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[151] トンベさんより、日和 ミティア:しまった! これは、ウェールズのフェアリィ・テイルに有名な殺し妖精の花呪い……! ウィンクを見た者はことごとく目を潰されてしまいます! 逃げてご主人様っ。 日和:あー、ちょっと待って、まずあんたの目を潰してくるわ。 |
[152] 辺境紳士より、テムズさん ウェッソン:度重なる黒い悪魔の猛襲に耐えかねた俺は害虫駆除ロボットを買うに至ったのだが。どうも、悪夢は薄まる気配を見せない――テムズさんのデフォルト武装・単分子モップが奴らの命を吸ってどす黒くなっていくのを見るにつれ、台所の脅威はなにかとんでもない方向にすり替わっているのではないかという嫌な予感が背筋を擦っていくのであった。 テムズさん:……ほひひっ。 |
[153] トンベさんより、リーズ リーズ:後顧に憂いなし。これであたしが旅立つ準備は整った……さよなら、モントローズ。 シリア:ねえ、店番さぼるためにバダーズさんのダミーを置くのはまあ不問として、もうちょっとていねいに作ってあげたらどうかな。 |
[154] 皐月の晴れさんより、テムズ サリー:伝承に曰く、湖の城から月光と共に現れた美しきバイオリン女王が奏でる音色が勇者を水白の聖杯へ至る道を指し示したのですぅ! ウェッソン:ふむサリー。バイオリンは女王に掛かるのか? サリー:うーんと、そうですね。ピッコロ大魔王みたいなものですぅ! テムズ:いろいろと失礼ね。 |
[155] ペペドンさんより、はにわ アリサ:信じらんない、あんなモノを担ぎ出すなんて……連中は15年前の破滅を再現したいっての!? ヘレナ:歴史は繰り返す……確かにそう。人の妄執と意志なんて結局、レコードをなぞるだけの針なのかもしれない。けれど…… テムズ:わかってる。わたしたちが信じるものは、教訓なんかじゃないわ。――みんな、 アリサ:ちょっと待ってテムズ、28000・11時に機影! IFFは知らないって言ってる……けど、これって……。 フォートル:(――ザザッ)ふ……すっかり君も隊長風だな。だが私を忘れてもらっては困るぞ、 テムズ:え……!? そんな、あなたは――! つづく。 |
[156] 辺境紳士より、ウェッソン ウェッソン:これが俺が二十歳の時の写真だ。ナイフのように尖っていた時代だった。真夜中の校舎の窓ガラスとかにコインで名前を刻んでた。今思えば、ありきたりな若さだったな……。 テムズ:ううん、とっても個性的よ。ところでウェッソン、あなた、二十歳の時から……いや……なんでもないわ。 |
[157] 奈野華さんより、テサウ テムズ:テ!手を洗おう! サリー:サ!さっぱりしよう! ウェッソン:ウ。うーん……。 |
[158] ななさんより、シリア リーズ:シリア。あたしね、親友としてあんたが心配でならないよ。 シリア:な、なによ。いいでしょ? 別にわたしが大根持ってて誰に迷惑かけたわけでもないし、このふりふりエプロンだってタンスの栄養分にしておくのはもったいないって思っただけだし……いいじゃない! ちょっとはわたしだって………………ところでリーズ、なにが心配なの? リーズ:えーっと……忘れた。 |
[159] 辺境紳士より、テムズ テムズ:今頃あいつら、どうしてるかな……。一日宿を任せちゃったけど、ちゃんと生きてるかしら。 サリー:うう……ひもじさを黄昏が加速するですぅ。ウェッソンん、たべもの無いですかぁ……? ウェッソン:……すまん、さっきオーブンで食べ物ではないものにしてしまった。 サリー:おにょれ〜……大戦名物の闇歴史プディングって言うから四半日楽しみにしていたのにぃ……! こうなったらウェッソン、全責任を胸に托鉢行ってきなさいぃ〜! ウェッソン:なんだ、その行事は。 サリー:家々を回っていたずらの限りで家人をへこませて、手切れ金代わりにお菓子を強奪してくるんですぅ! 郷里では新年の風物詩でしたっけ……。ああ、やぎバターがゆの湯気の向こうに懐かしい草原が見えるぅ……。 ウェッソン:あ、ちょっと待て、死ぬなサリー! テムズ:一つの星が消えかけているよーな気がするわ。 |
[160] ななさんより、シリア リーズ:激写! 清楚で器量好しと近所で評判だったがきんちょSのダークサイド! あーあ、かよわい犬をいじめちゃいけないよね。なべのふたなんか装備しちゃってみっともないったらありゃしない。これを検察に提出したらとうとう、世界の美少女ヒロインバトンがあたしに渡っちゃうのか……。大丈夫、シリア、後の話はあたしに任せて。 シリア:アンタがけしかけたオープニング部分、ちゃんと録音してるわよ……。 |
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