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サリー：１分でマスターするエントランス投稿コーナー「ハッピーラッキーエントランス」のコーーーーーナーーーーーー！ テムズ：あなたがここに来るのがほとんど初めてで、何がなんだかわからない人は、まずここで私たち三人の絵をイメージしてくださいね。 ウェッソン：（じょぼぼぼぼ……）なんだなんだ、いったい何がおっぱじまるんだ？ サリー：そう呟いてきた目つきが沈んでいるというか死んだ魚が見せるそれとひどく似た眼光を撒き散らせながらそう呟いてきた（二回目）男を見て、名探偵であるところの私は指摘してのけるのですぅ！ びしっ！ テムズ：この子が「びしっ」と言ったときは、人に指を突きつけてると思ってくださいね。 サリー：初心者講座ですぅ！！！ ウェッソン：講座なあ。非公式ファンサイト「モパ虫」に載ってるみたいなやつか？ サリー：しーっしーっ！ 非公式ですよぅウェッソン！ 非公式を公式で言ったら非公式じゃなくなって公式になっちゃうじゃないですかぁ！ 政府未認可の公式なんて郵政民営化くらいよくわかんない感じですぅ！ 政府の陰謀に巻き込まれても知りませんよぅ？ テムズ：あ、ちなみに、この子が「政府の陰謀」って付けた文章はどうでもいいところですよ。 ウェッソン：まあ確かに、このサイトが始まってから七年近くも細々と蓄積してきたコーナーだ。最初の短編を見れば確かに七年前に書かれた話だったり、七年前に描かれた挿絵だったりするな。昔の物を載せる気恥ずかしさは置いとくとして、とにかく初見殺しのボリュームを優に誇るところがあるのは間違いない。ついに100編越えたしな。 サリー：敷居３メートルはありますぅ！ ウェッソン：いや２メートルにまからんか。 サリー：じゃあ10フィートで！！ ウェッソン：５センチばかし伸びてる気がするな。 サリー：そんな!? 政府の陰謀ですねぇ!? テムズ：はい皆さん出ました、これが政府の陰謀ですね。敷居うんぬんの話は無視してもだいじょうぶですよ。 サリー：そんなこんなで世界は広がりまくって、登場人物も増えまくって、過去も増えて、未来も予定されて、カップリングも考えられまくって、論争起きて、殴り合って、友情芽生えて、また落ちて、登って、真実の愛って、わたし見つけられるのかな、悲しいよ、嬉しいよ、別れた出会った、素敵だね、そして再会、記憶喪失、気分一新、桜舞い散る午後にエンディング、そして戦いは始まったばかり！！ どうしてくれるんですか！ そんなんで新規読者が来るってゆーんですかぁ!? ウェッソン：多分後半でたらめになってるけど、一見さんにはわかりにくい状態になったのは確かだと思うな。 サリー：そこで講座ですぅ！ テムズ：（話が進まないわねぇ） ウェッソン：毎度のことだ。とりあえず見守っておかんか？ テムズ：（それも毎度のことなんだけど……） サリー：一分間でマスターさせるのですぅ！ ウェッソン：……あ、ちょっと待て。冒頭にお湯を入れたカップ麺ができてる。食ってるから続けてくれ（ずるずる） サリー：ふふーん。一気食い用がちょうのコールドディッシュにしなかった己ののんびり頭脳を恨むことですよぅ。いいですかぁ？ テムズ：えーと、……あ、そうです。ここからが本番です！ 今までのはオマケですので、忘れてください！ サリー：「宿屋に私たち三人がいる」っていうお題から、 七年間たくさんの人たちが小説とかを書いて投稿しつづけた結果、 世界がふくらんで登場人物も増えて、 もちろん矛盾とかもできるけどそんなのは気にしないという投稿ルールで、 いろんな作品が集まって、その全部がこの奥のサイトに納められています。 挿絵だけは全部、同じ管理人が描いてます。 冒険もあれば恋愛もあり、悲劇も喜劇も長編も短編もごっちゃです。 ここは、整理されてない図書館みたいなものです。 基準は「ナンバーが後の方が新しくて、挿絵もそんなに古くない」ってくらい。 どれから手にとっても大丈夫。 読まずじまいのシリーズがあったって大丈夫。 続き物とかだと左上に[pre story]のリンクがあったりしますが、 過去をたどらなくても、きっと面白いと思います。 そして、最初のお話からずっと読んでいっても、大丈夫。 もしあなたが本好きなら、ここのENTRANCEってところは、 あなたがなにか読んでくれるために、 怠惰な管理人がときおりヒマを見て運営してる場所だったりするのです。 ヒマがあったときに、読んでくれると嬉しいです。 テムズ：投稿受付休止の瞬間にとてもたくさんの投稿があって、一年経った今でもその全部をさばき切れていない状態です。ほんと、皆さん、ごめんなさい。全部管理人が悪いの。一年経って掲載されたら、書いた本人も新鮮な気分で読み直せるだろうとかウェッソンが言っていたけど、死んだ魚の目で言われても説得力はないって本人自覚すべきだと思います。 そんなわけで今回の更新は 本編第55話『Dreamers at the Tower 2』 本編第56話『Wish your Birthday』 番外編第32話『Magical★termination』 超短編第18話『Boundary divides Curry』 超短編第19話『NOSTALGIA』 の五編！ みんな、どうもありがとう！ フォートル：今回のお題に則って補足すると、（ちなみに私は読者投稿から発生した、テムズ嬢をなにかと癒す黒いタキシードのマジカルウサギだと思ってくれたまえ）各短編にはナンバリングと、管理者による英副題が付与される。シリーズのつながりを推測する材料にしておくとよいかもしれん。 初心者ならば本編56、超短編18と19をおすすめする。予備知識を必要としない佳品だ。 君がここまでエントランスを追い続けた上級者ならば……覚悟して本編55や、番外編32へ進むとよい。 締め切りといういつにない制約の下、一つのシリーズに大きな区切りが付けられている。区切りがどこへリンクしていくかは、これからの流れが見せていくことだろう。 ●つづく。 |