもしれない。結末について全員で雑談したら、ゲームは終了する。
● 時間がまだあったら、席替えしてもう一度冒険に出るのもいいだろう。




用語解説
Terms


TRPG
卓上の会話とサイコロで遊ぶゲーム。ルールは無限にあるけど、「のびのびTRPG」はその中でも最もコンパクトな方です。

PC
プレイヤーの分身。他のTRPGだと自分だけのPCを作ることができて、それもまたすごくたのしい。

GM
TRPGの審判役にして語り手。難しそうだけどたのしい役割。「のびのびTRPG」ではGM持ち回り制を採用しました。

【光カード】
PCにいいかんじの特徴が付き、強くなるぞ。

【闇カード】
PCにおかしな特徴が付き、おもしろくなるぞ。

2D
サイコロ2個。

[力]
PCの勢いの良さ。

[技]
PCの要領の良さ。

スキル
特殊技能。それぞれに使えるタイミングがあるので、ここぞってときに使おう。