地下室にいる。
漠然と天井の方から、低く風鳴りが止まない。嵐なのか……。
地下室の中には音しかなく、軽い袖をそよとも揺らさない。
君は慎重に階段を下り、小部屋に着いた。
さすがに外光はまったく入らない。
後ろ手に壁を探り、君は目的のものを探り当てた。
君は地下室の中を確認することができる。


明かりのスイッチを入れる