デフォルメ……deformeという表記で検索すると、外国の言葉ではどうやら「わざと歪ませる」という意味合いで言われているのだとわかる言葉。
　でも、日本でキャラクターに触れている自分たちにとってのデフォルメっていうのはきっと、低頭身で描いたキャラクターのことだ。ＳＤ、チビキャラ、デフォルメ絵。
　それは可愛さのためであったり、制限されたフレームの中に収めるためであったり、その存在意義は高頭身のキャライラストとはまったく別の所にある。
　そして、まったく別の手法がある。

　見て違和感のない、ちゃんとかわいいデフォルメ絵って、なにに着目して描かれるのか？

　デフォルメ絵を描き続けてなんとなく見えてきた、自分（今野隼史）にとってのコツのようなものを、自身の記録も兼ねてまとめてみました。

（「はじめに」より）

01 はじめに
02 この本の言いたいこと
04 かわいいの内訳
05 デフォルメ絵はレイアウトしやすい！
06 首のつきかた
07 顔のバランス
08 身体のバランス
09 どこまで塗り込む？
10 背景との相性
12 むずかしいテーマ -怖さとえろさ
14 キャラデザインの細かさ
16 2〜5頭身を解説しよう
18 実践編　――アクリルキーホルダーのためのイラストメイキング
27 あとがきとせんでん
28 アクリルキーホルダーのためのイラスト
　――ホットケーキ・お寿司・ドーナツ

とらのあな [店舗別の在庫状況]
メロンブックス
comic zin

同人誌「デフォルメの着眼」は8/27現在、こちらの店舗で委託取り扱いしていただいています。
今回はいつもよりも少数しか作っておらず、取り扱いは不安定な状態が続くかも……。
完売後に全文をWEB公開するつもりですが、こちらはだいぶ先になりそう。
冊子として手元に置きたいと思われた方は、委託販売をチェックしてあげてください。