レドウェイト > 「うおおおぉぉぉ」
レドウェイト > 疾走中
はにわ > 「マズイ・・・・マズイぞ・・・・・」ぶつぶつ
リディア > 「あの……もうひとりはにわさんがいるのでしょうか?」
はにわ > 「あっ!!」
はにわ > 「土偶は身代わりには使われない。埴輪だっ。もう一体埴輪がいたっ!!」
はにわ > 「マズイ・・・・・これはマズイぞ・・・・・・」
GM > 月光の丘が見えました。月は……頂点です。
はにわ > PL:うーん、はにわのの振動波動砲で月を壊したい気分だ(笑)
レドウェイト > ずざざっ!
レドウェイト > 「ここか……!」
はにわ > 「どーーーーーーーーーぐーーーーーーぅーーーーーーーーー!!」
リディア > 「土偶さん、どこ?」
はにわ > PL:とりあえず、私でない埴輪を見かけたら壊せ(笑)
レドウェイト > 「見分けが付くのか」(笑)
GM > そんなもんいませんが?>ほかのはにわ
はにわ > PL:あれー?
リディア > PL:あのはにわはなんでもなかったのか……
はにわ > PL:あれー?もう一体のはにわ、って話に上がりませんでしたっけ?
リディア > PL:警部から聞いた話ですよ。はにわを抱えて逃げ出した人が目撃……
はにわ > PL:そうそう。それそれ。私も警部から聞いたと思いましたが(笑)
レドウェイト > PL:……あれー?(笑)
レドウェイト > PL:そうか! 完全に先入観が交差してたのか(笑)
はにわ > PL:くっ。ここにも仲間内で翻弄しあった結果が一つ(笑)
レドウェイト > (しかし、気付くタイミングがちょいと遅すぎた)
GM > ま、その件に関してはあとで説明しましょう(笑)>もう一体の埴輪
GM > 丘の中央には土偶がいます。その土偶の目の前には空中に押印された二つの金印の印。
GM > そして、土偶の姿はぼんやりと輝いています。
はにわ > PL:止めます止めます。
GM > 土偶がやってきた君たちに気がついて振り返りました。体の所々が崩れています。
はにわ > PL:ぎょっ。
レドウェイト > 「奴は何をやっているんだ?」
リディア > 「ああ、土偶さん!そんなにボロボロになって……無理しないで」
はにわ > 「自分を金印のかわりにして、扉を開くるもりだっ!!」
土偶 > 「あら、はにわ……ふふ、大事な金印を落としちゃったの……だから、私が「身代り」になるわ……ダメね、わたしって」
GM > 土偶の声は決して高くはないのに丘に響き渡ります。その声は悲しいまでに穏やかです。
はにわ > 「リディア!!金印をかせっ!!」
リディア > 「待って!まって土偶さん!金印は……」
はにわ > 「リディア!!はやく金印をかせっ!!」
リディア > 金印を取り出す。
リディア > はにわに渡す
はにわ > PL:土偶めがけて投げます。金印を。
レドウェイト > 「どうする気だ!? 」
GM > 金印は力なく土偶の足元に落ちました
GM > すでに「身代り」になった土偶によって押印は行われています。あとはゆっくりと土偶が崩れていくだけです
土偶 > 「金印……あなたが持っていたのね……けど、もう遅いわ……私は猫神様のいい付けを破った罰を受けなければいけないの……」
はにわ > 「だめなのかっ」
リディア > 「土偶さん!」
レドウェイト > 「…………」
リディア > 「こっこの接着剤で……」駆け出すリディア
はにわ > PL:なんとかならんかー(汗)
はにわ > PL:とりあえず力の限りダッシュ。
はにわ > PL:何とかして月の明かりを遮れないかなぁ・・・・・
GM > はにわたちが近づくごとに土偶の体の崩壊が身近に見えます。
リディア > 「お願い土偶さんを助けて!」
はにわ > 「もどってこいーっ!!土偶ー!!」
天の声 > 最終ヒント:「身代り」>はにわ
はにわ > PL:えっ!ワシ?身代わりに?(汗)
はにわ > 「我が身体を土偶の身代わりに捧げよう!!」
天の声 > どう捉えるかはあなた次第(w>はにわ
はにわ > PL:げっ、ちがうのか??(汗
リディア > 「えっっっ!?」
レドウェイト > くっ、事情を知らないでは何にもできん。銃を抜いて土偶を狙うけど、そこから動かず
はにわ > PL:土偶のかわりに金印を身代わり??ちがうな、、、土偶の身代わりになるものって言ったらはにわしかいないじゃん(笑)
はにわ > PL:というわけで、ファイナルアンサー。私が身代わりになりましょう。
はにわ > 「さらばだ。」
GM > はにわが叫ぶと同時に土偶と同じ光にはにわが包まれます。
はにわ > 「あぁ。悔いはない。」
GM > そして――
GM > 光が消え去ったあと、そこには朽ち果てかけたはにわと土偶が寄り添うように立っていた。その足元には力を失った金印が転がっている
はにわ > 「あれ?」
土偶 > 「生きて、いる……みたい、ね……」
リディア > 「はにわさん! 」
レドウェイト > (銃を下ろす)「……何が起きたんだ?」
リディア > どぐうさん!だいじょうぶ?」
はにわ > 「い、、、生きているのか。。。。。」
GM > 結局、扉は開かれなかった。
はにわ > 「なぜ・・・・・・」
リディア > 「ああよかった……神様ありがとうございます」
GM > そして、月が役目を終えた舞台役者のように、頂点から降りはじめる……
はにわ > (天をあおぎ見て)「まだ、私にはまだ、やるべきことがあるのですね・・・・・」(そのまま倒れる)
はにわ > (あ。猫神さまの頼まれ物がまだだった 笑)
レドウェイト > あ。ひびが(笑)
リディア > 「接着剤でかためておきます」
GM > 幻想的に浮かび上がる丘の上……夢の中のような静けさがすべてを包み込んだ……
はにわ > 「・・・・・・・・・・・・・・なんで、とっさに身代わりになることをえらんだのだろう・・・・・・」
GM > ……そしてその翌日、レドウェイトの目の前には出来損ないのパエリア
GM > ……に人参をつき立てたような顔。
レドウェイト > 「……はあ」(嘆息)
レドウェイト > 「……と言うことで、裏はありませんでした。全ては連中自身が仕組んだ犯行だったようです」
レドウェイト > と、一連の(半偽証)報告書を手渡す。
はにわ > PL:ナイス警部!
上司 >「あっそう。そういえばヤーブル芸術館警備の件なんだが――」
GM > レドウェイトの苦労は、続く――
レドウェイト > (まあ……放っとくとしよう)
レドウェイト > (……俺は人間を相手してる方が性に合ってるからな)
かくして、即興による物語に一つの幕が下りました。
情報の迷走からいろいろと紆余曲折を経たようですが(GMの陰謀通りとも言う……)とりあえずは大団円。
このゲームに次の機会があるか……そして誰がセッションの席に着くのか知る術はありませんが。いつか誰かがエントランスを舞台にした物語を演じる時に、この記録が何らかのお役に立てれば非常に幸いですね。