ENTRANCE Radio Drama
(SE[鳥の声]:ちゅんちゅん……) テムズ「あー、今日もいい朝ねー。やっぱり早起きは気持ちいいわ。何かいいことがありそうね」 フォートル「ほう、今日は珍しく機嫌がいいな、マジカル☆ガール」 テムズ「あら。なんでまたあんたが店にいるのよ?」 フォートル「ふむ。実にいい質問だ、マジカル☆ガール。実は、だな」 テムズ「断る」 フォートル「な、まだ何も言ってないではないか、マジカル☆ガール」 テムズ「いい? 私は今日は気分がいいの。でもこのままだと気分がどんどん悪くなっちゃうかもしれないわー」 フォートル「あだだだだ! 待て。待つんだ。落ち着いて話し合おう!マジカル☆ガール」 テムズ「あんたと話し合う事なんてこれっぽっちもないわよ。私の気が変わらないうちにとっとと消えなさい」 フォートル「実はそうもいかないのだ、マジカル☆ガール。事態は急を要するのだ、そこをなんとか頼む」 テムズ「ふーん、やれやれ。まあいいわ。取りあえず話を聞いてあげようじゃないの。今回だけよ」 フォートル「おお! やはり早起きはしてみるものだな」 テムズ「っていうかあんたに睡眠とかあるの?」 フォートル「いい質問だ、マジカル☆ガール。それは我々マジカル☆ワールドの根源に……」 テムズ「長そうだからパス。いいからとっとと本題に入りなさい」 フォートル「……まあいいだろう。魔法使いの勤めは悪意の退治だけではないのだ」 テムズ「へーそうなんだ」 フォートル「危険なアーティファクトの封印や解放、マジカル☆ストリームの管理など多岐にわたる。その仕事の一つの中に、マジカル★バンデットの取り締まりがある」 テムズ「つまり、魔法使いの犯罪者を捕まえるのね」 フォートル「うむ、その通りだ、マジカル☆ガール。で、実は今日マジカル★バンデット達が集まり、『マジカル一★武道会』を開催すると言う情報を聞きつけた」 テムズ「なんか変な名前ね」 フォートル「ふーむ。人間の世界の言葉は難しいな。翻訳し直すと『ザ・キング・オブ★マジシャンズ』だったかもしれん」 テムズ「まあなんでもいいわよ」 フォートル「で、だ。このマジカル一武道会の主催者は数百年前に脱走した大魔法使いらしい。それを捕まえるために潜入調査をして貰いたいのだよ、マジカル☆ガール」 テムズ「はぁー、なんでまた私が」 フォートル「よく考えてみたまえ、マジカル☆ガール」 テムズ「ふぅん?」 フォートル「他のか弱くて可愛いマジカル☆ガール達をこんな悪党の巣窟に任務とはいえ送り出すなんてとても出来ないではないか」 テムズ「ちょっと、それどういう意味よ」 フォートル「つまり、君みたいな野蛮なマジ……あいででででで!! ギブギブギブ! タップしてるのが見えないのかね!」 テムズ「どうもアンタとは一度決着をつけないといけないようね」 フォートル「…………ええい、今は時間はない! ともかく行くぞ、マジカル☆ガール!」 テムズ「え、ちょま……」 (SE[落下音]:ぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ) テムズ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」 タイトル:戦え☆魔法少女テムズ 〜the Battle of Magical☆Arena〜 フォートル「ふむ、カメラはこっちか……こほん。今週も魔法が炸裂しちゃうぞ!!」 テムズ「誰に向かって言ってるのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 (SE[観客の熱狂]:ワァァァァァァァァァァァァァァァ) 審判「さぁ! 裏社会のみんなー! 元気かーい!」 (SE[観客の熱狂]:ワァァァァァァァァァァァァァァァ) 審判「今年もやってきた! マジカル一★武道会! 裏社会での最強を決めるこの戦い! 今年も強者揃いで予想が難しいぞ! ちなみに賭けレートはこの通りだ! ちなみに一番人気は前回の優勝者、北海のシャチと呼ばれたハヤクスキー選手だ!更に更に……」 (SE[観客の熱狂(小さめ遠くから聞こえるように)]:ワァァァァァァァァァァァァァァァ) テムズ「あー、犯罪者の集まりだからやっぱり賭けがメインなのね」 フォートル「ふむ。悪党とはどこでもやることは同じなのだよ、マジカル☆ガール」 テムズ「っていうか今大群で押し寄せて一斉検挙すればいいんじゃない?」 フォートル「そう言う訳にもいかんのだよ、マジカル☆ガール。この大会の主催者は大変魔力が高い。正面切って戦えば私とて遅れを取るつもりはないが、正攻法では簡単に逃げられてしまう。なあに、君と私がボスを押さえ込んだら仲間が一斉に来る様に手はずは整えておいた」 テムズ「んー、でもそもそもの問題として、私が出た所で主催者に会える訳?」 フォートル「優勝者には主催者から手渡しで優勝賞金が貰える仕組みだ」 テムズ「またベタベタな話ね……。魔法の欠片もないじゃない」 フォートル「ふっ……所詮は現実を捨てきれず、魔法の世界から逃げた犯罪者達だ。俗っぽくもなるだろう」 テムズ「まあいいわ。とっとと終わらせて帰りましょ」 (SE[観客の熱狂]:ワァァァァァァァァァァァァァァァ) 審判「さーて! 第一試合を始めよう! 赤コーナー! 倫敦の街を一晩にて血の海に変えたレジェンド★サタニアン! ディームズ・ゴーンヴェール!」 (SE[観客の熱狂]:ワァァァァァァァァァァァァァァァ) 審判「ちなみにチャームポイントは背中に背負った黒いウサギちゃん型リュックサックだぁぁぁぁ!」 フォートル「ふ、我ながら完璧な変装だ」 テムズ「……本気で言ってるの? っていうかこの紹介文アンタが書いたのかしら? ねぇ?」 フォートル「痛い痛い! 極まってる! 極まってる!」 審判「思わずうさちゃんリュックを抱きしめるキュートっぷりだぁぁぁぁ!」 フォートル「く、あの審判の目は節穴か! それよかタップしてるのが見えないのか! マジカル☆ガール!」 テムズ「ふふふ、なんのことかしら」 審判「青コーナー! 路地裏からの下克上! モディリアーニ★ゴロンツキー! チャームポイントはそこらのゴロツキは一線を画す背中に書かれた刺青『LOVE★HEEL』だぁぁ」 (SE[観客の熱狂]:ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ) ゴロツキ「へっへっへっへっ、テメエが噂の紅い悪魔か。残念だったな。俺様はなんと魔法の力によって自分の中にある悪意『カツアゲ』を増幅する事によってどんな奴でも恐喝出来るように……」 審判「それじゃ、マジカルゥゥゥ★ファイッ!」 テムズ「でぃーむずぱ〜んち」 (SE[殴られる音]:ぼっこぉぉぉぉぉん) ゴロツキ「早いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 (SE[ゴング]:カンカンカンカンカン!) 審判「おーとっ! 前口上たれてるゴロンツキー選手をゴーンヴェール選手が神速のアッパカーッツ!酷い!まさに極悪非道!冥土の土産に聞かせてあげるはずのちょっとした能力自慢の間は待ってあげるという悪道大原則すらこの魔女には通じないというのかぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 テムズ「いや、そんな大原則初めて聞いたし」 審判「おーっと! きた! 強者だけが使える俺ルール! 世間の決まりなんて関係ない! ここじゃ、俺様が法律だ! まさに邪道です! そんな訳で、ウィナー! ディームズ!」 テムズ「……もしかしてこの人達、意外といい奴らなんじゃないかしら」 フォートル「ま、元々魔法の国の住人だしな。意外と夢見がちなのかもしれんな、マジカル☆ガール」 (BGM[バトルっぽい曲]:開始) フォートル「こうして、テムズの快進撃は始まった」 審判「おーっと、準々決勝開始と同時にヤラレイン選手魔法で巨大化ぁぁぁ!」 テムズ「えい」 審判「ディームズ選手の正拳が巨大化したヤラレイン選手の足の小指を粉砕! これは痛い! マジで痛い! ヤラレイン選手マジ泣き! ウィナー! ディームズ!」 審判「おっーと、準決勝開始と同時にマスクドウォーカー選手が魔法で加速! 目にもとまらぬ速さでディームズ選手の周りをぐるぐる回って分身だぁぁぁ! 目にもとまらないのに分身とは余りにも高等テクすぎるぅぅ!」 テムズ「よいしょっと」 審判「こけたぁぁぁぁぁぁ! ディームズ選手の差し出した足に引っかかって超速スピードで地面の上で顔面をひきずった! 痛い痛い! まさにこれは大根おろしの人体実験! 見てるこっちの方が辛い! ウィナー! ディームズ!」 フォートル「そして、マジカル☆ガールはついに決勝へと辿り着いたのであった」 (BGM[バトルっぽい曲]:終了) テムズ「人の背中で勝手に感慨にふけらないでくれるかしら?」 フォートル「しっ! あんまり話しかけるな、マジカル☆ガール。私は今可愛いうさちゃんリュックなのだからな」 テムズ「ま、もうどうでもいいわ。突っ込むのも馬鹿馬鹿しくなってきたし……」 審判「さぁーて! ついに決勝戦! 赤コーナー! ここまで全ての敵を一撃必殺<インスタント・キル>で葬ってきた史上最悪のルールブレイカー! 紅い魔女! ディームズ・ゴーンヴェール選手だぁぁ!」 (SE[観客の熱狂]:ワァァァァァァァァァァァァァァァ) 審判「青コーナー! なんと前大会優勝者を破りさり、一躍その名をあげ、人気急上昇中! 知ってる人は知っている謎の英国紳士、『H男爵』だぁぁぁぁぁ!」 H男爵「フハハハハ! ヤハリ、紳士タルモノ、正体ガ謎ナ方ガ、トテモ格好イイデース」 テムズ「なんか訳わかんない事を口走ってるわね」 審判「浸っています! 謎の仮面をつけて正体を隠す事によって何やってもオッケー、と言う汚い心をありありと全身で表現しています! やましい! きっと彼は仮面がないと何も出来ない小心者です!」 H男爵「ハハハー、余リ酷イ事言ウト私モブチギレマスヨー」 フォートル「く、いかん! まさかあんな大物が隠し球としていたとは……」 テムズ「何? あいつ強いの?」 フォートル「気をつけろよ……マジカル☆ガール。もしかしたら奴は、今回のターゲットよりも厄介かもしれん」 H男爵「(ニィィィ)、ショータァァァイム デスヨ、お嬢さん(フェアレディ)」 審判「色々伏線を残しつつ、マジカァァァァァァル★ファイッ!」 テムズ「ともかく一気に片を付ける!」 審判「先手必勝!ディームズ選手一気に距離を詰める!」 H男爵「昏光<スタン>」 (SE[閃光]:ぴかーん) 審判「おーっと! バロン選手、馬鹿正直に突っ込むディームズ選手に閃光+衝撃波で目くらましをしつつ身動きを封じたぁぁぁ! ディームズ選手は目を押さえてその場に立ち往生!!! 極単純な手に引っかかってます!」 テムズ「でーい!審判うるさい!」 審判「でもラジオなので私が居ないと色々困るのです! 放送上の都合上勘弁願いたい!」 H男爵「フフフ、よそ見スル余裕ハナイデスヨ、お嬢さん(フェアレディ)」 テムズ「しまっ――」 H男爵「撃光<スピット>!」 (SE[爆音]:どぉぉぉん) 審判「おーとっ! バロン選手! わざわざ自分が背後を取った事を自慢してから攻撃! 紳士的なのか、バカなのか分かりません!」 テムズ「くっ……強い!」 H男爵「サテ、ソロソロ幕引キトサセテ頂キマショウ! 泥酔<ディプシイ>!」 (SE[衝撃?]:ぱぁぁん) 審判「おーっと、バロン選手の奥の手『泥酔<ディプシイ>』だ!! 敵を酔っぱらわせるというRPGの状態異常系魔法の歴史を変革させる画期的魔法だぁぁぁ! 微妙です! はっきりいって微妙です! 『毒』や『混乱』の方がよっぽど使えそうです! おーっと、しかしここでワタクシ審判は思いつきましたよっ! 合コンで女の子をお持ち帰る時に凄く使えそうです! この魔法があれば100年は戦えそうですっ! 意外とバロン選手は天才かぁぁぁ!? さーて、この魔法を受けてディームズ選手も遂に……」 テムズ「ん? 今 何かした?」 (SE[烏]:カァー、カァー、カァー) 審判「利いてません! 全然利いてません!! もしかしてこの女 意外とウワバミなのかぁぁ!」 H男爵「へ? ……泥酔<ディプシイ>! 泥酔<ディプシイ>! 泥酔<ディプシイ>!」 (SE[衝撃?]:ぱぁぁん ぱぁぁん ぱぁぁん) テムズ「だから、なにやってんのよ?」 H男爵「バ、馬鹿ナ! 何故酔ッパラワナイ!? マサカ……」 テムズ「ふふふ、甘かったわね。酒場の娘を舐めるんじゃないわよー!」 (SE[がっかり]:がぁぁぁぁん) H男爵「オシイ! 酒場ノ娘ジャナクテ酒屋ノ娘ダッタラヨカッタノニィィィ!」 審判「おーっと、バロン選手、よく分からないことに拘ってます! 一体それがどうしたって言うんだー!?」 テムズ「そんな訳で行くわよー! 出でよ! マジカル☆ステッキ!」 (SE[爆音]:どーん) 審判「おぉぉっと、投げやりな呪文と共にディームズ選手の指輪が輝いて魔法のステッキ……が……ってなんじゃこりやぁぁぁ! 信じられません! ディームズ選手の二十倍ほどある巨大なリボン付きハルバードが現れました! しかもディームズ選手はそれを片腕で持ち上げている!」 H男爵「馬鹿ナ! ナントイウ魔力! ……ハテ、デモ魔力ノ流レガ変ナ様ナ」 テムズ「ひっく」 H男爵「……モシカシテ、酔ッテルデースカー? お嬢さん<フェアレディ>?」 テムズ「あによー、よってないったら……ひっく」 フォートル「い、いかん! マジカル☆パワーが暴走している! 彼女の莫大なマジカル☆パワーとリカーサクセサー的な力がぶつかり合ってマジカル☆ガールの中でどーにかこーにかなってしまったのか!」 審判「投げたーっ! 解説することを投げたーっ!」 テムズ「そーれっ」 審判「投げたー!! 二十倍のでかさのハルバードをあっさり投げたー!」 (SE[爆音]:どぉぉぉん) H男爵「ノォォォォォォォォォ!」 審判「なんとバロン選手、巨大なハルバードの下敷きにぃぃぃぃぃ! なんともあっけない幕切れ! ウィナー! ディームズ!」 (SE[観客の熱狂]:ワァァァァァァァァァァァァァァァ) テムズ「ぐーぐー」 フォートル「おい! 起きたまえ、マジカル☆ガール! 酔っぱらって寝てる場合ではないぞ! 今回のラスボスが……」 審判「その必要はありませんよ、法王殿」 フォートル「何っ!?」 審判「まさか、正一位の法王どの自らがやってくるとは私も意外でした。まさか……ウサギのリュックサックに化けていたとは」 フォートル「フッ……まさか審判とはな。盲点だったよ『落日の審判者』<ジャッジメント・アフターファイブ>」 審判「……言っておくが突っ込みませんよ」 フォートル「無論こちらもだ」 (SE[烏]:カァー、カァー、カァー) 審判「それはともかく……このマジカル☆フィールドは私の陣地。加えて今此処には五百人のマジカル★バンデットがいるのです。いくら貴方とはいえ……」 フォートル「ふ、長き逃亡生活を経て警戒心が鈍ったかな。私のマスター☆コールで近くで待機しているマジカル☆フォースが一斉にここを殲滅する予定だ」 審判「ば、ばかな。マスターコールだと! 貴様この街を廃墟にする気か!」 フォートル「ふん、闇に落ちた者達など……」 テムズ「う゛〜る゛〜さ゛〜い゛〜」 フォートル「ちょっと待てマジカル☆ガール。今クライマックスシーンでいい所なんだが」 テムズ「ウェッソ〜ン! また床を壊したわね〜! 床がぐにょぐにょじゃな〜い!」 フォートル「ちょ、まっ……まだ酔って……」 テムズ「サ〜リ〜、また皿割ったわね。パリーン、て聞こえたわよ!」 審判「えーと、私はサーリーとか言う名前じゃないのだが」 テムズ「モンドームヨォォォォォ!! 出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル ☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!出でよ!マジカル☆ステッキ!」 (SE[爆音]:どぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉんどぉぉぉん) 審判「おーっと!巨大なハルバードが次々と召還されていき、会場を壊していく……ってぎゃぁぁぁぁぁ」 フォートル「まさか酔っぱらいによって街が一つ壊滅するとはな。いや、さすがマジカル☆ガールと言うべきなのか。ふっ……所詮、悪党の最後などこんなものなのかもしれんな」 (SE[崩壊]:ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ、ドォォォォン) (SE[鳥の声]:ちゅんちゅん……) テムズ「うーん、うーん」 ウェッソン「あれ、どうしたんだテムズ」 テムズ「な〜んか二日酔いみたいなの……」 ウェッソン「……お前昨日酒なんて飲んでなかっただろ?」 テムズ「そうなのよねー。朝気持ちよく起きたはずなのに、気付いたらいつのまにか二日酔いで床に倒れてたのよねぇ。一体何があったのかしら……うー気持ち悪い」 ウェッソン「ほらほら、水やるから取りあえず部屋に戻って今日は休んどけ」 テムズ「うん、ごめんねぇ……うぇぇぇっ」 (SE[ドアの閉まる音]:バタン) ウェッソン「……なんか知らんが昨日の壊れた床の事は忘れてるみたいだな。今のうちに直しておくか……って、あれ? なんか治ってる。 …………ま、いいか。 それにしてもいい朝だ。 ん〜〜(背伸びしてる)。 今日はいい事あるかもしれないな」 (BGM[なんか、なごやかなENDINGテーマ]:開始) END |