「…………っ!!!」
悲鳴は押し殺した。
そしてまた、殺されている死体が二つ。

リカーサクセサーな少女と、魔法猫が死んでいる。

ショックを受けて生きるのを止めた身体が取るのとまるで同じ体勢で、
手足をぴんと伸ばしている。
生きていた時はやや猫背気味だった彼女を、君は知っていた。
「ああ……」
まるで巨大な何かに磨り潰されたかのように、
その顔にはあるべきものがなく
真っ白とした骨の色を晒している。
その無残さに顔を背けることは、
君には許されない。
君は一歩踏み出して、足下の死体を……


調べる